子供が出来ると、「自分の子供は将来、きちんと生きていく事が出来るのだろうか?」と思ってしまうものだと思うんですよね。
子供の事を親は信じる事が出来ないものですよね。親にとっては子供っていつまで経っても子供です。
もはや赤ちゃんくらいに思っているんじゃないかな。
だからこそ、頼りないし、子供だと思っているんですよね。しかしながら、子供の将来を心配してもしょうがないと思っているし、信じる事が大切だと思うのです。
子供は一生懸命考えているもの
これは思う事なんですよね。自分の子供を見ていると、「うちの子供は将来の事をきちんと考えているのだろうか?」と思ってしまう事があると思うんですよね。
もちろん、そう思ってしまう事は仕方がない事でもあると思いますし、自分の子供の将来が暗いものにならないか?という事は心配だと思うんですよね。
まあ、子供の幸せな生活を願っての感情だし、仕方がない。
しかしながら、子供は子供で将来をきちんと考えているものなんですよね。子供って親からすると、何も考えていないように見えるだろうし、
子供はいつまでも子供ですから、心配だと思うのですが、意外と子供だってきちんと考えているものなんですよね。
どうやったら生活をする事が出来るのか?どうやったら生きて行く事が出来るのか?そして、自分は何者になるのだろうか?という事を考えているものなんですよ。
親が見ていないところで悩み苦しみ、答えを出そうとしているものなのです。親には見えないけどね。私なんて男だから、余計に見せない方だと思う。
子供の将来はどの親でも心配だと思います。だからこそ、子供について欲しい職業の1位には公務員が出て来るんですよね。
親に人気の職業が公務員。別に悪いことではないけれど、何だか悲しくもある。
子供の将来がある程度約束される公務員というものに親が魅力を感じるのはそれだけ子供の将来を心配しているからなのです。
しかし、そんな時こそ、子供がきちんと将来について考えている事を知り、そっとしておく事が大切だと思うんですよね。
無理に意見をしたりとか、強制をしても子供の将来って変わらないものなのです。
親はレールを敷くのではなく、選択肢を用意してあげるべき
よく「天才スポーツ選手を育てた親特集」みたいなのってあるじゃないですか?福原愛さんとか、石川遼さんとか。
「小さい頃から競泳選手にしようと思って」とかってあると思うのですが、私はそういう風潮が正しいとは思っていませんし、嫌いなんですよね。
確かに、親が敷いたレールで成功した人もいると思いますし、そういった人は幸せだと思いますが、親が敷いたレールが間違っている時だってあるんですよね。
スポーツが好きでもないのに、いつまでもスポーツをやらせたりとか、絵が好きだと言っているのに、「絵じゃなくて、卓球をした方が良い」と言っている親はおかしいと思うのです。
ただ、かといって、選択肢を与えないのは違うと思うんですよね。子供は好きだと思ったりとか、自分が向いていると思った事に関してはやっていくものなんですよね。
だからこそ、選択肢はたくさん用意してあげた方が良いと思っているのです。例えば、プログラミングとかもそうですよね。
プログラミングを子供の頃からやっていれば、それだけで将来的に役に立ちますし、それで好きなのであれば、こんなに良い事はありませんよね。
私はプログラミングを始めたのが大学生の時だったので、これは自分の願望でもあるのです。
子供の将来は不安でしょうし、「こんな子供に育てたい」と思っている人だっていると思いますが、親が思った通りに育っていかないのが子供なんですよね。
だからこそ、子供の将来が心配だと思うのであれば、レールを敷くのではなく、たくさんの選択肢を用意してあげた方が良いと思っているのです。
その中から子供は自らの意思で進むべき道を選ぶものです。そっとしておけば良いのです。
お菓子と同じで、選択肢があれば、好きなものを自然と子供は選んでいくはずですから。
子供は信じてもらえて伸びるもの
結局はこれなんですよね。子供は信じてもらう事によって伸びていくと思っているのです。親としては子供の将来が心配になってしまうと、
「大丈夫なの?」と聞いてしまうものですよね。しかしながら、子供は信じてもらえる事によって伸びて行くと思うのです。
子供は自分の将来の事をきちんと考えているものですよ。このままじゃいけないという時でも、きちんと子供は考えているのです。
だからこそ、子供の将来が心配だという時でも、信じてあげてください。そうする事によって、子供は自信を持って自分の将来に向かって歩みを進める思いますし、
それが子供的にも一番楽だと思うんですよね。信じてもらえているという事がわかれば、後は自分が進むべき道を進むだけなのですから、
頑張る事が出来るんですよね。子供の将来が心配だという気持ちはわかりますが、信じてあげてください。
それを子供は一番望んでいるのです。
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