こんにちは、ブロガーのまりもです。
やっほ!!!!!!!
今までだいたい2000以上の記事を書いてきたのですが、そういえばサラリーマン生活を辞めた日については書いていなかったな、と思ったんですよね。
私は今、ブロガー&事業家(なんか胡散臭くて嫌いな響きw)として生活をしているわけですが、サラリーマンをやっていた時期もあったわけです。

まあ、結果的には辞めたんですけどね。でも、昔は本当にどこにでもいる平凡なサラリーマンをやっていたわけです。
だからね、今回はサラリーマン生活を辞めた日について書いていこうと思います。
生々しいかもしれないけど、見たい人は見てね。不快な人はここで閉じましょう。
高倍率をくぐり抜け、入社した
私は就活においては、割と他の就活生よりも良い成績を出していたように思います。学生時代から不動産関係の仕事をしていた(経緯→「父親が突然亡くなったという人に伝えたい事」)ので、
不動産関係の会社、
- 三菱地所
- 森ビル
- 東京建物
等の会社や、文具メーカー
- トンボ
- コクヨ
- ゼブラ
等を受けていたんですよね。大手企業を含む何社からか内定をもらったのですが、結局入ったところは業種が全く違う「音楽業界」でした。
倍率で言うと、300倍を超えるような会社でした。内定をもらった時には「おお!結構良い会社に決まったなあ」という、そんな感情を抱いていました。
天才じゃん!くらいな感じには思っちゃうよねええええ?だって、おバカな人間ですから、私w

そもそもは「歌手になりたい」と思っているような人間でもあったので、音楽業界に入ることができて、嬉しかったような記憶もある。
「就活優秀生」だとも思っていましたよ。年収や福利厚生も、バブル時代のようなレベル。まさに「大企業」という感じでした。
家賃補助だって、笑えるくらい出ましたしね。「もう一生、賃貸でも良いのでは?」と思ってしまうくらいの金額でした。それくらい優良企業だったんですよ〜〜〜〜!!!
ここまではただの自慢話だし、めっちゃ良い話に聞こえるよね????
ただ、そんなサラリーマン生活も長く続く事はなく、結局辞めてしまったんですよね。
「サラリーマンを辞めた」と周りに報告すると、「あんなところを辞めたの?」とか「独立すると思っていた」とか、友人や知人からは様々なご意見をいただきました。
ありがとうございます。笑
ただ、概ね「起業した方が良いと思っていた」と言ってもらえる事が多かったかなあ。
高倍率の中、内定を獲得していたので、本来ならば「辞めるべきじゃないよ」という意見が多いのかな?なんて思っていたのですが、
元々私が大学生の頃からビジネスをしていた事もあり、だいたいの人が私が自分で仕事を始めることを応援してくれていました。そんな感じでしたね。
なぜ会社を辞めたのか?
仕事がつまらなかった
なぜサラリーマンを辞めたのか?と聞かれる事が多かったのですが、1つの原因としては「仕事がつまらなかった」という点ですね。
超普通の理由だけど、まあみんなそうだよねw
仕事がつまらないと思っている人なんていくらでもいるし、それでも続ける人が多いとは思うのですが、私は元々「興味の持てない事に対する集中力」が著しく低い人間。欠落した人間なんです……。
仕事を頑張ろう!と思っても、脳が情報を拒絶してしまい、何も覚えられなかったんですよね。

脳がね、「ヤダヤダヤダ」と抵抗するわけですよ。だから、情報が脳に入っていかない。笑
当時は「何かの病気なんじゃないかな?」くらい、深刻に捉えていた。記憶障害なのかな?と思うくらい何も覚えられなかったのです……。
全てが真っ白に見えてしまうくらいに何も覚えることが出来ませんでした。
結構努力をしたつもりなのですが、「この仕事つまらないな」と一度思ってしまうと、本当に何も頭に入ってこないので、
ただただ仕事が出来ない人間だったかな?って思っています。(こっちの記事でも書いているよw→私は仕事を覚えられない社員でした。)
300倍を超える倍率をくぐり抜けてきたから、「相当優秀な人材が来るのだろう」と思われていたのかもしれません。
(めっちゃポンコツなのにww)
テストだってめちゃめちゃ難しかった。大学受験よりも難しい英文が出たりもした。同期でテスト1位入社した人は帰国子女だったしなw
誰もが高学歴だったし、精神的にも強かった。
実際、求められるレベルは高く、興味がなかった私には難しい事ばかりで、結果的にサラリーマンを辞める事になったのです。
支店長からは「君が来てくれてよかった」と言われたのにね……。完全に支店長の顔に泥を塗る感じになった。
支店長は優しい良い人だったから支店長には申し訳ないことをしたな、と今でも思っているよ。

まじでこんな感じだったw
仕事がつまらないから、会社が強制する「資格の取得」もできませんでしたよ……。あれって何の資格だったんだろう。
放送大学の授業とかも会社命令であったのだけど、それも受講しなかったなあ。人事から「まだ受講していない人がいるんです」みたいなことを言われた時には、「ああ、もうどうせ辞めるしなあ」くらいに思っていたんですよね。
仕事がつまらないと、資格の取得に時間を割くのも嫌になってしまう。
時間がもったいなかった
こんな事をサラリーマンを辞めた私が言うのは何なのですが、サラリーマンとして働いている時間が「無駄な時間」に思えてしまったんですよね。
- 「ここで働いて、私は何になりたいのだろうか?」
- 「貧乏になっても良いから起業した方が良いのではないか?」
そんな事を職場での仕事を終え、現実逃避先として使っていた「名曲喫茶ライオン」という渋谷の百軒店にあるカフェで思っていたのです。
薄暗い店内だったな。
サラリーマンを辞めたら、自分が「やりたい」と思っている事業に手を出す事が出来ますし、
だからこそ、サラリーマンとして働いている時間が、ただただ無駄な時間のように思えてきてしまったのですよ。
1週間に2日程度であれば、我慢する事が出来たのでしょうが、1週間に5日も「無駄な時間」を過ごす事は出来なかったのです。私の性格的に。
その時間があれば、自分の事業を伸ばしていく事が出来る、と確信していた事もサラリーマンを辞めた原因の1つですね。
上司が嫌いだった
私が配属された支店はかなり「癖の強い支店」として有名なところだったのですが、入社し、実際に上司と働いてみると、面倒臭い人がたくさんいたんですよ。
それがもう辛くて、耐えられなくて、「サラリーマンなんて向いてないわ。」と思い、辞めたのです。
上司が嫌いだと、新卒の場合は相当辛いです。毎日一緒にいる上に、直属の上司であればずっと関わっていく事になるわけなので、
ずっと辛い状態が続くんですよ。毎日剣山の上に座っているかのようでした……。地獄です。
上司が嫌いだったという理由でサラリーマンを辞めた人も多いかと思いますが、
中には続ける人もいるんですよね。私からすると、「なんでそんなにメンタルが強いのだろう?」と思ってしまう・・・
私はメンタルが強いわけではないので、サラリーマンを辞めたのです。正社員として働くとか、そんなこともどうでも良くなっていた。死んじゃう、と正直思ったもん。
まったくもって、続けていく自信がありませんでした。きっと今戻っても同じですね。
いまの方がメンタルも弱いから、1日もあれば、精神を病んでしまうと思う。サラリーマンを続けている人のことは本当に尊敬しています。
よく、「サラリーマンなんてくだらない」と言う人がいるけれど、続けている人は続けている人ですごいよ。私にはない何かの能力があるもんね。
私は続けることができなかったから。嫌な上司がいたら辞めてしまうし、仕事に興味がなければ病んでしまう。
だからね、すごいな、って本当に思っています。
関連記事:転職するのにおすすめの業界って何だろう?
自分の生きたい場所で生きる
サラリーマンを辞めた日には、本当にどうしようもない孤独感がありました。
「この先どうなってしまうのだろう?」とか、
「生きていけるのかな?」なんて思っていました。レールから大きく外れた事がなかった私にとっては、「会社を辞める」という事自体、大きな事だったのです。
人生初の大冒険の始まりですよ。予想もしていなかったけど、意図せず大冒険が始まってしまった。
サラリーマンを辞めたあの日には、なぜか大阪に一人で旅に出ていました。きっと「出来るだけ東京から離れたかった」のだと思います。
会社の近くには今でも行きたくないし、今でもあの日の辛い気持ちを覚えています。
あの日の事なんてもう思い出したくもないし、サラリーマンに戻る事なんてきっともうないだろうと思います。
うん。だって、サラリーマンになるくらいなら死んだ方がマシだもん。それくらいつらかった。
サラリーマンになるという何でもないようなことが私には大きな壁でした。
でも、それでもあの頃の経験が今に役立っていると思うんですよね。サラリーマンとして働いていたからこそ、サラリーマンとして辛い日々を送っている人たちの孤独とか、精神的不安がわかる。
社会人としてのプレッシャーとかね。八方塞がりな感じがして、どうにもならないあの感覚。寒気すらしてくるんだよね。
「俺はこのまま死んでいくのかな」くらいの寒気を感じた。
だからこそ、かけるべき言葉もわかるような気がしているのです。今、こうやってブログで伝える側になったからこそ言える事ですが、
「あの時、サラリーマンを経験しておいてよかった。」
もう2度と帰らない場所、帰れない場所だけど、今では懐かしい記憶の1つなのです。サラリーマンを辞めたあの日の事、
きっとこれからも忘れないんだろうな。
サラリーマンは経験してみて良かったよ。別の道が見えたからね。人間って愚かなものでさ、本当につらい状況にならないと「本当にやりたいこと」がわからないものなんです。
道を断つことによって、他の道が見える。そんなものなんじゃないかな。
私はそんな方法でしか本当の道が見つかりません。でも、そんな不器用な生き方でも良いよね。たまにはそういう日があっても良いよね。
人間だから仕方ないよね。明日も、明後日も、10年後も100年後も私はずっと頑張っていきます。
サラリーマンに戻ることはないけど、私は私なりに精一杯生きるよ。