説明をするのが上手な人、下手な人がいますが、
説明をするのが下手な人はどんな特徴があるのでしょうか。
説明が下手な理由がわかれば、説明の仕方をもっと改善することも可能だと思うんですね。
説明が下手だと、生活をしていていろんなところで無駄な時間が生まれてしまったり
意思疎通がうまくいかないことによってストレスを感じることが多くなってしまうと思うんです。
質問されたことに答えられない
まず、説明をするのが下手な人は質問された事に対して別の話をしてしまい、
見当違いのことを答えてしまう、という特徴があります。
人に何かを説明する時は、相手が質問をある程度用意してくれていることがありますよね。
そういった質問にきちんと答えていくことができれば
説明は上手にできるはずなのです。
質問された事に関してまずはyesかnoの二択で答えることができないかどうか考えてみましょう。
さらに相手がどういう回答を期待しているのか、どういう意図をもってその質問を投げているのか、ということを理解することができれば
どのようにその質問に答えるべきなのかがわかるようになってきます。
会話はキャッチボールであり、何を質問されているのか、ということを意識して進めることができれば
説明が下手な人にはなりません。
例えば、料理のレシピを説明するとします。
仮にタルタルソースを作るとしますね。
「タルタルソースを作るのに何が必要なのですか?」
という質問に対して、
説明が下手な人は「まずはゆで卵が必要で、卵を茹でるところから始めます」
というような回答をしてしまうんですね。
しかしこれは一見正しいように見えますが、質問に対して上手に答えることができていません。
質問している人は「タルタルソースを完成させるのにどんな具材が必要なのか」ということを聞いているのですから
「これからその料理を作るために何を買ってくればいいのか」
ということをしりたいのかもしれません。
それに対して「卵を茹でる」ということを説明してしまうと
質問者が質問したことに対して得られた答えは「卵」一つだけになってしまいます。
本当はタルタルソースを作るのに必要な
- 卵
- マヨネーズ
- ピクルス
- 玉ねぎ
- 酢
- 塩胡椒
が必要だ、と話してあげるべきなのです。
このように、まずは相手が欲しい情報を考えて、質問に答えるようにすることで
説明が下手、というのは改善していくことができます。
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感情で話している
説明が下手な人は説明をする時に感情論を挟みがちです。
しかし感情というのはその人個人の見解であって、情報としては何の役にも立たないものなんですね。
例えば、家で水漏れがあって、それを修理してもらうのに業者に来てもらったとします。
その時に「どこが水漏れしているんですか?」という質問に対して
「写真をお送りしているんですけど見てないですか?
かなり前からご連絡しているしずっとやりとりをしているのになかなか折り返しもなくて困っていました」というように不満をぶちまけてしまう人もいるんです。
しかしそれでは説明ができていませんし
現場で修理をする人とやりとりをしている人は違う人物の可能性もありますから
それを言ったところで何の解決にもならないし、それはただのあてつけの時間になってしまうんですね。
「水漏れを修理する」というフェーズにおいて、何も前進することができていません。
「どこが水漏れを起こしているのですか?」という質問に対して答えるべきなのは「場所」です。
説明が下手だ、という自覚がある人は、
説明をする時にまず、感情論を排除するところから始めてみてください。
自分が感じている気持ちというのは説明においては役に立たないことが多いです。
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時系列で話せない
説明が下手な人はそもそも何かを説明する時に時系列で話すことができていない人が多いです。
人は無意識に話は全て時系列で並んでいるように思ってしまっています。
だからこそ、順を追って説明することができない人は
相手に混乱する要因を与えてしまうんですね。
事前準備なく自分が説明したいことを時系列で話すことができるといいのですが、
それに慣れていない人は自分が説明したいことを箇条書きで書き出してみましょう。
そしてそれに順番をつけ、時系列に並べてみてください。
その順番で説明することができれば
相手に混乱を与えずに説明をすることができます。
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話すことを決めておくと良い
説明が下手だと感じる人はまず、説明をする前に準備しておく方が良いでしょう。
慣れてからは必要ないかと思いますが、
実は説明をするということはものすごく頭を使うことで、相手にわかりやすく説明するには自分の中で物事が整理されている必要があります。
なので、説明をする前にその物事がどのようにして起こったのか
何を説明したいのか、ということを一度紙に書く、などして整理しておくと
より説明がうまくいくでしょう。
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では今日はこのあたりで。