観光に行ったらお土産を買うのも楽しみの一つですよね。
オーストリアの首都、ウィーンに観光に行ってきましたが、
ウィーンは観光地としても栄えており、色々な国の人が訪れるせいか、ケルントナー通りなどの繁華街では
「souvenir shop(お土産屋さん)」がとてもたくさんありました。

しかし、こういったお土産屋さんなどで購入するお土産というのは
なんというかものすごく観光客向けになっていて、
どうも「ウィーンらしさ」みたいなものにいまいち欠ける気がするんですよね。
チョコレートやお菓子なんかも、パッケージにモーツァルトを印刷しとけ、的な感じ。
モーツァルトは本当に街中で見かけるよ笑
それだとちょっとつまらないというか、
やっぱりせっかくウィーンに観光に行ったのなら、ウィーンらしい、現地臭の漂うお土産を買いたい、という欲望があります。
ということで、ウィーンのお土産屋さんでよく見るようなお土産ではなく、
実際にウィーンに行ってみて、「これはウィーンらしい!」と思えたお土産を紹介していきます。
「LESCHANZ」(レシャンツ)のチョコレート

シュテファン寺院から歩いてすぐのところにある
チョコレート専門店です。
もともとはハプスブルグ帝国時代に宮廷に商品を卸していたボタン屋さんだったらしく

店内の内装はそのボタン屋さんのままなので、とても歴史的な重厚感を感じる素敵な店内です。

店内の様子(2022年撮影)
ボタンが入っていたのかな、と思われるたくさんの引き出しの中に、
今はチョコレートがぎっしり詰められています。
夢のある見せ方ですよね。
パッケージも可愛いですが、チョコレート自体もとても可愛いです。

ウィーンのお料理は大体大雑把な味で、(まずいものも結構多い)
甘味もかなり甘ったるい味ですが、このLESCHANZのチョコレートに関してはちゃんと深い味わいがあってとても美味しかったです。

なんとなく重厚感のあるお店
ウィーンらしいお土産ですよね。
ちなみに冬にこのお店に行くと、店内でHeißeschokolade(ハイセショコラーデ)、といういわゆるホットチョコレートドリンクが販売されています。
期間限定ですが、とても美味しいので
冬に「LESCHANZ」を訪れたら試してみてください。
クリスマスマーケットのマグカップ

冬に訪れるとウィーンの街のいたるところでクリスマスマーケットが開催されています。
クリスマスマーケットの目玉といえば何と言っても
- グリューワイン
- プンシュ
などのホットドリンクでしょう。
度数はそれなりに高いですが、ウィーンはかなり寒いので
これで暖をとることができます。
こういったホットドリンクを頼んだ時についてくるのがクリスマスマーケットのマグカップ。
こちらは毎年形や絵柄が違うので、お土産にちょうど良いです。(ちなみにこれはシュテファン寺院の前で購入したもの)

私が訪れた時は8ユーロで購入できて、あとでマグカップを返却するとデポジット料の4ユーロが返ってくる、というものでした。
ドリンク自体は4ユーロ、ということですね。
でもカップ可愛いので
ホテルに帰ってから軽くすすいで、
持ってきていたタオルなどに包んでマグカップを持って帰りました。
毎年絵柄が違うので記念にもなります。
その年のもののデザインなのでコレクターも多いみたいです。
関連記事:聖なる夜の晩餐会「ウィーンのクリスマスマーケット」が素敵でした。
木製の置き物や飾り

こちらもクリスマスマーケットで見かけたお店の写真ですが、
クリスマスマーケットだけでなく、ウィーンのお土産屋さんや街のお店でも、木製の飾り物がたくさん売っています。
可愛いデザインのものが多く、木製なので温かみもあるので、
なんだか見ていてとても優しい気持ちになるんですね。

私も気に入ったデザインのものがあったので一つお土産で購入してみました。
大体日本円で3000円くらいだったと思います。
中にキャンドルを入れられるようになっています。
部屋でキャンドルを長時間使うのは少し怖いので、キャンドル型になっているライトを中に入れてみました。
なかなか日本では見ないようなデザインだったので気に入っています。
これも結構ウィーンらしいお土産ですね。
関連記事:ウィーンの地下鉄の乗り方が性善説に基づき過ぎていた
ライト、キャンドルホルダー
教会や寺院が街中に多いウィーンでは、お家でもお祈りをすることが多いのでしょうか。
そのためかキャンドルホルダーがたくさん売られています。

かなり個性的なデザインのものが多かったので、
キャンドルホルダーをお土産にするのも良いかもしれません。
関連記事:ウィーンの生活に根付く「レイドバック(laidback)」の意味を知れば楽に生きられる。
ザッハトルテ

ザッハトルテ発祥の地であるホテル・ザッハー。
こちらのザッハトルテには3種類のチョコレートが使われており、
保存料も一切使われていないらしいです。

ウィーンといえば、というお土産ですね。
かなり甘いケーキですが、コーヒー文化のあるウィーンですから

ブラックコーヒーと一緒にいただくととても相性がよく、美味しく食べられました。
関連記事:歴史と壮麗のウィーン「ホテル・ザッハー」に泊まってみたらあまりにも豪華だった話。
ハムやソーセージ

冬は厳しい寒さに見舞われる国ですから保存食文化があります。
お肉はやはりハムやソーセージなどの加工肉が種類が豊富で見ているだけでも楽しい、とう感じ。
味付けは日本人からすると若干濃く感じるかもしれませんが、とてもお酒に合うお味で
お土産には喜ばれるでしょう。
観光客の方でハムやソーセージをお土産に買っている方は多かったです。
ちなみにホテルでも、ソーセージが出されることが多いです。

こんな感じでね。でもね、やっぱりドイツ語圏ってのもあって、ソーセージがバカみたいに美味しいんだよな〜
関連記事:ウィーンの料理はまずい!?実際に現地で食べてみた感想
スーパーに売ってるチーズ

スーパーに行くとやっぱりチーズコーナーがとても充実しています。
お土産ー!って感じのものじゃなく、こういう現地のものって結構お土産として嬉しいと思うんですよね。
スーパーで買えるものはやっぱり値段も抑えられますし。
ちなみにウィーンだと、「Billa」というスーパーがたくさんあります。
日本よりもスーパーの数が多いので、どこの地域に宿泊しても、スーパーには出会うことができるはず。

日本だとなかなかチーズコーナーが充実しているスーパーって少ないですが、
ヨーロッパ圏であるウィーンはやっぱり充実してますよ〜
今回はウィーンのニッチなお土産についてお話ししてみました。
ウィーンへのツアーもぜひ調べてみてくださいね。
では今日はこのあたりで。