人生に悩む君へ

友達が少ないのって良い事だと思う

何故か日本社会では友達が多いことがとても良いことのような風潮があります。

 

そんな風潮の中で自分は友達が少ない、ということに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

 

しかし友達が少ない、というのは別に悪いことではないような気がするんです。

 

むしろ友達が無駄に多いよりも友達が少ない方が本当は人生を効率的に生きていくことができるのではないかとすら思うんですね。

 

世の中にはSNS映えのために友達をレンタルしていいね数を伸ばしたり、誕生日会の写真を撮ったり、なんていうビジネスもあるそうですが

本当は少ない友達と効率的に付き合っていく方がよっぽど精神的にも楽なのではないかと思います。

 

今回は友達が少ないメリットについて書いていきたいと思います。

 

無駄な時間を過ごさなくて済む

 

友達が多い人は必然的に友達からの誘いも多くなりますから、スケジュールが友達との約束で埋まりやすくなるでしょう。

 

しかし友達が多い人はその友達全員が心から気が合う相手、という訳ではなく、

多くの友達が表面的な友達だと思うんですね。

 

万人に好かれるというのは無理がありますから、多少なりとも気を遣って大人数の友達に合わせているところがきっとあるはずです。

 

しかし友達と遊んで時間を有効に活用できることって実は少ないんですね。

 

例えば社会人なら、友達と会うと大体会話のネタは

  • 仕事の愚痴
  • 恋愛相談

といったものくらいでしょう。

 

しかしこういった話というのは大体が結果が見えてくる生産的な話題ではなく、そのほとんどが「駄弁り」なわけです。

 

何かを解決するための話し合いなのではなく、ストレス発散に過ぎないんですね。

 

これもたまにはいいのかもしれませんが、人が多くなって何度も何度も頻繁にするようでは意味がありません。

 

そしてこれは「相手がこの人じゃなきゃいけない」というものでもないですよね。

 

結局相手の愚痴はどうでもよくて、自分が愚痴を吐き出したいだけの時もありますから、

話を聞いてくれる人なら誰でもいいようなところが少なからずあるわけです。

 

そういった場合はやはり多くの友達は必要ないでしょう。

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数少ない友達は本物の友達

 

友達の数が少なくなるというのはかなり必然的なものだと思います。

 

そもそも自分の意見がはっきりしている人の場合は、自分と本当に気が合う人は少ないはずなんですね。

 

世の中にはいろんな考え方の人がいますから当たり前です。

 

逆に「気の合う人がいっぱいいる」という人は絶対にどこかで自分の意見を曲げたりして他人に合わせることに慣れてしまっている人でしょう。

 

多くの人と気が合う、というのは本質的にはありえないことなのです。

 

そう考えれば友達の数が少ない、というのは当たり前のことであり、数少ない友達は本当に自分と気が合う友達と言えるでしょう。

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友達一人一人を大切にすることができる

 

友達の数が少なければ、一人一人の友達と会う頻度は上がると思います。

自分にとって数少ない友達ならより大切にすることができるでしょう。

 

友達の数が多いと、なかなか自分も忙しくなってしまい、友達にはたくさん会っていても

一人一人の単位で見ると頻繁には会うことができなくなってしまいます。

 

数少ない友達は自分と気が合う友達ですから、会う頻度が高くても自分も気を使わずに会うことができるでしょう。

 

そういった意味で友達が少ない人は友達一人一人を大切にすることができるのです。

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友達は数じゃない

 

友達100人できるかな、なんて歌がありますが、

本当に心を通わすことができる友達がその中に一人もいないならそれは本当の友達とは言えないですよね。

 

自分が本当に困った時や何かを相談したい時、頼れる相手が本当の友達と呼べる人だと思います。

 

しかし、多くの場合が友達の数の方にとらわれてしまって、

本当に相談できる人や安心して一緒に時間を過ごすことができる人を探そうという気持ちんにはならないようです。

 

たくさんの友達がいても、どの友達にも自分がピンチの時に助けを求めることができないような友達なら

それは本当の友達とは言えないのではないでしょうか?

 

友達を無理やり作らない方がいい

 

友達が少ない自分が恥ずかしかったり、もっと友達が多い方が「好かれている人」というイメージがあってかっこいいから

という理由で友達を無理やり作ろうとする人がいます。

 

しかし友達というのは自ら率先して作っていくものでもありません。

 

逆に「たくさんの友達が欲しい」という気持ちで動いていると、なかなか自分と気が合う人と巡り会うことができなかったりして

自分は人間関係をうまく作っていくことができない人間なんじゃないか、という風に思い悩むことすらあるかと思います。

 

友達は多い方が良い、というわけでは決してありません。

 

自分が本当に誰かに何かを伝えたいと思った時に、伝えられる相手が一人でもいればそれで良いのだと思います。

 

むしろ友達が少ない方が、自分の時間も、友達と一緒に過ごす時間も大切にすることができ

より充実した生活を送れると思います。

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では今日はこのあたりで。

ABOUT ME
佐藤まんぼう
職業:稼ぐニート(♀)。ごく小さなストレスでも与えてはいけない。ストレスに弱すぎて会社もバイトも辞めて稼げるニートになりました。