カフェでバイトを2年ほどしていました。
とても有名なチェーン店で、駅の真ん前にあったカフェだったので
いつもものすごく混んでいるカフェでした。たぶん1度はみなさんも行ったことがあるカフェだと思います。
とても忙しく、いつもバイトに行く前は少し気合いを入れないといけないようなバイトでした。
これからバイトをしようと考えている人へ、
カフェのバイトがどんな風にきついのか、ということを書いていきたいと思います。
実際にはおしゃれじゃないカフェバイト
まず、高校生大学生になるとなぜか選びがちなカフェのバイトなのですが、
これは多分女性の方が多いと思います。男性の場合にはコンビニとか居酒屋とかが多いのかな?
カフェで働きたいと思う人の多くが、「おしゃれなバイトがしたい」と思っているのではないかなと思うんですね。
しかし実際にカフェで働いてみると、仕事は全然おしゃれではありません。
そこに人間関係もあったりしてさらにきついと感じると思います。
ただどうしてもカフェで働きたいと思っているなら
おしゃれなカフェでも回転率が低そうな、忙しくなさそうなカフェを選ぶことをおすすめします。
回転率が高いカフェは本当にめまいがするほどきついです。働いている人はおしゃれで仕事ができる人も多いです。
しかし、実際に働いてみると、おしゃれに過ごすだけのバイトではない、ということに気が付くことになると思います。もう少し詳しく書いていきますね。
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忙しい時間帯のシフトに入れられがち
駅前のカフェは特にきついです。
朝は通勤前にモーニングを食べて行く人が多いですし、
カフェは基本的に1杯ドリンクを飲んで出ていく、という人が多いので回転率が良いんですね。
会社にコーヒー片手に出勤する人もいますから。そういう人はチェーンのカフェでコーヒーを買っていっているのです。
それが駅から近ければ近いほどいいです。
お昼と夕方のお茶の時間も忙しいですね。
そして、暇な時間ばかりをシフトに入れようと思ってもそれはできないことが多いです。
シフトを小刻みにできることはあまりなくて、
最低でも3時間くらいはシフトに入らなくてはいけません。
すると必ずどこかで忙しい時間に当たってしまうものです。完全に避けることはできません。
忙しい時間は周りで一緒に働いている人もぴりぴりしますし、自分も焦ると思うので、きついと感じやすいでしょう。
朝の時間帯等は、お客さんもピリピリしていたりします。朝の時間がない時に時間がかかってしまうと怒られてしまうことも。
覚えることが多すぎてきつい
カフェや飲食店あるあるなのですが、覚えることが山のようにあります。お客さんサイドからすれば、「カフェなんて簡単だろ」という感じですよね。
しかし、店員側は意外と大変なのです。
しかも、覚えてしまえば簡単なんだろうけど、
その色々覚えなくてはいけない大変な時期が「研修扱い」になるので時給が安かったりするんですね。
修行中はお給金が低いのです。
特に飲食店は時給が安いところが多いので、なかなかお金にもなりません。
研修期間が異様に長いバイトもあります。そういう策略なんですよね、きっと。
また、店が暇な時間もぼーっとしていればいい、というわけではなく、
仕込みをしたり、お金の計算をしたり、とやることが用意されていたりします。大変そうに見える深夜のコンビニとかの方が実は楽だったりするんじゃないかな?とすら思います。
つまりバイト時間は常にやることがあり、それだけ覚えることもたくさんある、ということです。
時間がきつい
カフェの場合は営業時間が長いところも多く、
早朝からかなり夜遅くまでやっているカフェもあります。
そういったところにうっかりシフトに入ってしまうととんでもなく時間がきつくなります。
短い時間で稼ぎやすいバイトではないですからね。
私がカフェでバイトをしていた時にオープン作業のシフトに入っていた時は
朝4時半起き、ということもありました。社員でもないのに、朝4時起きで出勤するなんてブラック企業で働くサラリーマンみたいですよね。
オープンが7時からだったので朝6時からオープン作業をしていたのです。2時間もかかるのです。
近場でバイトしていたとはいえ、朝起きるのはかなりきついと感じました。
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体力的にきつい
カフェのバイトってあまり重労働に見えないのですが
実は働いてみるとかなり重労働だったりするんですね。おしゃれな店員さんがおしゃれな飲み物をいれてくれる。
そういう側面だけを見てバイトに入る子も多いのですが、実際には割ときつかったりするのです。どのバイトにも言えることかもしれないんですけどね。
私は牛乳を一度に12本運ばなくてはいけなかったり
高いところや、逆に低すぎるところにものがあったりして、それをいちいちとっていて腰や膝が痛くなることもよくありました。(当時女子大生)
あとシフトの間中ずっと立ちっぱなし、というのも意外にきついものです。
働く前はそんな風に思わなかったのですが、意外とカフェのバイトって肉体労働なんですね。
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お客さんから絡まれることも
若い女性の場合は特に、カフェのバイトでお客さんから絡まれることも結構あります。
一緒に働いていたバイトの子は、近所のお店で働いている店員さんにストーカーのようなことをされていましたし、
若い女の子にだけ話しかける常連さんとかもいました。常連さんと言えば響きがいいのですが、変なお客さんだっているんですよね。
上の立場の男の人が常にシフトにいてくれればいいのですが、
そのカフェを回しているのが3〜4人、ということも多く、女性バイトしかいない時は少し不安に感じたこともありました。
接客業なのである程度仕方がないことだとは思いますが、
うまく対応することができない人はかなり戸惑うと思います。
ストーカー行為までいくとメンタル的にもきついですよね。職場であれば、まだ「セクハラ」で済むかもしれませんが、カフェの場合は「ストーカー」が怖いんです。
カフェでバイトをするということは「他の業種にはないリスク」があることも理解しておいた方が良いと思います。綺麗な人だけではありません。
「変な男に捕まりがちなんだよな」という実感があるような人は要注意かと。
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かしこくバイトをしよう
時間は有限です。
カフェのバイトは一度経験してみるのは良いし、オシャレなバイトだから憧れる気持ちはわかります。
でも、バイトを始めるのも辞めるのも結構労力がいるものです。
もっと賢い稼ぎ方は世の中にはたくさんありますから、
どうしてもカフェでバイトしたい、というのでないなら、もっとかしこいお金の稼ぎ方をした方が良いと思いますよ。
おしゃれな環境で働きたい、という気持ちはわかりますけどね。しかし、思っている以上に大変なバイトなんですよ、カフェバイトは。
クラウドワークス等ののクラウドソーシングもありますし、ブログ運営をすれば自分が遊んでいる間も広告収入が入ってきますからね。
同じように稼ぐのであれば、効率的にお金を生み出した方が良いじゃないですか。今は「バイトで稼ぐ」だけがお金の稼ぎ方ではないのです。
では今日はこのあたりで。