転職におすすめの業界って何だろうか?
大学や高校を出た後、サラリーマンとして働いているという人が日本においてはほとんどだと思いますし、このサイトを見ている人にもそういった方が多いとは思いますが、
仕事をしていると、転職を考える時ってあると思うんですよね。「この業界・会社で一生やっていくんだ」と思っていても、
実際にはそれが不可能な場合だってあるんですよね。しかし、転職をするのにも、おすすめの業界はどこなのか?という事を知ってから、
転職をしようと考えている人だっていると思うのです。
そこで今回は、私の独断と偏見で転職におすすめの業界について書いていきたいと思います。
そもそもどんな基準で選ぶのか?という事が大切
これは転職におすすめの業界を考える時に大切な事だと思うんですよね。勤務時間が短くて給料の良いホワイト企業に入りたいのか?
それとも、多少辛くても常に新しい事に挑戦出来るような環境で働きたいのか?という事によっても違ってくると思うんですよね。
転職におすすめの業界を知る時には、まずは自分の性格というものを理解する必要があると思うのです。私は前職は世間的な意味のホワイト企業で働いていたのですが、
働いていても、全然楽しくなかったんですよね。確かに、帰る時間は早いですし、給料も良かったのですが、
「なぜこの仕事をするのか?」という事を考えた時に、答えがなかったんですよね。仕事というものに多くの人は人生の多くの時間を費やすと思うんですよね。
週に5日程度はどんな人でも働いてるのではないでしょうか?だからこそ、仕事と自分の人生ってリンクしてしまう場合が多いんですよね。
つまり、ホワイトだから良いのか?というと、そういうわけでもないと思いますし、やりがちというものはどこかで大切になってくると思うんですよね。
ブラック企業に勤めている人とかだと、「次はホワイト企業であれば何でも良い」と考えると思うのですが、
それだけだと危険なんですよね。「ホワイト企業で良い」と最初は思っていても、だんだん勤務になれてくると、
自分の状況に満足出来なくなってしまう事があるのです。転職におすすめの業界を考える時には、まずは自分の性格をきちんと知る事が大切だと思いますし、
転職する時にはある程度の基準を作った方が良いと思うんですよね。
どんな業界には転職してはいけないのか?
ただ、これは考えるべきだと思うんですよね。転職におすすめの業界を考える時には、おすすめする事が出来ない業界について知る事が大切だと思っているのです。
では、どんな業界がダメなのか?というと、
- 市場規模が小さい業界
- 価格競争に陥りがちな業界
- ストック収入を作りにくい業界
これだと思うんですよね。では、順番に話していきましょう。
・市場規模が小さい業界
まずはこれなんですよね。転職におすすめする事が出来ない業界としてなぜ市場規模が小さい業界を挙げたのか?というと、
これって単純に業界全体のパイが小さいからなんですよね。例えば、大きな市場で言えば、住宅やIT等がりますよね。
自動車とかも市場規模としてはかなり大きいです。こういった市場規模の大きな業界に勤めると、それだけ会社の売り上げ額の天井が高いんですよね。
つまり、成長する事が出来る業界という事なのです。それに対して市場規模が小さい業界とかだと、いくら営業努力をしても、
いくら広告を出しても、どこかで頭打ちになってしまうわけなのです。転職におすすめの業界を考える時には、
こういった市場規模の小さい会社を除外するという事も大切な事だと思うのです。
・価格競争に陥りがちな業界
これも転職先としておすすめしない業界の特徴なんですよね。価格競争というものは資本主義社会においては必ず出てくるものなのですが、
価格競争に陥りがちで、その幅が極端な業界だと、どうしてもブラックな体質になりやすいんですよね。
例えば、
サイトの制作をする業界だと仮定しましょう。昔はサイトを制作するためのコストってとても高かったので、ネットバブルと呼ばれる時代には、
こういった会社が栄えていましたし、フリーランスのウェブデザイナーとかもかなりの金額を稼いでいたのですが、
グローバル化が進む現在においては、他国とも競争をしなければいけなくなってしまったんですよね。もちろん、優れたデザインを描けるデザイナーさんはいますし、
そういった方に頼みたいと思っている人もいるとは思うのですが、
グローバル化が進み、海外でクラウドソーシングサイトにおいてウェブ制作の仕事を受注する事が出来るようになった今を考えると、
価格は落ちてきて当たり前だと思うんですよね。価格競争に陥ってしまうのです。
・ストック収入を作りにくい業界
これも転職におすすめの業界を考える時には頭に入れておいた方が良い事だと思うんですよね。会社の儲け方にはたくさんの種類がありますが、
基本的にはフロー収入とストック収入があるんですよね。前者は工事の受託等を通じて1回の仕事につき1回のお金をもらうという形になりますが、
私はストック収入のような、定期的に月々入ってくるようなビジネスの方が安定していると思うんですよね。最初は大きなお金にならないようなビジネスだったとしても、
最終的にはストック収入を多く持っている企業が生き残っていくと思っているのです。
だからこそ、転職先としておすすめしない企業としてストック収入を作りづらい業界というものを挙げたのです。
個人的におすすめの業界
これは人によっても違うと思うのですが、私の個人的意見として転職におすすめの業界は実際にあるんですよね。
・IT業界
これは転職におすすめの業界として常に挙げているものなんですよね。ITの業界って昔はなかったのものだと思いますが、
これからの時代はIT系の企業がよりたくさん出てきて、IPOする企業だって増えてくる業界だと思うんですよね。
成長産業に転職するという事は実はとても大切な事で、リストラのリスクが低かったりとか、ブラック企業に当たる確率が低いという事実があるんですよね。
もちろん、全ての会社が良いというわけではありません。中にはブラック企業だってあります。しかし、ストック収入を作る事が出来、かつ成長産業である業界に転職する事の恩恵はあると思うんですよね。
・権利関係
これも転職におすすめの業界なんですよね。権利関係というと「?」となってしまうかのしれませんが、ここでは著作権等の業界を指しています。
著作権の会社というと、イメージが湧かないと思いますが、実際にそういった会社ってあるんですよね。音楽なら音楽、本なら本で著作権の会社というものが存在しているのです。
そういった会社だと、私の友人を見る限りでは、ホワイト企業が多いのです。転職におすすめの業界を調べる時には、
「ホワイト企業に転職したい」という人もたくさんいると思うので、プライベートをより充実させたいと思っているのであれば、
そういった業界に転職してみる事をおすすめしています。
自分がやりたい事をやろう
これは常々言っている事なのですが、転職におすすめの企業って確かにあるんですよね。しかし、おすすめの業界であっても、
その業界が自分の肌に合わないとストレスが溜まってしまう事だってあると思うのです。だからこそ、自分が好きな事が出来る会社に転職した方が良いと思うんですよね。
「グッドポイント診断の記事」でも書きましたが、
私の場合はグッドポイント診断の結果として「独創性・挑戦心」という性格だと診断されたので、自分で事業を進めていくか、
ベンチャーとかが向いているのかなあ、という感じです。「上司の言う事だけを聞いて淡々とこなしていく仕事」とかは向いていないですね。
業界的には「IT関係」が向いているのかな?と個人的には思います。逆に私の場合には「大手メーカーとかメガバンク」とかは合わないと思いますねえ。
昔は一人で転職をするとなれば、一人で全て考えなければいけなかったのですが、
今はリクルートエージェントを使えば、エージェントと共に未経験の業界への転職ができますし、転職先を一緒に探す事だって出来る時代なんですよね。
だからこそ、転職におすすめの業界、その他業界から自分の好きな事を探して転職してみれば良いと思うのです。