就活をするときに親が口出しをしてくる時ってあると思うんですね。
しかしこれは就活生にとってとてもストレスになることだと思いますし、
就活に口を出してくる親というのはかなりまずいことをしているのだと思います。
成人をしてこれから働いていくということはその人の人生であり、
就活生は一人の大人として自分の人生を決めていく責任を負わなくてはいけません。
学生を卒業しこれから働いていくということは、何年もかけて自分の仕事をしていくということになりますから、
人のせいで後悔しないように、自分で道を決めていく必要があると思うのです。
では就活に口出しをしてくる親はどのような口出しをしてくるのでしょうか。
大企業信者
まず最も多いのが、子供に大企業に入って欲しいと強く思っている親だと思います。
親が就活をしていた頃というのは、大企業に就職をすることができれば将来安泰で
安定した高いお給料をずっともらい続けることができるというような時代でした。
だからこそ親の感覚的には「大企業に就職することができれば子供の将来も間違いない」と思ってしまうのでしょう。
しかし実際には時代が大きく変わっていて、大企業だから将来安泰ということは言うことができない世の中になってきています。
大企業でもリストラが横行する時代になっていますし、
倒産も珍しくはないです。
大企業で一生懸命勤めても、突然首を切られて職を失うことだってあるわけです。
そんな世の中の風潮を肌で理解している今の世代の就活生は、
あまり大企業に魅力を感じないという人も多くなってきています。
親が就活をしていた時代とは「就活の価値観」が違いますし、
そもそも仕事に何を求めるのかというのは個人で異なるものですから、もし親が「大企業に就職しなさい」というようなことを言ってくるのであれば
「親が就活をしていた頃とは時代が違うのだ」と思って話し半分に聞いておくのが良いでしょう。
遠方への就職を嫌がる
子離れすることができていない親ほど遠方への就職を嫌がるという傾向があります。
しかし自分の人生ですから、自分が行きたい場所で働き口を見つけるということが大切です。
自分の人生は親の人生ではないのですから、
自分が住みたい場所に住める働き方を探すのが一番良いでしょう。
ただ自分が納得していないのに遠方で働かなくてはいけない、ということになるのであればそれは少し話が違ってきます。
自分が納得したと場所で働くことができないのであれば、その就職先は自分に合っていないでしょう。
やりたい仕事に対して「向いてない」と言う
自分がやりたいと思っている仕事に対して親が「向いていない」ということがあると思います。
しかし自分がどの仕事に向いていて、どの仕事に向いていないか、というようなことは親でもわかるわけがないし
やってみないとわからないことがたくさんあると思います。
親に言われて自分がやりたい仕事を諦める、ということは絶対にしてはいけません。
後で必ず後悔する時がやってくると思います。
自分がやりたいと思った仕事に挑戦してみるようにしましょう。
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内定数を聞いてくる
親が内定の数を聞いてくるということも就活生あるあるなのではないかなと思いますが
これってかなりデリカシーのないことなのではないかなと思います。
内定数がその人の能力を決めるわけではないですし、
内定をたくさんもらっている人が優秀な人というわけでは必ずしもないと思うんですね。
それでもやはり周りの内定の数と自分の内定の数を比べてしまうという人が多いと思います。
一番ナーバスになりやすい部分なのにそこを親が理解してくれないというのはとてもつらいことですよね。
内定数を聞かれても特に答える必要はないのではないでしょうか。
相談したいと思ったら別ですが、就活の進捗をいちいち親に報告する必要はないと思います。
これからは自分の力で生きていかなくてはいけないのですから、就活の内容を親と相談しあう必要はないのです。
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自分の基準で会社を選ぼう
就活をする時は自分の基準で会社を選ぶということを一番大切にしてください。
親の方が長く生きているし親の方が知っていることももしかしたらあるかもしれませんが、
それでも親と子供では世代が違いますから社会も大きく変わっています。
親が就活をしていた頃とは社会の様子が全く違うのです。
そして何より仕事というのは人生の多くの時間を費やすものです。
何年何十年と自分がやって行くことなのであるわけですから、それを誰かの意見に頼るのではなく自分で決めるということがとても大切です。
誰かに言われたことをもとに決定をしてしまったら、後で後悔をした時に誰かを恨むようなことになってしまいます。
あの人のせいで、親のせいで、
と思いたくなければ、自分で決断をして自分で見て判断をするということを大切にしてください。
今の時代のニーズに合っている仕事を見つけられるのは今の時代を生きている自分です。
周りの言葉にあまり惑わされずに就活をしてみてください。
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では今日はこのあたりで。