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ウィーンの地下鉄の乗り方が性善説に基づき過ぎていた

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音楽の街として有名なウィーンですが、観光をするなら地下鉄に乗るのが便利です。

しかしこの地下鉄が日本とは勝手が違いすぎて、

まさに「性善説に基づいたルール」で回っているんですね。

まんぼう

人は悪いことはせず、放っておけば良いことをするという前提ということです!

ということでウィーンでの地下鉄の乗り方について紹介してみたいと思います。

ウィーン鉄道の公式から「路線図」を見ることができるので、こちらも参考に。

編集部で撮影した路線図

ウィーンの地下鉄は青い「U」が目印

ウィーンの地下鉄の駅はとても見つけやすくなっており

街中で青い看板で「U」と書いてあるのが地下鉄の目印になっています。

ウィーンの地下鉄
目印になる「U」を探しましょう

このマークの意味さえ知っていればウィーンでは地下鉄に乗ることができますから

かなり楽ですよね。ちなみに「U-Bahn-Wien」という名前が由来になっています。「U-Bahn」とはドイツ語圏で「地下鉄」という意味。

  • ハンブルク地下鉄→U-Bahn Humburg
  • ベルリン地下鉄→U-Bahn Berlin

ちなみにウィーンの地下鉄は駅間隔が狭いので、一駅くらいなら歩くのは簡単です。

Stephansplatz駅のホームの様子

場所にもよりますが、繁華街だと10〜15分くらい歩けば次の駅に行けるイメージですね。

地下鉄は5本ラインがあり、それぞれが色分けされています。

  • 1番線(U1):赤色
  • 2番線(U2):紫色
  • 3番線(U3):オレンジ色
  • 4番線(U4):緑色
  • 6番線(U6):茶色

です。

5番線はありません。

乗り換えもさほど難しくなく、電車はほぼ時間通りに来ます。数年前までは時間通りに来ないこともあったのですが、グローバル化の波により、改善されたらしい。

関連記事:ウィーンに移住したい。

チケット購入方法

チケット購入方法がなかなか難しく、

何も調べないままにウィーンで地下鉄に乗ろうとすると苦労します。

乗車券の種類

ウィーンの地下鉄にはチケットの種類がいくつかあります。

  • 1回乗車券
  • 子供・犬用1回乗車券
  • ショッピング乗車券
  • 24時間券
  • 48時間券
  • 72時間券
  • 1週間乗車券
  • 1カ月乗車券

といったところ。

日本と違って乗り換えをする場合でも、

近くの駅でも遠くの駅でも、料金は一律料金です。

これが結構日本人にとっては不思議ですよね。

1回乗車券で一方向ならどこまでもいくことができますが、

帰りはまた1回乗車券を買わなくてはいけません。

ただ、どこからどの方向に乗った、ということは乗車券に乗らない情報なのでかなり性善説に基づいている切符です。

観光している間に24時間乗車券を試しに買ってみたのですが、

ウィーンの中は結構歩いて回れるところが多く、行きは歩きで帰りは電車で、みたいなことも多かったので

24時間乗車券を買ってもあまりお得感がありませんでした。

普通に観光するなら1回乗車券を毎回買うような形で良いと思います。

1回乗車券は2.2ユーロですからだいたい300円くらいでどこまでも乗っていける感じですね。

日本より少し物価が高く感じるウィーンですが、交通機関は遠出をするなら日本よりも安い感じです。

しかもこの一回乗車券で地下鉄だけでなく、バスやトラムも乗ることができます。もうよくわからない。

券売機での買い方

ということで今回は1回乗車券の買い方について紹介してみたいと思います。

地下鉄の駅に入っていくと券売機があります。

ウィーンの地下鉄切符

券売機のメニューの下に言語を選ぶボタンがあるので

まずは英語にしておきましょう。

ウィーン一回乗車券

一回乗車券のボタンは一番左上のボタンです。

ウィーン一回乗車券購入

この時に

  • Validate now(今すぐ乗る)
  • Validate later(後で乗る)

という選択肢が出てくるので、

今すぐ乗る、というのを選択すると、切符がすぐに有効かされます。

もし後で乗る、というのを選択した場合は、

乗るタイミングで切符に開始時刻を打刻しなくてはいけません。

ウィーンの乗車券打刻

こういった打刻機が置いてあるので、乗る時に打刻します。

これを打刻していないと、たまに巡回している駅員さんに見つかった時に「100ユーロの罰金」をとられるそうです。

100ユーロなんで今の相場だと日本円で1万5000円くらい。

これは辛いですね。

しかしその駅員さんというのに私は4日間で一度も会いませんでした。

これもウィーンの交通機関が性善説で成り立っていると思う理由です。

打刻しなければその切符ずっと使えてしまいますしね。

関連記事:ウィーンの料理はまずい!?実際に現地で食べてみた感想

改札機なし

ウィーンの地下鉄に日本でいう改札機はありません。

打刻がしてあれば問題ないので

自動改札期のようなものはないのです。

ゲートもなければSuicaをタッチするところもない。これも不思議ですよね。

スイスイとホームへ降りていくことができます。

ウィーンの地下鉄のホーム

ちなみにウィーンの電車内ではパフォーマンスが急に始まったり

駅の構内でUstarというパフォーマンスをできる場所が設置されていたりします。

ウィーンのUstar

結構多くの人が足を止めてパフォーマンスを見ていて、

チップを入れる人もたくさんいます。

パフォーマンスをする光景は日本でも見られますが

チップがたくさん入っていくのはウィーンならではの光景かな、と思いました。

ストリートパフォーマンスのレベルも高いです。

関連記事:英語が話せないけど海外旅行に行きたいならシンガポールがおすすめ

ということで今回はウィーンの地下鉄事情についてお話してみました。

ウィーンに行ってみたい、という人はぜひウィーンへのツアーも検索してみてください。

では今日はこのあたりで。

ABOUT ME
佐藤まんぼう
職業:稼ぐニート(♀)。ごく小さなストレスでも与えてはいけない。ストレスに弱すぎて会社もバイトも辞めて稼げるニートになりました。