勉強が得意な人とかだと、学習塾を開業しようと思う人も多いわけなんですよね。私の友人に東大出身の人がいるのですが、
彼は在学時から既に会社を作り、学習塾を開業していたんですよね。ただ、実際のところ学習塾の開業というものはどうなのでしょうか?
今回はそんな事について書いていきたいと思います。
マーケットを分析する事が大切
これは思う事なんですよね。学習塾を開業しようと思っているという自体はとても良い事だと思うのですが、
学習塾を開業するのであれば、まずは徹底的にマーケットを分析する事が大切になってくると思うんですよね。
・子供の数はどの程度いるのか?
これは最も大切な事ではないでしょうか?学習塾を開業する時には、子供がいなければどうしようもありませんよね。
子供の数って地域によって全然違うわけですし、そもそも日本は子供が少ない国の1つです。そんな時に学習塾を開業するという事であれば、
きちんと子供の数を把握している必要があるんですよね。
例えば、

参照:総務省統計局
総務省統計局の数字を使うと、沖縄県が最も子供の割合が大きい事がわかりますよね?全国平均から見て最も少ないが秋田県です。
子供の割合が少ないという事はそれだけ顧客が少ないという事でもあるんですよね。ここからさらに地域別の子供の割合を調べてみる等の調査をした方が良いわけなんですよね。
・学習塾の数を調べる
これも大切な事の1つだと思います。大手の学習塾とかが参入している場合も多く、いくら子供の数が多くても、
学習塾の数が多いとそれだけ競争は激しくなってきてしまい、経営が成り立たない場合もあるんですよね。
学習塾の開業を考える時には、どのくらいの子供の数がいて、それに対してどの程度の学習塾が存在しているのか?
という事を考えなければいけないのです。学習塾の開業というと、内容が良ければ絶対に生徒は来ると思ってしまうと思うのですが、
実際には既に通っている塾があると、そう簡単には鞍替えをしないのが人間というものです。きちんとしたマーケット調査をし、
最終的にどのくらいの生徒数が見込めるのか?という事を学習塾の開業を考える時には検討した方が良いのです。
・付近の学校の廃校、新設情報を調べる
これも大切な事だと思うんですよね。確かに子供のデータや学習塾のデータというものも大切なのですが、
それと同時に付近の学校の廃校や新設情報も調べた方がより精度は上がってくると思うんですよね。付近の学校で廃校になった学校があるのであれば、
これから先は子供の数が減ってしまうかもしれませんし、新設されるのであれば、また増える可能性だってあるんですよね。
学習塾の開業を考える時には付近の情報を調べる事だって大切な事だと思うのです。
ストック収入ではあると思う
これはあると思うんですよね。授業料とかって定額で月々入って来るじゃないですか?これってビジネスモデルとしてはとても良いと思うんですよね。
月々に決まった金額が入ってくれば、それだけ経営というものは楽になるものですし、継続的にビジネスを続ける事が出来る可能性が高いわけなんですよね。
また、学習塾とかって基本的にはすぐに塾を変えたりしないじゃないですか?ある程度は様子を見て、そこから親が最終的な判断を下すと思うんですよね。
そのため、「だめだからすぐに辞める」という事にはなりにくく、継続的にお金が入って来るわけです。こういった点では学習塾の起業って良いなとも思います。
今後は受験というものがどうなっていくのか不透明
これは言える事だと思うんですよね。
社会的に成功している人の中には大学を出ていなかったりとか、高校も行っていない人だっているんですよね。
つまり、学校というものは社会で生きていくためには不要になってしまう事もあると思うのです。私も大学を出ているのですが、
その時に「ここは社会に出てから大切な事を学べる場所ではない」と思いました。もちろん、学べる事もあるのですが、
それってオンラインでも学べる事が多かったわけなんですよね。学習塾の開業を考える時には、そもそも学校というものがどうなっているのか?
という事も考える必要性があると思うのです。これからはプログラミングが必須の科目にもなるので、分野だって変わっていくかもしれませんしね。
学習塾を開業する時には、今の時代とこれからの時代を考える事が大切なのです。