よく「友達が少ない」「友達から遊びの誘いを受けない」ということに悩んでいる人がいます。
しかし、友達の数が多いからその人の人生が充実しているか、というとそんなことはないと思うんですね。
最近はSNSを日常的にやっている人が多いので
たくさんの友達と写っている写真をアップしている人もよく見かけますが、
それを見て「羨ましい」と思ったら危険サインです。
人生は友達の人数で決まるわけではありません。
むしろ「友達なんていらない」くらいに思えた方が、楽しい人生を送ることができるでしょう。
友達の数は重要じゃない
友達がたくさんいる人はそれだけでリア充している、という風に思えるかもしれませんが
友達の数はさほど重要な事ではないと思います。
友達が何人もいても、自分が重大な悩みを抱えている時にそれを相談することができる人が友達にいなければ、
それはもしかすると本当の友達とは呼べない友達かもしれません。
むしろ友達の数が少ない人ほど、友達一人一人との関係を大切にしている人が多いように感じます。
自分の本当の悩みを相談できるような友達が一体何人いるのか。
これが大切なことなのであって、
一緒に遊びに行ったり、写真を撮ったりできる友達が何人いるのか、ということが重要なのではないのです。
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自分の評価を気にしない方がいい
たくさん友達がいる人のことが羨ましく感じてしまう人は、
他人の評価をものすごく気にする人なのです。
大勢ではしゃいでいる写真の中に自分が写っている、ということをステータスに感じるような人は危険です。
それは自分自身の力でもなんでもありません。
そこで集まっている仲間、つまり他人に自分の評価を委ねることになってしまいます。
別に大勢の人と何かをすることは難しいことでもありません。
何かしらのコミュニティに飛び込んで行動すればできなくはないことです。
それよりも自分の人生の価値を高めるのに大切なのは
自分がやりたいことをやれているのか、自分が楽しいと思える人生にできているのか、ということだと思います。
友達がたくさんいる人のことを羨んでいる人が、実際に友達がたくさんできて友達と何かをできるようになっても
自分の満たされない気持ちは変わらないように思うのです。
結局人生の価値は自分の行動で決まります。
どんな人と、どれだけ関わったか、ということは他人任せの要因ですよね。
それより、自分がどうするのか、ということに重きをおいてみてください。
関連記事:本当の友達の作り方とは何だろう?
友達は作るものではない
友達は決して作ろうとしてできるものではありません。
たくさんの人がいる中で生きていますから、もちろん人と相対した時に「自分と合う部分」を探していくことも簡単だと思います。
何かしら気が合う部分を他人に見つけるのは難しいことではないでしょう。
しかし、そうやって人と接していくことの目的が「自分の友達を作ること」になってしまうと
どうしても自分が窮屈に感じてしまうことが多くなってしまいます。
- 「どうして友達ができないんだ」
- 「どうして友達が少ないんだ」
- 「どうして誰も自分を誘ってくれないんだ」
それは自分や他人への文句になってしまい、自分のマイナスな感情を膨らます原因にもなってしまいます。
それよりも、
自分が好きなことや嫌いなことをしっかりと発信し、自分がどういう人間なのかということを人に伝えていく努力をした方が良いと思うんですね。
これが好きでこれが嫌いな人間です、というのがわかる人は実は日本社会の中ではあまりいません。
多くの人が空気を読むことを大事、とされる社会の中で生きてきているからです。
嫌いなことを押し殺して好きなように装ってしまう人が多いのです。
でも好きなこと嫌いなことをしっかり表現することができれば、それだけでその人の信頼度は上がるものだと思うんですね。
「この人は嘘をつかない人だ」と思ってもらうことができるでしょう。
だからこそ、友達を探す、のではなく友達に見つけてもらう努力をした方が友達は効率的に見つかると思います。
自分がどうしたいか、ということを表現することをまずは徹底してみてください。
そして「友達はいらない」くらいに思っておくことが大切です。
友達をたくさん作ろうとするとかえっていろんな人に合わせようとしてしまい自分がブレがちです。
多くの人に意見を合わせるために自分の意見がぶれるよりは
この人とは付き合わない、この人とは合わない、というようなことがあったとしても
自分の意見をしっかり持って、表現していくことが大切でしょう。
友達はいらない、くらいに思って自分をまず確立していくことにより
いつのまにか友達ができてくるものです。
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友達の人数にとらわれすぎず、自分の人生を充実させるために何ができるか、ということを考えてみてください。
自分の人生を充実したものにしてくれるのは友達ではありません。
自分自身です。
では今日はこのあたりで。