世界的に見れば日本はかなり安全な国と言えますが
それでも日本で生活をしていても、事件に巻き込まれてしまう事や、危険な目に遭うことがあります。
特に女性の場合は、どうしても男性よりは力も弱いですし、
事件に巻き込まれ、被害者になってしまう可能性が低くはありません。
安全な国で生活をしていても、自分の身は自分で守らなくてはいけない、という
防犯意識を、女性の場合は強く持っていた方がいいと思うんですね。
今回は日常的に気をつけることができる、持つべき防犯意識についてお話ししてみたいと思います。
通勤通学時の防犯
通勤通学の時に電車を利用している人は多いでしょう。
自宅の場所、通う先によっては、
満員電車に乗って通勤通学をしている人も多いでしょう。
満員電車に乗る、というのはかなり危険なことだと思うんですね。
電車から降りたら足を切られていた、なんていう事件もありましたが、急いでいて
みんなが少しピリピリしている中に無理やり入っていく、という行為そのものがかなり危険なことなのです。
できれば防犯のためにも通勤通学はラッシュの時間を避け、
少し早めに通勤、通学することを心がけた方が良いでしょう。
さらに、ラッシュ時は多くの人が神経を尖らせていますから、それを煽らないように行動することも大切です。
一緒になってイライラしてしまっては、事件に巻き込まれてしまう可能性を無闇に上げることになります。
また、ホームを歩く時も注意が必要です。
多くの人がホームのギリギリを歩いていますが、
あれもかなり危険だと思うんですね。
ホームに安全ドアが取り付けられている駅は、都心では多くなってきましたが、
それでもまだまだ安全ドアが取り付けられていない駅の方が多いです。
電車が駅に入ってくる時に、ホームのギリギリを歩いていて
誰かに押されでもしたら、最悪の場合、それで命を落としてしまうかもしれません。
電車のホームに並んでいたら、後ろから押された、というような事件も実際にありましたからね。
体重の軽い女性なら、男性から押されたら簡単にホームに落ちてしまいます。
そういう可能性を考えることも大切です。
よく使う駅に関しては、ホームから線路上に落ちてしまった時のことを想定して、
ホーム下に逃げる場所がありますから、その位置も確認しておくと良いでしょう。
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食事時の飲み物にも注意
女性の場合は、男性と食事に行く時にも注意が必要です。
飲料に薬を混入させて、意識をなくさせ、行為に及ぶ、というような事件もたくさん発生しています。
日本ではまだまだ認知度が低いですが、
これはアメリカでは社会的な問題になっていますし、
日本でもこの薬を使用した犯罪というのは起きているものなんですね。
どんなに信頼している相手だとしても、恋愛関係にない男性なのであれば
疑ってかかるくらいの防犯意識がないと、自分が辛い目に遭います。
またこういった犯罪に関しては、「合意のもとで行為が行われたかどうか」ということが裁判での論点になります。
しかし、「不合意のもとで行われた行為である」ということを証明するのが非常に難しいんですね。
そして薬を使われたかどうか、というのも、
飲食店を後にしてしまっていては立証するのが難しいです。
つまり、こういった犯罪に巻き込まれた場合、
被害者は泣き寝入りしなくてはいけない、というケースがとても多いのです。
どんなに親しい相手だとしても、
異性と食事に行く時は
- 「席を立ったら飲み物を変える」
- 「お店は自分で選ぶ」
ということを徹底した方が良いのです。
恋愛関係にない異性に関しては、常に疑う、という気持ちを持っておきましょう。
信頼している人間ほど、自分の隙が生まれやすくなりますから
防犯意識をきちんと持っておくことが、犯罪に巻き込まれないための秘訣なのです。
防犯グッズ
持ち運べる防犯グッズを持っておく、というのも防犯の上で大切です。
女性の場合は防犯グッズであれば携帯していても犯罪にはなりにくいんですね。
防犯グッズで防犯ブザーをすすめていることがよくありますが、
実際にはああいった防犯ブザーというのはあまり役に立ちません。
相手がブザー音で逃げてくれれば良いですが、
捕まる覚悟で襲ってきていた場合は、ブザーが逆に相手を刺激してしまうかもしれません。
それよりは自分が逃げることができる隙を作れる催涙スプレーなどの方が、防犯グッズとしては効果的だと思います。
今はこういったキーホルダータイプの催涙スプレーもあります。
もちろん後遺症が残るようなものではありません。
犯人を捕まえようとするのではなく、自分がその場から逃げ出すことが一番重要です。
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何かと物騒になってきている今、
自分の身を守ることができるのは自分自身です。
普段から防犯意識を持つことを心がけましょう。
では今日はこのあたりで。