就活の悩みを語る

圧迫面接って何の意味があるのだろうか。

就活をしていると圧迫面接に出会う事ってあると思います。

 

皆さんも圧迫面接の存在自体は知っているのではないでしょうか?実際に圧迫面接というものは存在していますし、

 

私も圧迫面接を受けたことがあるんですよね。いやあ、これね、噂だけだと思っていたんですよ。実際には存在しないけど、噂だけが広まっていった、みたいなね。笑

でも、あるんですよね。面接官が圧迫してくることってあるんです。

圧迫面接自体には何の意味もないと思っていますし、就活生からすると圧迫面接ほど嫌な印象を持つものはないと思っているのです。

 

今回はそんな圧迫面接について書いていこうと思います。

 

圧迫面接によって企業のイメージが悪くなる

 

圧迫面接をなぜするのかと言うと、就活生の精神的な強さを推し量りたいからだと思います。

 

就活生は青田買い的に採用されていくので、企業側は「この就活生は会社を辞めないだろうか?」という視点で就活生のことを見ると思います。

企業側にとって採用コストは馬鹿にならない。例えば、新卒の学生さんを採用する場合、1人あたりの採用コストはだいたい40万円〜50万円。

5人採用する場合、200万円〜250万円のコストがかかっているわけです。だからこそ、すぐに辞めてしまう人を雇いたくはないわけです。

私も採用させていただくような経験を持つようになったのでわかるのですが、

 

辞めない就活生を取るということは非常に重要なことでもあるんです。だからこそ圧迫面接をしてしまう企業側の気持ちも分かるのです。

特に大企業以外は採用するのにも苦労します。少ない予算の中で何とか良い人材を採用したい、と思っているわけです。

しかしながら、圧迫面接をすることによって就活生からの企業のイメージが悪くなってしまうというデメリットが存在していると思うんですよね。

 

就活生はただでさえ不安な気持ちを持って就活に臨んでいると思います。

 

だからこそ面接において圧迫面接をされてしまうと、企業が思っている以上に学生たちは「なんて悪い企業なんだ」と思ってしまうのです。

 

でも、企業側は圧迫面接をするべきではないと思うんですよね。

 

圧迫面接をして、就活生の精神的な強さを推し量ることも大切なことかもしれません。

 

企業って良い学生を採用したいと思うのが当たり前のことですからね。

 

ただ、圧迫面接を続けているとそれだけで企業のイメージが悪くなってしまい、企業側にとってはデメリットもたくさん存在していると思うのです。

私も実際に圧迫面接を受けてみて、めちゃくちゃ印象が悪くなったもんね。笑

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SNSや口コミで広がる噂

 

圧迫面接をされると、 そこで感じたストレスを学生がはどこかで発散すると思うんですよね。

 

今の時代は SNS が非常に発達しています。 誰もがツイッターを使って情報拡散することができたり、

 

ブログを持ってる人であればブログに書くと思うんですよね。

 

あの企業はブラック企業だ」という口コミが広がってしまうことも多いので、圧迫面接をすることはあまりお勧めしていないのです。

 

私が就活をしていた時も圧迫面接を受けた学生は、企業名やその時の状況を他の学生に話すことが多かったのです。

 

悪い噂というものはすぐに広まるもので、SNS だったらリツイートされたりいいねされたりして、

 

広まってしまうものなんですよね。学生自身は「広めてやろう」と思っていない場合でも、拡散されてしまえば、一気に企業のイメージは悪くなってしまいますから。

 

私も就活生の時には圧迫面接をしてきた企業の悪い情報を他の学生に流したこともありますし、

 

SNS に投稿したことだってありました。本当にすぐにこういう噂は広まるものなんですよ。

 

企業側は噂が広まっていることに気がつかないこともあるかもしれませんが、徐々にエントリーの数が減っていったり、

 

学生の質が悪くなっていくことだってあるんですよね。

だったら、普通の面接を行っていく方が効率的だと思いますし、その方が良い学生を採用する事が出来ると思っているのです。

 

今の時代、圧迫面接なんてされたら、入社しようと思っていた学生が離れていってしまう事だって多いと思うのです。

あそこの企業は圧迫面接をするからそれだけブラック企業って事だよね?」と推察されてしまうのです。

 

頭の良い学生ほど、こういった事に敏感なものなんですよ。

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面接官がイライラしているだけじゃない?

 

就活が始まった時には圧迫面接にも意味があるのかな、と思っていました。意味があるというのは、その、何というか、学生側のことを思ってやってくれているのかな?と思っていた時期もあったのです。

しかしながら、多くの企業の面接を受けてみると「あれ?面接官がイライラしているだけじゃない?」ということに気がついてしまったのです。

 

面接官は朝から晩までたくさんの学生と話し、面接をすることになります。学生にとっては1度だけの面接かもしれませんが、面接官からすると数ある内の1つ。

1日に何度も何度も面接があると疲れてしまうのは当然だったりもする。笑

 

説明会の回数が多いような会社だと、疲れるのでイライラしてしまうことだってあると思うんですよね。

 

だからこそ、圧迫面接をはけ口にしてしまう人事が存在していると思うのです。

 

面接官がイライラしているだけなのであれば、圧迫面接には何の意味もありませんし、学生がただただ疲れてしまうだけだと思うのです。

 

私にもこういう経験ってありましたし、立場が弱い学生だったからこそ、憤りを感じたことだってありました。

はあ?」と思ったことだって何度もある。そりゃそうでしょ。学生側だって、高ストレス環境の中でヘコヘコしながら頑張っているのだから。笑

本当に圧迫面接というものはデメリットはあってもあまりメリットはないと思うのです。

 

普通の面接をして普通に学生を取っていれば良いだけだと思いますし、圧迫面接なんて今の時代は古いと思うのですよ。

今の時代にあった、自然な面接を実施していく事によって、優秀な学生を採用する事が出来るようになっていくのです。

 

今は人材が不足している状況です。景気によっても変わっていくとは思うけど、若い世代の人口は減少傾向にありますから。

だからこそ、企業はより学生目線になって面接を考えていく必要があると思います。

 

自分が面接でされたら嫌な事は極力しない方が良いのです。

もしも家族だったら、そんな圧迫面接をします?どうかね?面接官は1度でも良いから考えてみて欲しい。

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まりも
まりもだよ(o'ー'o)ワーキングホリデービザでウィーン在住(2022年〜)の29歳。中高6年間男子校で生活。海外をふらふらしながらなんだかんだ生きています。応援は「アマゾン欲しいものリスト」からお願いします。