美容師の専門学校を出て美容師になる人って今もたくさんいるわけなんですよね。しかし、美容院って離職率が高い業界でもあるんですよね。
美容師になっても、辞めたいと思う人が多くいるのが美容師の業界なのです。ただ、一般の人からすると、美容師を辞めたい人の気持ちってわからないと思うんですよね。
そこで、今回は美容師を辞めたい人について書いていきたいと思います。
お客さんに面倒な人がいる
これはどこの美容師さんでも思っている事なのですが、美容師さんって基本的にお客さんんを選ぶ事が出来ないんですよね。
お客さんで「この人面倒だな」と思う人がいても、その人を我慢するしかない時だってあるんですよね。
ある程度のポジションまでいけば、
そういったお客さんを拒否する事も出来るかと思いますが、それまではじっと我慢しなければいけない時期があるんですよね。
そのため、面倒なお客さんがいると、どうしても美容師を辞めたいと思ってしまう人って多いんですよね。
特に女性とかだと、男性からセクハラ発言をされる事だってありますし、実際にそういったお客さんに悩んでいるという話をされた事もあるんですよね。
「そんな人いるの?」と思う人もいるかもしれませんが、お客さんなんて選べるものではありませんから、どうしても変な人が入ってくる可能性はあるわけなんですよね。
接客業に共通して言える事ですが、多くのお客さんを相手にするような職業をしていると、どうしても自分が嫌いだと思う人や苦手だと思う人と接する機会が多くなってきてしまうんですよね。
だからこそ、美容師を辞めたいと思う人って実際に多いのです。
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給料が少ない
これもありますよね。美容師さんの給料ってもちろんそのお店によっても違います。有名店だと給料が高い場合もあれば、
有名店であっても、給料は安いところだってありますし、様々なのですが、基本的には美容師の給料って少ないんですよね。
私も友人に美容師がいるのですが、実際の給料を聞いてみると、ギリギリ生活が出来るくらいという感じだったんですよね。
美容師は常に身につけるものはオシャレにしておく必要がありますし、身だしなみにも人よりお金をかけるんですよね。
しかし、それに見合った給料をもらえているのか?というと、そういうわけではないんですよね。美容師を辞めたいと思うのは、
こういった金銭的な部分が要因である事もあるんですよね。
ただ、これはもう構造的な問題だと思います。美容院って一人のお客さんに使う時間が長いんですよね。
ただ、だからといって客単価は高いわけでもありません。なぜか?それは美容院って基本的にどこの地域でも供給過多だからです。
供給過多だと、値下げ競争になってきてしまい、結果的には高い給料を従業員である美容師に払えない状況になってきてしまうんですよね。
だからこそ、美容師を辞めたいという人がたくさんいると思うのです。
肌荒れ
これもあるんですよね。美容師って資格があれば誰でもなれるものだと思っている人もいるかもしれませんが、
これって微妙な問題だと思うんですよね。美容師になりたいと思ってなってみたものの、お店が使うシャンプーや染髪材によっては手が荒れてしまう事があるのです。
そうなってきてしまうと、美容師を辞めたいと思ってしまう場合があるんですよね。ひどい人の場合は全身に症状が出て来てしまう事もあるんですよね。
そういった人は常にゴム手袋をつけてやっているという人もいるのですが、長期的に続けていくという人はあまりいないんですよね。
これに関しては身体的な問題なので、運があるとは思うのですが、美容師を辞めたいと思うきっかけにはなるんですよね。
逆に肌が強い人とかだと、全然肌荒れがしない人もいるんですよね。それくらい人によって違うものであるにも関わらず、
辞めたいと思う原因になってしまうものでもあるのです。
年齢が上がると辛くなってくる
これもあると思うんですよね。美容師って基本的に立ち仕事です。若い時であれば、まだそれも我慢する事が出来るのですが、
だんだん時が経ってくると立ち仕事であるという事がそもそも疲れてしまう場合があるんですよね。そうなってきてしまうと、
途中で「この仕事をずっと続けるのは無理かもしれないから、他の仕事を探そう」と思うようになるんですよね。
また、生活リズムに関してもそうですよね。美容師さんとかって、お昼をゆっくり食べる事が出来ない人がほどんどだと思いますし、
中には毎日毎日帰るのが遅いなんて人もたくさんいるでしょう。そういった生活リズムの乱れがあるとどうしても疲れてきてしまい、
美容師を辞めたいという人って出て来てしまうと思うんですよね。
実際、美容師という職業は楽な職業ではありません。クリエイティビティを必要とされる側面がある一方で肉体労働でもあるんですよね。
だからこそ、美容師を辞めたいという人がいる事は当然といえば当然なのです。
ただ、最近は転職をしようと思えば、大手であるリクルートエージェントから転職しても良いと思いますし、キャリコネで会社の口コミを見てから転職をしても良いわけですしね。
美容師を辞めたいと思うのであれば、別に他の環境に身を移してみても良いのです。