コラム

なぜ「地方の若者」が増えないのか?

最近は少しずつ地方に移住するような若者が増えて来たと思うんですよね。東京こそが都心であり、インフラも整っているので、東京の方が良いと思う人は未だに多いのですが、

それでも少しだけ以前よりは地方に若者が増えて来ていると思うんですよね。しかしながら、そうは言っても全体的にみれば地方の若者の割合は減っており、

社会的な問題にもなっているんですよね。地方から若者がいなくなってしまうという事はその地方そのものが衰退していくという事です。

人口の50%以上が65歳以上の地域である「限界集落」も年々増えて来てるわけです。そんな状況だからこそ今後は地方に若者が必要なってくるのですが、

東京への流入が増えるだけで、地方に若者は行きたがらないのです。では、なぜ増えないのでしょうか?

 

仕事を探すのが難しい

 

私はよく地方に出張ベースで行く事が多いのですが、出張で地方都市に行く度に「仕事が少ないし、あったとしても都会で出た方が給与水準が高いからそっちに行く人が多い」という事実を聞くのです。

仕事を探すのが難しいと言いましたが、もちろん全くないわけではありません。正社員にこだわったりしなければ仕事はあるのですが、

だからといって、地方に居続ける理由にはならないわけですね。地方にいるよりも、中心地に住んでしまった方が収入も上がりますし、

仕事を探す時にも苦労する事がありません。そう考えると地方に若者が流れてくるような流れを作るという事が難しいという事がわかると思うんですよね。

だからこそ、私だったらインフルエンサーへの軽減税率を適用したりとか、そういった方法で都心程税率が高く、地方程税率が低いという状態を作りだしたりとか、

家賃の補助を実施したりする事によって変わって行く事だってあると思うんですよね。

「この都市はブロガーが多い都市」

「この都市は投資家が多い街」

といった感じで特色のある街を目指していけば良いのです。観光誘致努力をする事だって大切な事かもしれません。

しかし、最も大切なのは地方移住する若者が増えて行く事だと思うのです。特にこれから先はフリーランスの若者とかも増えて来ると思います。

そうなった時にビジネス的にも魅力的な都市にしていけば少しは変わっていくんじゃないかな?と思うのです。

仕事を探すのが難しいという状況から改善していく必要があるのです。

関連記事:田舎に移住する事のメリット・デメリット

 

閉鎖的な地域が多い

 

これは私が様々な地域を回って来て思った事なんですよね。最近は地方に若者を呼び込むために地域おこし協力隊 等の取り組みが始まっているのですが、

全てがうまく行くのか?というと、そういうわけではありません。

地方都市に長期間滞在したりとか、地方都市に行く機会が多いとだんだんわかってくると思いますが、閉鎖的な地域が非常に多いのです。

私は東日本、北日本に行く事が多いので、基本的にはそのエリアでの話になってしまいますが、やはり基本的に地方の都市というものは閉鎖的です。

よそ者を受け付けない文化というものは実際にあるんですよね。地方に若者が来てくれたとしても、若者を受け入れるだけの態勢が整っていない事が多いんですよね。

そうなってきてしまうと、地方に若者が来ないような流れになってしまうのです。地方は若者の人口が減っているため、若者が欲しいという気持ちはあるのですが、

その一方で「よそ者に厳しい」という側面があるんですよね。これは結構どこの地域でも同じではないでしょうか?

都心だとそもそも様々な人が住んでいるので、何とも思わないかもしれませんが、地方都市だとコミュニティが狭いのです。

そのため、若者が入ってきてもすぐに出ていってしまうという例が少なくないのです。

閉鎖的な地域であるのはどこも同じです。でも、そこを変えていかなければ若者が来ても長く定住してくれるような状態にはならないと思っています。

地方に移住する若者を増やすために助成金を増やす事も効果的かもしれませんが、根本的な部分で改善していかなければいけない事も多いんじゃないかな?

関連記事:地方で働くフリーランスがこれから増えていく理由。

 

遊びの選択肢が少ない

 

これも地方に若者が増えない理由の1つだと思います。地方って本当に娯楽というか、遊びの選択肢が少ないんですよね。

関東圏であれば、ディズニーランドにだって行けるし、様々なレジャー施設がありますよね。お買い物をする場所も困る事がありません。

しかし、地方だとそういった遊ぶための施設が不足しているんですよね。

 

地方に若者が来たとしても、どこでデートすれば良いのか?というと、イオンだったりするじゃないですか。

そうなってきてしまうと、地方に若者が来たとしても若者は「これなら遊びの多い都心の方が良いや」という感じになってきてしまうのです。

地方には地方の遊び方があるんですけどね。土地が安いので、自分で何か考える事が出来る人であれば、新しいビジネスとかを考える事だって出来るわけです。

ただ、実際にはそういった若者は少数派なのわけであって、資金力の面からも中々難しく、結局は「地方って面白くないな」と思ってしまうのです。

地方に若者が増えないのはなぜか?これから先は自治体や各県でも考えていくべきなのかな。

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水瀬まりも
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