親が厳しい家庭で育った人は、その影響が大人になってからでやすくなるもの。
親が厳しすぎる家庭で育った人には
共通する性格的特徴があるんですよね。
私の実体験を含めて書いていきたいと思います。
自信がもてない
親が厳しい家庭で育った人は自分に自信が持てない人が多いんですね。
私の知人の場合は「将来芸能人になりたい」という夢を持っていたのに
それを小さい頃から厳しい親に否定され続けたために「自分なんかが芸能人になれるわけがない」という気持ちに
いつの間にか変わってしまっていたんです。
子供というのはまだ固定概念がないので、できないようないろんな想像も「自分にはできるかもしれない」と思うものです。
今考えると恥ずかしい!って思っちゃうような夢を誰しも持っていた時期があったでしょう。
厳しい親のもとに育つと、そういった小さい頃の夢をどんどん潰されていってしまうんですね。
親は心配をして否定をすることもあると思います。
「芸能人は大変だから」という理由で芸能人になる夢を否定する親もいるでしょうし、
例えば子供が「海外で活躍することができるような人になりたい」と言っても
「日本より海外の方が治安が悪いから」という理由で否定する親もいるでしょう。
しかし子供にとってはそれが「自分の能力を否定されているように感じる」ものなのです。
するとそれがそのまま自分の自信を喪失する原因になってしまうんですね。
それによって、どんどん自信がない子になってしまうんです。親が厳しい事が子供に悪影響を与える場合だってあるのです。
関連記事:自分に自信が持てないときに試してみよう
自己承認欲求が強くなる
親が厳しい家庭で育つと自分に自信がなくなるため
そこから自己承認欲求が強くなる傾向があります。
厳しい親の元に育ったせいでなかなか自分を認めてもらうことができず、
誰かに認めて欲しい、褒めて欲しい、という気持ちが強くなってしまうんですね。
これが行き過ぎると、人から「めんどくさい人」「うざい人」と認識されてしまうこともあります。
人間関係の構築に支障が出てきてしまうわけ。
また、自己承認欲求が強いと、自分が他人に認められないと満足できないようになってしまうんですね。
人に認められるかどうか、という基準で自分の成功を測ってしまうと
何をやるにも他人の評価が気になるようになってしまい、結果的に自分で「成功できた」と感じる頻度が少なくなってしまいます。
そのせいで他人と自分を比較しやすくもなってしまうでしょう。でも比較しても幸せになる事は出来ないんですよね。
他人から褒められなくても本当は良い。自分が「良い人生だ」と思っていればそれで良い。なのに、親が厳しい家庭で育ってしまうと承認欲求だけで先行する。
結果的に、自信もなくなるのです。
よくいますよね、「自分なんてダメだ」「自分なんていない方がいい」みたいなことを言ってくる人。
そういう人って「そんなことないよ」って言って欲しいって感じがしてめんどくさく感じてしまいませんか?
これ結局家庭環境が影響してしまっているんですよ。
関連記事:他人と比較しない生き方。
自己犠牲精神が強くなる
厳しい親に育てられた人は
人に認められたいという気持ちから、自己犠牲精神が強くなる人もいます。
とにかく他人の評価を得るために自分のことを犠牲にする頻度が高くなってしまうんですね。
人よりも自己犠牲精神が強いことで、他の人よりも高い評価を得ようとしてしまうのです。
こういった人は人に騙されやすくなってしまったり、
自分よりも他人のことを大切にしすぎてしまう傾向があります。
自己犠牲精神が強くなると
「自分がこれだけ犠牲にしたのに、どうして同じだけ相手は返してくれないんだろう」
という不満を人に抱きやすくなるんですね。
この考え方にとらわれすぎてしまうと人との関わりの中で相手に見返りばかりを求めてしまいがちになるので
なかなか幸福を感じにくい人生になってしまします。
見返りを求めずに人に接していく精神へ考え方を変える必要性がありますね。
自己犠牲ありきの友情とか、恋愛なんて何の意味もない。そんな事、自分でもわかっているのにやめられない、そんな人がたくさんいるのです。
親が厳しい家庭で育つと大変なのよ。
こういう人は恋愛をすると、メンヘラちっくな恋愛傾向になってしまうでしょう。
お金を貢いでしまったり、被害妄想ばかりの恋愛をしてしまう人が多いです。
関連記事:彼氏に愛されてるのか?と確認する恋愛は虚しい世界に行く
自立できなくなる
厳しい親に育てられた人は自分がやる事なす事全てに親が大きく干渉してきているので
逆に自立することが難しくなってしまう傾向があります。
人に何か助言をされたり、叱られるくらいしないと、自分では何も決められなくなってしまうんですね。
こういう人は自分の意見をしっかりと持って、それを発言したり、
行動で示したり、ということもできないようになってしまいます。
いつも親に何かを言われながら育っている分
その役割を誰かが担ってくれないと、自分の意思決定に自信を持てなくなってしまうのです。
人に甘えられなくなる
厳しい親に育てられると、自分の中で「こうでなくてはいけない」というような固定観念ができやすくなります。
自分の中で自分にルールを課してしまうことがたくさんあるんですね。
逆にその自分で作ったルールに縛られすぎてしまって、
新しい挑戦をするのに臆病になってしまったり
「自分はできない」とさらに自信をなくすきっかけを作ってしまうこともあります。
そして、そんなルールのせいで
「人に甘えるのは悪い事」というような強迫観念まで育ってしまうことがあるのです。
なかなか親に甘えられない環境で育ってきているせいで
人に甘えることができなくなってしまうんですね。
しかし人に甘えることができない、ということは自分の弱みをさらすことができないということです。
そうなってくるとなかなか他人と深い人間関係を作っていくのが難しくなります。
今回は厳しい親に育てられた人がどんな人になる傾向が強いのか、というお話をしてみました。
厳しい親に育てられた自覚がある人は、
その辛い記憶から脱却する為に、当てはまる項目から意識を解放するように心がけてみてください。
では今日はこのあたりで。
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