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超一等地に佇む「銀座レカン」でランチをしてみた。

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銀座レカンという名前をご存知の方もいると思いますが、銀座レカンが入っているビルである「ミキモトビル」の建て替えに伴い、

2017年まで休業していたんですよね。だからこそ、昔からレカンを知っているという方でも「改装されてからはまだ行っていない」という人が多いのではないでしょうか?

まりも

昔あったホテル西洋のレストランとかも、なくなっちゃったもんなぁ

銀座レカンは銀座で創業して40年余にもなるフランス料理の名店ですが、私自身も話には聞いていましたが、実際に銀座レカンさんで食事をした事がなかったんですよね。

場所的にはこんな感じで銀座三越のすぐ近くになります。銀座駅から行くのであれば、A9出口が最も近い出口になると思います。

銀座レカンと言うと高くて行けないという方もいらっしゃるかと思いますし、ランチでもある程度高い値段になってしまうのですが、

今回は銀座レカンさんにランチでお邪魔してみました。

足を踏み入れた瞬間から別世界

これは銀座レカンに入った瞬間に感じた事ですね。今回私たちが予約したのが12時30分で、お昼時だったのですが、

他のお客さんと出会う事もなく、とりあえず「ウェイティングルーム」に通されました。ここは食事をする前に入る場所になっていて、

中はどんな感じなのか?というと、

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バールームもあります

こんな感じでバーになっているんですよね。ここは食事をした後に使う場所でもあって、「食事の後にバーで少しだけお酒を飲んでいきたい」という人に最適な場所ですよね。

まりも

お洒落だな〜〜〜〜〜

今回は写真が少し暗くなってしまったのですが、実際も割と暗めの作るになっています。銀座レカンさんはメインレストランスペースがB1で、

こちらのウェイティングルームはB2になります。

地下は地下で落ち着くので、良いですよ。銀座レカンにランチに行くのであれば、是非B2Fのバーも見て欲しいですね。

装飾品も豪華で、

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レカンレッドを基調とした部屋

椅子も豪華なものになっていますし、

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重厚な雰囲気

バーも外から見るとこんな感じですね。ちなみに私は途中でトイレに立ったのですが、トイレもこの階にあるので、

化粧室を利用する時にはレストラン階であるB2FからB1Fに降りる事になりますね。トイレも綺麗なので、是非。

関連記事:歴史と壮麗のウィーン「ホテル・ザッハー」に泊まってみたらあまりにも豪華だった話。

繊細な食事と豊かな時間

という事で本題の銀座レカンでのランチについて話していきたいのですが、今回私たちが頼んだのは8000円のコースになります。

他にも12,000円のコースと15,000円のコースがあります。(懐具合に余裕のある人は是非上記のコースもご参照あれ)

Amuse-bouche
アミューズブーシュ

Fruits de mer et gelée de crustacés
bavarois de choux-fleurs
essence de bouillabaisse/rouille
海の幸とジュレクリュスタッセ カリフラワーのヴァバロア
エッセンスブイヤベースとルイユソース

KUROSOI grillé cromesqui au beurre ďherbes
sauté à la trévise sauce vinaigrette ďhuîtres
黒ソイのグリエ ハーブバターのクロメスキ
タルティーボのソテー オイスターヴィネガーソース

Chevreuil rôti purée de céleri rave
rouleau de butternut
suc de groseille sauce poivrade
エゾジカのロティ 根セロリのピュレ
バターナッツのルーロー
カシスシュックと黒胡椒風味のソース

Chariot de dessert
ワゴンデザート

Café et petits-fours
カフェ・プティフール

引用:銀座レカン公式HP

こんな感じでした。

失礼に当たってしまうので、撮影しても良いと言われたものしか皆さんにはご紹介する事が出来ませんが、銀座レカンのランチは8,000円のランチでも十分満足する事が出来る内容でした。

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海の幸とジュレクリュスタッセ カリフラワーのヴァバロア
エッセンスブイヤベースとルイユソース

これは「海の幸とジュレクリュスタッセ カリフラワーのヴァバロア エッセンスブイヤベースとルイユソース」になります。

中には雲丹なんかも入っていて、食材1つ1つが「厳選されているな」と感じる繊細な味を出していました。

また、見た目に関しても「芸術品」ですよね。お料理が来た時に「これはちょっと食べるのがもったいないな」と思った程、綺麗なデザインになっています。

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黒ソイのグリエ ハーブバターのクロメスキ
タルティーボのソテー オイスターヴィネガーソース

次が「黒ソイのグリエ ハーブバターのクロメスキ タルティーボのソテー オイスターヴィネガーソース」ですね。

こちらのソイもジューシーで柔らかく、だからといって癖が強いというわけでもないもので、良かったです。

私は球状の「クロメスキ(フレンチのコロッケのようなもの)」を食べようとしたら、勢いよく中身が出て来てしまい、テーブルクロスを汚してしまいました。

「あの時はすみませんでした…」

まりも

恥ずかしかったなぁw

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エゾジカのロティ 根セロリのピュレ
バターナッツのルーロー
カシスシュックと黒胡椒風味のソース

続いては「エゾジカのロティ 根セロリのピュレ バターナッツのルーロー カシスシュックと黒胡椒風味のソース」ですね。

エゾジカと聞くと「臭いのではないか?」と思う人も多いのですが、今は屠殺の技術等が向上し、「臭いな」と感じる事はありませんでした。

食感的には牛肉に近いかな。

今は牛肉よりも鹿肉の方が高いような反転状態になっているようで、「鹿肉の地位も上がったんだな」と思いました。

どの料理にも共通して言える事なのですが、銀座レカンさんのランチで出てきたものはどれも繊細な味を持っているのです。

この料理も多分に漏れず、とても繊細で柔らかいお肉と美味しいソースでした。

関連記事:感動のミシュラン3つ星レストラン「ロオジエ( L’Osier)」でランチをしてみた。

接客レベルは日本一だと思います

これは思った事なんですよね。高級料理店って基本的にはサービスも一流なのですが、銀座レカンでのお食事も「お客さんに楽しんでもらおう」という気持ちが伝わってくるような接客で、

「だからこそこのお店は続くんだ。」と思ったものです。

まりも

お店を続けるのってすごく難しいよね?

最後にデザートが出てくるのですが、すみません、デザートに関しては撮り忘れてしまいました。ただ、今の時期だと

  • 酒粕のマカロン
  • ミルフィーユ
  • チョコレートケーキ
  • オレンジピール

等(他にもたくさんの種類があります)のデザートを出てきます。

そこでの接客も「さすが一流店」という感じで、身のこなし、コミュニケーション、全ての面において完成度の高いお店だと思います。

これは銀座レカンで皆さんがランチを食べに行った時の楽しみに取っておいて欲しいのですが、銀座レカンのランチではデザートを選択する事が出来るのですが、

ワゴンで持ってきてくれるんですよね。最近、そういったワゴンで持ってきてくれるようなところには行ってなかったので、

これこそ…」という感じでした。色とりどりのデザートから好きなものを選び、食後のコーヒーを飲んで落ち着く。

そんな時間を作り出してくれるのです。

ワゴンってそのレストランによって出し方が違うから面白いというか、色が出るから楽しいんですよね。笑

京橋の名店「シェイノ(Chez Inno)」でランチをしてみた!で紹介した「シェイノ」なんかだとちなみにこんな感じです。笑

リッツカールトンの「ザ・タワー(→リッツ・カールトン東京のひのきざかで天ぷらを食べてみた。)」とかだと、

こんな感じだったりね?面白いよね。これだからフレンチはやめられません。笑

という事で、今回は「銀座レカン」でランチを食べてみました。また行きたいですね。

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まりも
まりも(o'ー'o)ワーキングホリデービザでウィーンに住んでいました。