「努力していれば必ず報われる」という言葉がありますがこれは嘘だと思います。
努力しても報われないこともあるし、自分が描いた夢が叶わないこともあります。
それはきっと努力のやり方が間違っていたのでしょう。
もちろん結果がついてこなくたって努力することによって得られるものというのはあると思いますが
世の中結果を出さなくてはいけないこともありますよね。
ただただ目の前の目標を達成するために努力していても結果が得られないこともあるのです。
努力は報われないこともある
きっと多くの人が経験があるのではないでしょうか。
努力しても報われなかったこと。
私もありました。
一生懸命努力していろんなことを我慢して頑張ったけれど第一志望の学校には受からなかったし
叶えられなかった夢もあります。
でもそれはきっと努力する方法を間違えていたからなんですよね。
我慢して自分がきついと思っていれば、これだけきつい思いをしているんだからちゃんと結果になるだろうと錯覚してしまいがちです。
ですが我慢してもきついと思っても、
それが間違った努力の仕方だったら結果はついてきません。
第一志望の学校に受かるために第一志望の学校の赤本をずっとやり続けてもその問題はもう二度と出ないのですから意味がないかもしれません。
本当は自分のレベルに合わせた勉強の仕方をしなくてはいけないのです。
自分の偏差値からかけ離れた第一志望に受かるためにはその第一志望の過去問を解き続けるのではなく、
自分がどうやったら偏差値が上がるのかということを考えていかなくてはいけません。
それが出来ずに今やれることをとにかくやるという考え方で地道な努力をしていると
その努力が無駄なものとして終わってしまうことがあるのです。
「あんなに頑張ったのになぜ」と思うこともありました。
頑張りが足りなかったんだろうと思ったこともあります。
自分よりも努力していた人は確かにいると思います。
でも本当に足りなかったのは、計算して論理的に考えていく思考だったのではないかなと思います。
努力する方法を考える
人はそれぞれ得手不得手があって自分が簡単にできることと、どう頑張っても苦手でできないものというものがありますよね。
それは個性なのですから、人によって頑張り方というのも最適な方法があるはずなんです。
他人がやっている頑張り方を真似しても自分には合わないということが多々あるでしょう。
きっとそんなことばかりだと思います。
だからこそ他人のおすすめしている努力の方法をそのまま自分に当てはめるのではなく
自分だったらどういう風にやるか、自分にとってはどうやってやったら楽にやって行くことができるのか、
ということを自分でプラスアルファして考えるべきなんだと思うんですね。
誰かがやって成功した方法は必ずしも自分にとって成功する方法であるわけではないのです。
もちろん誰かの真似をすることも大切だけれどそこから自分のケースにあてはめて考えて
応用をしていくということが必要になってくるでしょう。
何かを成し遂げたいのであれば自分にとって最適な方法はどの方法なのかということを考えていく必要があります。
そのためには自分のことを理解していくことも重要です。
自分がどんなことが好きでどんなことが嫌いなのか、
そういうことが自分でしっかりとわかっていないと何かをやった後に「これは自分に合ってない、やらなきゃよかった」とゆうこうかいが生まれてしまうんですね。
だから普段から自分は何が好きで何が嫌いなのかということをしっかり意識して生きていた方がいいと思います。
自分がやりたくないことというのが明確になっていれば人生の選択を迫られた時に悩まずに済むんです。
例えば私は満員電車に乗りたくないからサラリーマンになることができませんでした。
サラリーマンにならないという選択肢を選択するのは結構勇気がいることだったけど、
でも私は毎日同じ時間に満員電車に乗って会社に通勤するということができないと自分で理解できていたので
この選択をするのにあまり迷いがありませんでした。
自分のことを理解しておくことで人生の選択がしやすくなります。
そして自分のことを理解しておけるとどうしたら成功できるのかという方法も見つけやすくなるでしょう。
ただ闇雲に努力するだけではダメなのです。
物事を長期的目線で考える
頑張ってやってきた努力を結果につなげるために、
成功への道のりを長期的に考えていく目線を養うということが大事です。
例えばデザイナーになるのにMacが必要だけれど、今Macを買うほどのお金がないからバイトをしてお金を貯めてMacを買ってそれからデザイナーになる勉強をする、
という人に対して「借金をしてでもいいから今Macを買うべき。デザイナーになって仕事をするようになればその借金はすぐに返すことができるから。」
という考え方。
これは堀江貴文さんのお話しされてたことです。
実際、デザイナーの単価というのは技術職なので仕事を選べばきちんとお金がもらえる仕事なんですね。
少なくともバイトをするよりも良いお給料をもらえると思います。
日本人は借金をするというのがとてもいけないことだと思っている人が多いですが
借金をしたとしても長期的な目線で見たときに多くのお金が儲かるのであれば絶対そっちの方がいいと思うんですね。
借金をする事で時間を買うことができるわけです。
周りよりも少し遅れをとってスタートをすることによって最終的に大きな力をつけて周りよりも抜きん出て行くことができるのであれば
今借金をする、今遅れをとる、ということも大事だったりします。
今目の前を走っていないと不安になってしまう人が多いですが、長期的な目線で考えて自分に投資をするということも大切なことなのです。
これが努力する方法を考えるということ。
結果を出したいのであればただ目の前のことを頑張って努力するのではなく、長期的な目線で自分に合った努力の仕方をしていきましょう。
では今日はこのあたりで。