転職

仕事選びをする時に必ずチェックしなくてはいけないポイント

就職活動をする時、転職をする時、フリーランスや個人事業主として仕事を依頼され、そこから仕事を選ぶ立場になった時、

 

きっと多くの人が頭を悩ませるのが「仕事の選び方」だと思います。

 

仕事というのは人生のアイデンティティでもあり、

必要とされている自分、誰かのために何かができる自分を見つけられることによって、それが生きる喜びになるんだと思っています。

 

しかし逆をいえば、自分に合わない仕事を選んでしまった時、

人生そのものが自分にとって辛いものに感じてしまうほど、仕事が人生において占める割合というのは大きなものでしょう。

 

今回はそうならないためにも、自分が楽しんで仕事をするための仕事の選び方について書いていきたいと思います。

 

その仕事をして何が身につくか

 

まず仕事選びをする時は、その仕事が給料以外に何が得られるのか、ということについて考えましょう。

 

給料というのは一ヶ月働いて、その代わりに貰ったらそこで完結してしまうお金です。

 

例えば給料が20万円だとしたら、そこから1ヶ月生活するのにお金を使って、貯金できるのはせいぜい5万円前後でしょう。

それでは年間に60万円しかお金が貯まっていきません。

 

ボーナスを入れても100万円に届かないくらいでしょう。

 

そして仕事を辞めてしまえば、給料も入ってこず、最終的に手元に残るのがわずかな貯金のみ、という状況になってしまいます。

 

そこで考えたいのが「給料以外に何を得ることができる仕事なのか」という部分です。

 

例えばウェブマーケティング系の仕事を選べば、そこからマーケティングの知識を得ることができます。

いくつか資格を取得することもできるかもしれません。

 

そういった仕事は辞めてしまっても資格や知識が自分に残ります。

うまく営業することができればフリーランスとして会社のコンサル業をやったり、マーケティングの仕事をとれるようになるかもしれません。

 

そうすればその仕事を選んだ意味があると思うんですね。

 

給料以外に自分に何が残るのか、というところから考えて仕事選びをすれば

その仕事を辞めたあとの自分のことも考えることができるようになります。

 

これから多くの仕事がなくなっていくだろうこの時代では、

個人が稼ぐことができるようなスキルを身につけることは必須になってくるでしょう。

私の周りでは、最近「エンジニア」という職業を選択する人が増えてきました。これはなぜか?というと、「手に職がつく職業」を選択したいというニーズが高まって来ているからだと思っています。

仕事が選びの基準として、自らの「スキル向上」という側面を考える事は難しい事ではあると思います。今は「これから仕事がなくなるなんて考えられない」と思っている人の方が多いでしょう。

しかし、これからの時代では仕事選びには「スキルがつくのか?」という事を重視していく事が大切になってくると思うのです。

関連記事:これから仕事がどんどんなくなる中でどう生きるのか

 

その仕事内容に興味が持てるか

 

仕事選びをする時は多くの人が労働環境や給料の高さで仕事を選びがちです。

 

ただ、これをしてしまうと「給料はいいしとてもホワイトな会社だけれど、仕事内容がつまらない」という仕事に当たってしまう可能性がものすごく高いんですね。

 

もちろんそれを重視しているならそれで良いのですが、

仕事というのは楽しんでやれるものだし、楽しい仕事でないと長く続けるのは難しいと思います。

少し給料が安いくても、楽しんでできる仕事の方が良いと思いませんか?

仕事内容に少しでも興味がわくものなのか、というのは仕事選びをする上では大切な事だと思います。

 

仕事は我慢が大切、我慢するからこそ給料がもらえるんだ、と思っていたら、

その仕事はいつか誰かに取られてしまいますよ。

興味を持てる仕事なのか?という事を重視しないで、転職活動や就職活動をしている人って実はたくさんいると思っています。

 

私の周りでも、「何となく金融系」という人が多かったわけですからね。その経験からも思うのです。しかし、興味が持てない分野で働いていく事なんて辛いだけだと思うのです。

会社四季報を見て、「この分野なら給料も良いし、安定してそう」という理由で会社に所属しても、結局は辞めてしまう事の方が多いのです。

関連記事:給料のいい仕事って本当に良いの?

 

仕事がきちんと割に合っているか

 

もちろん仕事選びをする時に給料を考えることは大切です。

 

いくら好きな仕事だからといって割に合わない仕事をずっと引き受け続けていたらいつか必ず立ち行かなくなってしまう時がくるでしょう。

好きだからその仕事をする、というのにもリスクはあります。

 

仕事はいくらでもありますし、労働条件も雇用の数だけあるわけですから、

仕事内容に対してきちんとそれに見合う給料が支払われるのかどうか、ということはきちんと考えた方が良いでしょう。

 

もし現状で仕事の給料に不満がある、というなら新しい仕事を探してみるべきだと思います。

給料に不満が出てくるのって結婚する前くらいだと思うんですよね。「こんな給料じゃ結婚も出来ないよ」となり、転職をする人が私の周りにはたくさんいたのです。

しかしながら、きちんとした給料をもらえるような会社で働いた方が良いと思っていますし、どの程度の給料になるのか?という事は意外と簡単にわかったりするんですよね。

キャリコネを使うと、

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こういった感じで、どの程度の給料をもらう事が出来るのか?という数字が概算でわかるようになっていますし、きちんとこういった給与面は把握していった方が良いと思うのです。

仕事選びでチェックするべきポイントとして「給料の高さ」というものは絶対にあると思いますし、仕事の内容と同じようにきちんと把握するべきものだと思うのです。

関連記事:給料が上がらないと悩んでる人へ

 

その仕事が自分に向いているか

 

好きな仕事や興味がある仕事を選ぶべき、という話をしましたが、

仕事選びにおいてそれが明確に自分ではわかっていない、という人ももちろんいるでしょう。

 

また、何を基準にして選べばいいのかわからない、という人もいると思います。

そういう人はまずはグッドポイント診断で自分の強みについて診断してみるといいと思います。

 

設問に答えていくだけで自分の強みを客観的に診断してくれるサービスなので、

どんな仕事が自分に向いているかわからない、という人はこういった診断サービスで向いている仕事を調べるのが一番でしょう。

 

向いている仕事、というのはつまり自分にとって得意分野である仕事、ということです。

得意なことというのはそれないりに自分が成果を出すことができる仕事なはずなので

きっと好きになることができる可能性の高い仕事でしょう。

関連記事:仕事での強みと適職を「グッドポイント診断」で研究してみた。

 

仕事選びは多くの人が何を基準にしたらいいのか、何を優先したらいいのか、ということにものすごく悩んでいると思います。

本当にやりたい仕事か、

何か自分が成長できる仕事か、

きちんと見極めて楽しく、充実した仕事ができるように身長に仕事選びをしてください。

人生において「仕事」が占める割合ってとても大きなものです。だからこそ、精査するべきだと思うんですよね。

仕事が楽しいと人生も豊かになってくる事が多いと思っていますし、私の友人で「仕事が楽しいよ!」と言っている人は誰もが幸せそうな顔をしているのです。

それくらい大切なものだからこそ、「適切な仕事選びのチェックポイント」を持っておくべきなのです。

 

では今日はこのあたりで。

関連記事:転職時に言える自分の強みとは何だろう?

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佐藤まんぼう
職業:稼ぐニート(♀)。ごく小さなストレスでも与えてはいけない。ストレスに弱すぎて会社もバイトも辞めて稼げるニートになりました。