これって結構考えている人が多いと思うんですよね。会社というものはある程度健全に見えても、実際に不祥事が起こってしまう事があるんですよね。
上場企業であれば、不祥事があると株は暴落する事があるんですよね。そのタイミングを見て、株を買う人もたくさんいると思うんですよね。
私にもこういった投資手法を使う事ってありまして、実際にそこで利益が出る時もあるんですよね。
しかしながら、実際には不祥事あったら株は買うべきなのでしょうか?今回はそんな事について書いていきたいと思います。
株価がきちんと下がったのか?は大切
これは思う事なんですよね。不祥事があると株価は下がる事が多いのですが、その下がり幅についてきちんと把握している人って実は少ないと思うんですよね。
不祥事があったとしても、多くの人が株を売らない限りはある程度の株価が保たれてしまうわけなんですよね。
そんな時に株を買っても、実際に儲ける事が出来る人ってあまりいないと思っていて、損をしてしまう人の方が多いのではないか?と思うんですよね。
不祥事があると株は下がるものなのですが、それでも不祥事があった時に売る人だけではないわけなんですよね。
不祥事があっても、「まだ様子を見ようか」となる人だっているわけで、そうなってくると株が数段階に落ちていく事だってあるわけです。

東京電力とかだってそうですよね。846円まで下がったところから200円くらいまで行きましたよね。
不祥事があったから株を買うという方法は効率的ではあると思うのですが、博打的要素もあるんですよね。
株がどの程度下がったのか?今後は下がらないのか?という事を考えて投資をするのであれば、不祥事の後に株を買うという事も別にありだと思うんですよね。
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信用が失墜していないのか?
これも不祥事の時に株を買うべきなのか?という事を考える時には大切な事だと思うんですよね。不祥事があっても、
その企業を誰もが信頼しているのであれば、その後も問題はないと思うんですよね。例えば、アメックスとかだって過去には不祥事を起こしたわけですよね。
アメックスの子会社が詐欺にあい、その損失を補填するために15億円もの資金を出してしまったんですよね。
サラダオイル事件と呼ばれているこの事件ですが、この後アメックスの株価は半分程度まで下がってしまったんですよね。
しかしどうでしょうか?アメックスは倒産しましたか?していませんよね。それどころか当時35ドル程度だった株価が今は、90ドルを超えているのです。
つまり、この時に大切なのは、「信用が失墜していないのか?」という事だと思うんですよね。失墜している場合であれば、
不祥事の時の株価よりもさらに下がり、場合によっては倒産してしまう事だってあると思うんですよね。そういう株には投資するべきではない事は皆さんもわかるでしょう。
しかし、現実には盲目的に不祥事株を買ってしまう人というものはいるんですよね。信用が失墜してしまった企業の株は株価を維持する事はできません。
だからこそ、株価が下がっていても買うべきではないと思うんですよね。株なんて平気で価値が半分になったり、倍になったりするものです。
自分のお金は貴重な投資資源です。きちんと考えた上で投資をした方が良いんですよね。不祥事で株を買う事は否定しませんが、
考える事は絶対に必要な事だと思っているのです。
今やっている事業が本当に伸びるのか?
これは普通の株でも言える事だと思うのですが、不祥事があった時に株を買うのであれば、より慎重に判断した方が良い部分だと思うんですよね。
不祥事があると、一定の割合で売り上げが下がる事が多いんですよね。そうなった時に大切なのは、「その事業がこれから先に伸びるのか?」という事なんですよね。
元々契約者が現象しているようなサービスであれば、不祥事があった時に株を買う事は危険な事だと思いますし、中には倒産してしまうような会社だってあるのです。
成長性のない分野しか持っていない会社はいずれ売り上げが立たなくなり、上場廃止になったりとか倒産してしまうわけです。
だったら、そういった株には投資をするべきではないんですよね。
不祥事があった時に株を買う事自体は悪い事ではありませんし、安く評価されている株を購入していく事は大切な事だと思います。
しかしながら、そういった時には必ずその株についてきちんと知っているのか?という事を考える事が大切だと思うんですよね。
今は証券会社のツールを使えば、スクリーニング機能を使って株についての詳細の情報を知る事が出来るので、
きちんと調べた上で株式投資を実行していくべきだと思っているのです。