会社が辛いと思っている人って実はたくさんいると思うんですよね。その中でも、何が辛いのか?というと、
会社で怒鳴られる事だと思うのです。実際、会社で怒鳴られる経験をしている人って多いと思うんですよね。
自分のミスによる事もあると思いますし、その他の原因がある時もありますが、会社で怒鳴られるとそれだけで一週間くらいは暗い気持ちになってしまうと思うんですよね。
私なら1年くらいはお布団の中でYoutubeだけを見る生活を送りたくなってしまう。
でも、そもそも会社で怒鳴られる会社にいる必要なんてないと思うんですよね。
怒鳴る人はストレスが溜まっている人
会社で怒鳴られる時って、「自分がミスをしたからしょうがないんだ」と思ってしまうと思いますが、
本当にそうでしょうか?私は会社で怒鳴る人ってそもそもストレスが溜まっている人だと思っているんですよね。
サラリーマンとして働いてると、上司にもストレスが溜まってしまう事が多いわけなんですよね。
ほら、実は仕事のストレスが原因で鬱病になってしまうのって、会社で役職がついたくらいの時って言いますよね。実は上司だってストレスを抱えているんですよね。
部下ができたことによるストレスだったりとか、残業代がつかなくなったことによるストレスの場合もあると思うけど。
そんな時に、部下がミスをすると、そこでストレスを発散してしまいたくなる人もいるわけなんですよね。
まあ、言ってしまえば「サンドバッグ」のように怒るわけです。
普通に考えればわかる事でさ、同じ事をしても、怒鳴る人と怒鳴らない人っているじゃないですか?これってどう違うのか?というと、その人の人格とその時の精神状態だと思うんですよね。
怒られている私やあなただけのせいで怒られるわけではないのです。ここ重要よ。
つまり、会社で怒鳴られるとそれだけ落ち込んでしまう人は多いと思うのだけど、そこまで気にする必要はないと思いますし、
むしろ会社で怒鳴ってくる上司にも悪いところがあると思うんですよね。「この人はよっぽど不幸なんだろうな」と思ってやれば良いんですよ。
空腹時とかも危険ですよね。空腹時で、月曜日の夜とかになってくると、「おい!」と怒鳴る人がいるのは、それだけ「怒鳴る」という行為と「上司のメンタル状態」に密接な関係があるからです。
上司が怒る原因なんて実は「最近奥さんと上手くいっていないから」だったりするんですよね。そういうどうでも良い理由で怒鳴られることだってあるのです。
私が新卒で入社した通称、神経質先輩もね、月曜日の朝はまあ機嫌が悪くて面倒な人だったんですよ。本当に汚い言葉では言いたくないけど、吐き気がするほど嫌いでしたもんね。
月曜になると私が「おはようございます」と言った時、「もう少し大きな声を出しましょう」とか言ってくるんですよ。でも、普通に挨拶しているだけで、他の曜日では言われないんですよね。
自分の機嫌が悪いからって、こっちに当たるなよな、と本気で思ったよね。奥さんに隠れてタバコ吸ってるし、本当にダサイ人だったな。まだあの人働いてるんかな。笑
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我慢する事が本当に正しいのか?
会社で怒鳴られる事が日常になってくると、それが普通ではないか?と思ってしまうようになる事があるんですよね。
そして、そういった環境にいても、「自分が悪いんだ。我慢するしかないんだ」と思ってしまうものです。
確かに、我慢強いという事はある種、大切な事かもしれませんが、本当にそうなのかな?と思うんです。
我慢する事が正しいとされる国が日本ではあると思うんですよね。ただ、会社で怒鳴られる状況を我慢するという事はそれだけストレスが蓄積されていくという事でもあるわけです。
他の社員の前で怒鳴られて、プライドもズタズタ。「何この上司、ぶん殴ってやろうか?」くらいに思うよね……。まあ、上司を殴るのは絶対にやめておけよ、と伝えたい。でも書いたように、殴ってはいけないのだけど。
人間の心というものはそこまで頑丈に作られていません。身体的には「まだ大丈夫だ」と思える事でも、精神的にプレッシャーやストレスを考えると、
耐える事は、むしろ大きなダメージになるんですよね。だからこそ、私は会社で怒鳴られるような環境を我慢するべきではないと思っているのです。
ミスをした事は悪い事かもしれませんが、かといって会社で怒鳴られる事が正しいわけではありません。一緒にしないでよね。
そして、自分が会社で怒鳴られる事を我慢すれば、また新しい人にその矛先が行ってしまう可能性もあるんですよね。
「会社で怒鳴っても、大丈夫なんだ」と怒鳴ってきた本人が思ってしまうと、それを止める事が出来なくなってしまうです。
DVと同じですよ。気持ち悪い。
たとえ自分が精神的に我慢出来るものでも、他の人のためを考えれば、変えられると思う。
居酒屋等に代表されるブラック企業とかでもそうですよね。誰もがブラック企業を我慢するからこそ、ブラック企業が存続するのです。
この状況を変える事が出来るのって、実は不遇な自分だけなのです。
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環境を変える事を怖がってはいけない
会社で怒鳴られるような環境にいても、転職をしないのって「環境が変わるのが怖い」からだと思うのです。
人間はその時々の現状に固執してしまう生物です。まあ気持ちはわからなくはない。私だって前職を辞める時にはそれなりに悩んだし怖かったしね。
日本に生きる9割くらいの人たちは基本的にはレールの上で生きてきただろうから、やっぱりそこから1秒でも外れてしまうのが怖くて仕方がなかったりする。
しかし、現状を冷静に考えて、今の職場は健全でしょうか?
会社で怒鳴られる事が普通の会社で働く事が本当に正しいのでしょうか?これはそうではないと思っているんですよね。
今は、環境だって簡単に変える事が出来る時代です。転職先の会社がどんな会社なのか?会社で怒鳴られるような環境の会社なのか?
という事はキャリコネ等の企業の口コミサイトを見ればわかる事だと思いますし、自分の仕事における性格を診断してくれるグッドポイント診断で有名なリクナビネクストとかで、
性格を診断し、その結果から自分に本当に合っている企業に転職をする事だって可能。
会社で怒鳴られるという事は普通の事ではありませんし、それが普通だと思う必要なんてないんじゃないかな。私だったら嫌です。逃げ出します。
我慢する事は確かにかっこいい事だと思われているのですが、それで自分の身体が限界を迎えてしまっては、
生きている意味がないし、働く意味だってないんですよね。自分がいるべき場所は自分の目と感覚でしっかりと選択する必要があるのです。
まあ、私もその感覚が鈍くて、最初はどうしようもない会社に入ってしまったんですけどね……。サラリーマン生活を辞めたあの日。あたりを読んでもらえると……。
私の友人の中にも転職した人ってたくさんいるのですが、すべからく今の方が幸せそうにしています。一度そういった劣悪な環境で働くと、
次の転職では失敗しない確率の方が高くなるのではないでしょうか?
会社で怒鳴られるような環境で泣きながら我慢して、出社して……。それで誰が幸せになるのだろうか。
よく、「怒鳴られても怒鳴られても頑張ったんだ」みたいな美談が紹介されているけれど、我慢しなくても良いのよ。好きな我慢だったらすれば良いけど、好きじゃない我慢なんてするべきじゃない。
命がもったいないよ。ねえ。
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