就活の時期になって周りの人たちが突然就活モードになるとこわいなと感じることがあると思います。
いつも他愛ない話で盛り上がっていた友達が、突然就活モードになって不思議な気持ちになる人も多いでしょう。
自分が就活をすることに対してもこわいと感じてしまうと思います。
なぜ就活に対してこわいという気持ちを抱いてしまうのでしょうか。
自分に自信が持てない
就活では人と比べられ、自分を審査されることになります。
受験勉強なんかは勉強ができれば良かったわけですが、
就活となると人間そのものが見られるところがあって、
「自分にこれといって自慢できるものがない」「アピールできるようなものがない」という人にとっては
就活の面接がとてもこわいと感じると思います。
義務教育の中では、自らが率先して挑戦しない限り
人と比べられる、人から選ばれる、というところを通らずに就活になってしまう人も大勢いますからね。
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何のために働くのかわからない
そもそも就活する段階になって何のために働くのかがわからないという人からすると
就活そのものが馬鹿馬鹿しくなってきて何のために自分は頑張らなくてはいけないのかというところに立ち返ってしまうと思います。
最近の若い世代は特に出世なんかには興味がなくて生活していけるだけのお金が稼げればいいという考え方の人もとても多いですよね。
実際私も出世には興味がないです。
誰が何のために働くのかと言うと、最低限度自分が生活するためのお金を稼がなくてはいけないというのがあると思います。
ただ自分が生活するための最低限度のお金で良いのであれば、
就活ってそこまで頑張らなくても良いものだと思うんですね。
大企業に勤めて毎月良いお給料をもらう必要性もないし、
残業ばかりで嫌な仕事をずっとやらされてお給料もらう必要もないわけです。
できれば自分が楽しいと思える仕事で、
そんなにお給料が良くなくても早めに帰ることができて自分の時間を大切にできるという仕事の方が魅力的なのではないでしょうか。
そう思うと就活で一生懸命大企業に入ろうとしなくていいので、
他人と競争する必要もなく少しは気持ちが楽になるのではないかと思います。
何のために働くのか、自分はどういう働き方をすれば幸せだと感じることができるのかということを
曖昧なままに就活をするのではなく、明確になるように少し時間を取って考えてみると良いかもしれません。
そうすると就活の目的というのがはっきり分かるようになってきます。
目的がないものに対して頑張り続けるのは難しいですが、
目的があれば、余計なことを考えずに進むことができますし
内定をもらったものの、その結果になんとなく納得がいかなくて、だらだらと就活を続けてしまう、ということもなくなるでしょう。
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周りと比較してしまう
就活で一番苦しい、こわいと感じてしまう瞬間というのは
他人と比較してしまう瞬間だと思うんですね。
どうしても友達同士でどこの内定をもらったという話になり、
自分がもらえなかった内定を友達がもらっていたり、自分の方が泣いてもらっている数が少なかったりすると
人と比べてしまって、全てを投げ出してしまいたくなることがあるでしょう。
そうやって劣等感を感じることが多くなってしまうのが就活というものだと思います。
しかし内定をたくさんもらったからその人が優れているというわけでは決してないと思うんですね。
その人にとって力を発揮することができる企業というのは少ないと思います。
自分が本当に働きたいと思える企業に内定をもらうことが一番ですし、
内定をたくさんもらっている人の方がえらいというわけではないと思うのです。
そもそも内定を自慢するような人は他人のことを考えることができない人ですから、
あまり空気の読めるタイプとは言えないでしょう。
本当に大切なのは人と比べることではなく自分自身が進みたい方向へ進むことができるかどうかということです。
自分が勝手に人と自分を比べてしまうことによって就活が怖いと感じてしまうこともあると思うのですが
他人と比べだしたらきりがないですし、そもそも人と人というのは比べてどうもというものではないのです。
自分と他人を比べているような思考が自分の中にあると感じたら今すぐそれをやめるようにしましょう。
確かに自分にないものを他人が持っているかもしれませんが、
自分にも必ず自分にしかないものというものがあります。
内定ゼロになるのが怖い
就活がこわいと感じるのは内定がゼロになるのがこわいのが原因だということもあるでしょう。
確かに周りの人たちがどんどん内定が出ている中で、自分だけ内定が出ていないというのはとても不安になることだと思うのですが
そもそも内定がゼロだとしても、働ける働き方というのはあって
企業に就職することだけが社会人になって働くということではないのです。
どこからも内定が出なかったら、むしろそれは「どこかしらの企業に就職すること」そのものが自分に向いていないということなのかもしれません。
インターネット上で完結する仕事がたくさんある今、
フリーランスとして働いてしまうという手もあります。
例えばそうやって就活をせずにブロガーになってブログ運営でお金を稼いでいる人や
クラウドソーシングなどでプログラミングなどをしてお金を稼いでいるフリーランスというのがいます。
やり方はいっぱいあるので、内定がゼロになることを恐れなくてもいいと思うんですね。
自分に合った働き方を探そうくらいの気持ちで、あまり苦しくなりすぎずに就活をするとよいでしょう。
では今日はこのあたりで。