起業というと、「若い人がやるもの」だと思っている人が多いと思いますが、本質的にはそんな事はないと思うんですよね。
別に誰でも起業する事は出来ます。高校生でも起業する事は出来ますし、90歳でも起業する事は出来るのです。
だからこそ、老後に起業する人がいてもおかしくないと思うんですよね。老後に起業する人って実はこれまでも「起業したい」と心のどこかでは思っていた人なのです。
しかし、家族がいたりとか、様々な制約があった事により、起業する事が出来なかったと思うんですよね。
だからこそ、老後には起業して自分の好きな事をやりたいと思う人はいるのです。
仕事がなくなる事がないから楽しいのです
起業して大変そうな仲間を見ると、若い頃には「大企業に就職して良かった」と思うものなのですが、定年が近くなってくると、
「起業家だと定年というものがないから楽しそう」と逆の立場になる事があると思うんですよね。老後に起業する事によって、
一生仕事をする事が出来るという事はある意味でメリットだと思います。老後と言っても、今の60代とか70代って元気な人の方が多いじゃないですか?
本当はまだ働く事が出来るのに、定年退職によって会社を去る人が多いのです。でも、本当は仕事をしたいと思っている人の方が多いと思います。
仕事をする事によって、社会と繋がりを持ち続ける事が出来るんですよね。それが定年になって、退職してみると、「あれ?社会に必要なかったのか?」と思ってしまうのです。
そういった事を感じないためにも、老後に起業する事は大切な事なのです。老後に起業する事だって可能ですし、起業して良かったと思う時って必ずやってくると思っています。
老後に起業する事を周りは反対するかもしれません。特にそれが大きな金額のかかる事業だったとしたらね。
ただ、人間は働く事によって喜びを得る事が出来ると思っていますし、好きな事、自分が会社を興してやりたい事が本当にあるのであれば、
やってみた方が良いと思うのです。一生、仕事をする人生にする事が出来るって素晴らしい事だと思いますよ。
年金だってこれからどうなるのかわからない
年金に頼っているからこそ、定年退職をする事が出来ると思いますが、これからの時代はどうなるのか?なんてわかりませんよね。
2033年にはこのままで行くと年金の積立金が枯渇してしまいます。そうなった時に、皆さんはどのような収入をあてにして生活していくのでしょうか?
よく、年金は若い世代の問題だと報道されますが、実際には若い世代だけではなく、これから年金をもらうようになる世代の問題でもあると思っています。
年金がいつからもらえるのか?もわからないのに、安心して生活する事って出来ないと思います。会社を辞めたら無職ですしね。
だからこそ、老後に起業する事によって、ある程度の収入を確保していった方が得策だと思います。老後に起業するジャンルの中には、
別に大きな労力が必要とされていないものだってありますし、エンジニア出身だったりとか、テックアカデミー 等のプログラミングスクールで勉強した人であれば、
インターネット関連の仕事を自宅でする事だって出来ます。
老後に起業するという選択肢だって気軽に選択出来る時代になっているのです。
年金だってどうなるのか?がわからないいま、老後に起業して自分に必要なお金を作っていく事が出来れば、老後を心配する必要だってなくなってくるわけです。
美味しいものが食べられて、自分の望む生活を送った方が老後は楽しいと思います。そのため、老後に起業するというのも1つの手段ですし、
これからは老後に起業する事も当たり前になってくると思うんですよね。
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社会に貢献する事により人は喜びを感じる
これもありますよね。定年を迎えてしまうと、なかなか自分が「社会の役たっている」という実感を持つ事って難しくなってくると思うんですよね。
会社に所属している時には「明確な社会貢献」を実感出来ていたと思います。
しかし、これが老後になってしまうと「私は生きていて、本当に社会に貢献しているのだろうか?」と疑問に思ってしまうようになる事が多いのです。
そんな時、老後に起業していれば自分が「これだ」と思う事業を始める事によって社会の役に立つ事が出来るのです。
サラリーマンをやっていて、まだ定年を迎えていない時にはわからない事かもしれませんが、老後に起業するという事にはこんなメリットもあるんですよね。
「老後に起業するなんて遅すぎる」と思っているのであれば、それは間違いなのです。生きている実感を得られるきっかけにもなるのが起業です。
そんな起業に「老後ではもう遅い」なんて事はないんですよ。
自分のやりたい事を実現するのが人生なのですから。1度切りの人生なのですから。
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