就活って基本的には大変なものだと思っています。誰もが一斉に就活を始めて、企業についてきちんと調べて、良い子を装いながら、
面接を通る必要がありますよね。だからこそ、「就活がつらすぎる」と感じる人って本当はたくさんいると思っているのです。
平気そうにしている人がほとんどだと思いますが、飲みに行ったりすると「あれ?やっぱりストレス感じてたのか」と思う事も多くありました。
それくらい大変なものではあると思うんですよね。ただ、就活がつらすぎるという人は多いかもしれませんが、
就活って考え方次第で辛さが変わっていくものだと思っているのです。どのような考え方をすれば良いのでしょうか?
今回はそんな事について書いていきたいと思います。
コミュニケーション能力を高める良い機会
これは本当に思った事なんですよね。私は元々割とコミュニケーション能力が高い方ではあると思っていたのですが、
就活でたくさんの知らないと会い、話す事によってコミュニケーション能力は高くなってくると思っているんですよね。
私も最初こそ緊張していたのですが、就活というものに慣れてくると、以前よりも精神的に強くなっているような気がしたのです。
就活がつらすぎると思っているかもしれませんが、就活が終わってみると「あの経験があったからこそ、大きくなれたような気がする」という気持ちを持つようになる事だってあると思います。
私の場合も「就活なんてくだらない」と思っていましたし、今は新卒で入った会社も辞めてしまったので、大きな事は言えないのですが、
就活を通して、自分のコミュニケーション能力は確実に上がると思うのです。精神的に弱い部分がある人であれば、なおさら成長した自分を感じる事が出来ると思うんですよね。
もちろん、私は就活という制度自体はそこまで好きなものではありません。「起業したら良いのに」と思いますからね。
ただ、もしも就職をすると決めていて、就活がつらすぎると思っているのであれば、就活が終わった時に感じるメリットもあるという事を覚えておいて欲しいのです。
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自分は「就活生」を演じる1人の役者
これは私が思っていた事なんですよね。就活って確かに素のままで臨んだ方が良いものだと思いますが、それだと辛い事も多いと思うんですよね。
就活だと思ってもいない事を言わなければいけない時だってありますし、つらすぎると感じてしまう事だってあると思うのです。
就活前には奥手だった自分が就活となると「私は!!早稲田大学から参りました田中と申します!!!」と突然キャラを変える事だってあると思います。
でも、実際の自分より背伸びをしてしまうとその分だけ精神的には辛くなる事が多いのです。でも、だからこそ考え方を変えて、
「就活とは演技だ」と思ってしまえば罪悪感にかられる事もありませんし、楽になる事だってあると思うのです。
就活ってゲーム要素が非常に強いと思うんですよ。自分というキャラクターを作って、相手から点数をもらうというゲームでもあると思うのです。
そうやって考えると就活がつらすぎると思っている人でも少しは楽しめるんじゃないかな?少なくとも私は就活の時には多少なりとも「演技をしていた」という自覚があります。
演技をして、内定をもらえる事もあれば、もらえない事もある。失敗したら「次はこうしよう」と試行錯誤して変えていく事が出来るものだと思うのです。
それで内定がもらえたらなお良いですしね。就活なんて誰もが演技をしているものですから、そうやって割り切ってしまった方が楽だと思うのです。
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就活を早く終わらせるのが成功ではない
就活がつらすぎる原因の1つとして「周りが決まっていって自分だけが最後まで残ったらどうしよう?」という心情があると思うんです。
でも、そんな事を思う必要はないと思っているんですよね。確かに就活は早く終わらせた方が精神的には楽だと思いますよ。
学生生活を多く楽しむ事が出来ますしね。
ただ、就活の目的は「自分のやりたい事が出来る会社に入る事」であって「就活を早く終わらせる事」ではないはずです。
就活を早く終わらせるために頑張っている人ってたくさんいましたし、早く終わらせられるのであればそれで良いのですが、
早く終わらせる事が必ずしも正しいとは限らないんですよね。皆さんも就職をしてみるとわかると思いますが、結構転職をする人っているものです。
つまり、そういう人は就活で良い企業に入れなかったという事なのです。だったら、ゆっくりでも良いから自分のやりたい仕事が出来る企業を探した方が良いと思うんですよね。
早く終わらさせた人の方がむしろ私の印象だと転職していますしね。
就活がつらすぎる原因の1つとして「自分だけが取り残される恐怖」はあるかもしれません。でも、そんなものを気にする時間があるなら、
1つでも多く、自分が受ける企業の詳細を調べた方が効率的だと思うのです。就活がつらすぎるなら考え方から変えていった方が良いんですよ。
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