株というと、デイトレードに興味を持ったりとかスイングトレードに興味を持つ人が多いんですよね。
実際にはテレビで取り上げられる株式での成功者はデイトレーダーが多いと思うんですよね。しかしながら、私は長期での投資をおすすめしているんですよね。
長期での投資をする事をおすすめすると言っても、「デイトレーダーで成功している人だっているんだから嘘だろ?」と思う人だっていると思うのです。
私は別にデイトレーダーの中には成功している人もいると思いますし、そういった人たちを否定するつもりはありませんが、
私は多くの人には長期での投資が合っていると思っているんですよね。長期で投資をする事が大切だと思うのです。
本当に相場を知っている人は存在しない
これは思う事なんですよね。デイトレーダーとして成功しようと思うのであれば、次に株がどのように動くのか?という事を考えた上で投資をしていくと思うのですが、
私はそんな事は出来ないと思っているんですよね。少なくとも私には出来ません。テクニカル投資をする人たちはチャートを見て判断するわけですよね。
ボリンジャーバンドとかゴールデンクロスとかそういったテクニカル指標はいくらでも探す事が出来ます。
しかし、本当にその通りに動くのか?というと、そんな事はないと思うんですよね。確率論的に考えるのであれば、
ある程度の確率性はあるでしょう。ただ、それは予想の域を超える事はないと思っているんですよね。私にもそういったテクニカル指標で投資をしていた事ってあったんですよね。
長期投資がおすすめと書いているのですが、私もかつては多くの投資初心者が考えるように「デイトレーダーになれる」と思い、
短期間で投資をしていたんですよね。しかし、それでは成功する事がなかったのです。私に才能がなかったといえばそれまでなのですが、
今は機関投資家が超高速で短期売買を行なっている時代です。そんな時代に個人投資家がプロや機械の投資家に勝てる事があるのだろうか?と思うんですよね。
実際に相場を予測する事が出来れば、瞬く間に大金持ちになる事が出来ると思います。でも、株式とはそんなに簡単なものではないのです。
長期で投資をする事をおすすめしているのです。
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長期投資には配当概念がある
これは言える事だと思うんですよね。もちろん、スイングトレーダーとかであれば、配当をもらう事だってあると思うんですよね。
しかし、その場合配当をした分だけ基本的には株価は下落するものなんですよね。そのため、結局短期間での売買で稼ごうと思っている人って配当概念がない状態で投資をする必要があると思うのです。
長期での投資をなぜおすすめするのか?というと、やはり配当が大きいと思うんですよね。10年間同じ株で運用し、配当も変わらなかったとすれば、
5%で運用した場合10年で50%の株価下落までは耐える事が出来るんですよね。もちろん。配当にも税金がかかるので、
実質的には40%程度の下落まで耐える事が出来るという事なのですが、これは投資においては大きな事だと思っているのです。
長期での投資でをおすすめすると、デイトレードをやっている人たちからは「元手が大きくないからデイトレをやらないと大きく儲けられない」と思うはずです。
しかし、そもそも1年間で2倍になったり、3倍になるという事は現実的にはありえない事なのですが、そこを考えれば、
長期で投資をする事をおすすめしたいと思っていますし、その方が安全な投資が出来ると思うのです。もちろん、これはきちんと会社の将来性を判断するという事が大前提ですけどね。
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実際の株価を見てみよう
という事で、今回は長期で投資をおすすめする理由について書いてきたのですが、実際の株価はどうなのか?
どの程度投資したらどの程度のリターンがあるのか?という事が気になっている人だっていると思うんですよね。
例えば、サイバーエージェントの場合はどうでしょうか?

2007年9月21日の時点では391円だったんですよね。それが2017年11月13日では3895円になっているので、
10年間で10倍になっているのです。もしも皆さんが1000万円投資をしていれば10年後には1億円になっていた計算になりますよね。
また、かつて村上ファンドが関わった阪急・阪神ホールディングスですが、

ここも2012年に投資をしていれば、2017年には3倍程度になっているんですよね。長期で割安株を保有する事、成長株を保有する事により、
自分の資産は増えていくのです。デイトレード等の短期筋の中にはある程度のパフォーマンスを出している人もいるかと思いますが、
多くの人は長期で投資をしていった方が良いと思っているのです。
今はウェルスナビ 等を使う事によってAIによる自動運用だって出来ますし、こういったものも基本的には長期での運用を基礎としています。
ウェルスナビの中には、iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETFであるAGG(債券ETF)やバンガード社のVTI(米国全体への投資)も含まれているので、そういう面でもおすすめかな。

リーマンショックの時には下がっているけれど、基本的には資産が増えていく。
方法や手段は何でも良いと思いますし、それぞれにあった方法があると思いますが、資産を増やしたいと思うのであれば、
長期での投資をおすすめするのです。
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