バイトを新しく始めようという時に
バイトの志望動機や自己PRで何を話そうか、悩む人も多いと思います。
バイトをする人は自分で自由に使えるお金が欲しいから、という理由でバイトをすると思いますが、
中には夢があるからそのためにバイトをしたいと思っている、という人もいると思います。
- アイドルになりたい
- 声優になりたい
- アニメーターになりたい
- イラストレーターになりたい
といった話をよく聞くのですが、なぜかそういった夢を追いかけている人は
バイト先にはその夢を隠そうとして、バイトの面接を受ける時も自己PRなどでそういった話をしないそうです。
でも実はバイトの面接ではそういった「将来なりたいもの」や「今頑張っていること」を話した方が受かりやすいんですね。
私も面接を担当していた経験があるのでわかるのですが
「何かに対して情熱を持って頑張っている人」というのはバイトも頑張ってくれる人である場合が多いんです。
だからこそ一生懸命頑張っている夢のことはバイトの面接では話すべきなんですが
まだ実績が出せていないのが恥ずかしいからなのか、それを話さない人が多いんです。
優等生は記憶に残らない
バイトの面接で志望動機や自己PRを話す時に、優等生になろうとする人は
どうしても記憶に残りにくくなります。
よくバイトの志望動機で、そのバイトについてちゃんと調べてきて、
こういう仕事に憧れていました、というようなことを話す人がいるのですが、
それは誰でもできることなんですよね。
当たり障りない回答になってしまうわけです。
倍率の高いバイトならまず受かりません。
個性を出していくためには自分だけのオリジナルストーリーが必要です。
自分の本当にやりたいことや思っていることを相手に伝えないまま
優等生を装ってバイトの面接を受けると、落ちてしまう可能性が高いんです。
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夢を語った方が受かりやすい
実はバイトの志望動機や自己PRでは夢を語った方が受かりやすいんですね。
まだ「◯◯になりたい」という段階では成果があまり出ていないでしょうから
それを他人に話すのは恥ずかしい、と思っている人が多いようです。
でも、それを話すことによって、バイトの面接をしている側からするとその人が
「何かに対して一生懸命になることができる人なんだ」と思うことができます。
何かを一生懸命頑張っている人は応援したくなるものですし
一つのことに対して頑張ることができる人は、仕事に対しても誠実な人が多いんですね。
それは一つのことに対して頑張る過程でいろいろなことを我慢したり、努力することを知っているからです。
なので、恥ずかしがらずに自分の夢を語ってみた方が良いでしょう。
そこから話が広がって、面接の緊張感も和らぐかもしれません。
自分の素が出せた方が楽です。
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バイトを続ける上で有利になる
バイトをしながら追いかけている夢が本格的に忙しくなってきた時も
バイトの面接で志望動機や自己PRを話す時に夢を語っていた方が有利になります。
例えば私が以前バイトをしていたところで一緒に働いていた人の中には現在
- 俳優
- 女優
- お笑い芸人
- 声優
- モデル
として活躍している人がいますが、みんなそれをバイト先に話していました。
それは自分がいる小さな社会の中で、先にファンを作っておくこととも言えると思います。
自分の人となりを知っていてくれている人は、自分の夢を応援してくれるファンにもなってくれるでしょう。
そうすれば、バイトで急にシフトを代わってもらわなくてはいけない時や
急に休まざるを得ない状況になった時に代わってくれる人も見つかりやすくなると思うんですね。
特に上記に挙げたような仕事を夢としている人は、急にスケジュールが変更になることも多いと思います。
そういった時に、周りの人が協力してくれやすい環境をあらかじめ作っておく、ということが夢を追う中でも大切になってくるのではないでしょうか。
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自分の得意を活かせるバイトに
ということで、バイトの志望動機や自己PRではなるべく自分の夢について語った方が良いです。
さらに言えば、何か夢を追いかけている人が新しくバイトを始めるなら
自分の得意を活かせるようなバイトを選ぶことをおすすめします。
例えば自分の夢がイラストレーターやデザイナーならそういったことを学べるバイトにするだとか、
そこに近いところのバイトを選んだ方が、バイトをしながら夢にも近づいていくことができますから効率的ですよね。
もしくは自分が追いかけている夢を絶対に邪魔しないようなバイトにしましょう。
時給で働く肉体労働のようなバイトの場合は、
スケジュールの都合がつかなかったり、睡眠時間を削られたりして、
自分が本当に追いかけている夢の邪魔をしてくることもあります。
それは本末転倒なのですが、多く人が陥りがちな罠なのです。
できれば在宅バイトなどで自分の生活リズムの隙間時間で働くことができるようなバイトが好ましいですね。
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では今日はこのあたりで。