不動産投資をしている人であれば、わかると思うのですが、不動産からの収益が出てくると、節税について考える人って増えてくると思うんですよね。
特に法人とかで運用している会社であれば、法人税で半分くらいは持っていかれてしまうので、不動産投資をするなら節税をしたいと思っている人が多いのです。
では、どのような方法で節税をしたら良いのでしょうか?
今回はそんな事について書いていきたいと思います。
RCのマンション等を買う
これはあると思うんですよね。戸建とかだと、価格の多くの部分は建物ではなく、土地の値段だったりする事って多いんですよね。
しかし、そうなってくると減価償却の割合って少なくなってきてしまうんですよね。不動産投資を始めた頃には、
「とりあえず利益が出れば良い」と考えていた人でも、数年経つと、「あれ?利益が出てもきちんとした減価償却がないと、厳しくないか?」と感じる人が増えてくると思うんですよね。
RCマンションとかであれば、土地の値段よりも建物の値段が大きい事って結構あるんですよね。確かに戸建とかで買っている不動産投資家とかもいると思いますし、
そういった戦略で利益を出している人もたくさんいるとは思うのですが、不動産投資では節税をきちんと行っていくという事も、
最終的には大切になってきますし、キャッシュフローも改善されると思うんですよね。だからこそやってみた方が良いと思っているのです。
法人保険に入る
これも不動産投資で節税を考える時には大切な事だと思います。法人保険って種類はたくさんあるのですが、
返戻率が高い法人保険ってそこまで多く存在していないんですよね。でも、そういった保険に入り、返戻率が高いところで解約するという手段を取れば節税になるんですよね。
また、ここでもう1つ重要なのがどこまで損金に入れる事が出来るのか?という事を調べる事も大切なんですよね。
80%損金とか50%損金とかそういった事を調べる必要があるのです。
また、不動産投資の節税として法人保険をあげたのですが、これは将来的には売り上げとして戻ってくるわけなんですよね。
返戻率が例えば80%であったら、80%の売り上げがかえってくるわけなんですよね。その時にどう処理するのか?という事も大切な事になっているのです。
今は商品もたくさんあるので、選んでみると良いと思います。
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個人での節税も重視する
これも大切だと思うのです。例えば、法人で不動産投資をしている人でも、役員報酬として会社からお金をもらっていると思うんですよね。
法人税の方が所得税より高い事が一般的なので、そういう人が多いと思うのですが、その時に個人での節税をきちんとしているのか?という事が大切になってくるのです。
例えば、私としては確定拠出年金とかで節税してみるのもありだと思うんですよね。毎月決まった金額を積み立てる事で、
それが経費になるんですよね。私だけではなく、私の知り合いの社労士さんなんかも確定拠出年金を今年から始めていたんですよね。
不動産投資で節税をしたいという事であれば、個人の経費、利益というものも管理しておく必要があるのです。
また、減価償却がまだまだあるのであれば、配当でもらうというのも1つの手段だと思うんですよね。配当でもらえば、
選択するものにもありますが、20%の税率になるんですよね。こうなってくると、所得が高い人であれば、最高税率45%取られているので、
配当で出した方が特になるんですよね。また、これがホールディングス制とかにしていて、ある程度の株式を持っていると、
ほとんど損金になるので、こういった方法でも良いんですよね。不動産投資をしているのであれば、節税についてもきちんと学んでおく必要があるのです。
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税金を払う事は義務だけど、余計に払う必要はないのよね
という事で、今回は不動産投資における節税について書いてみたのですが、いかがだったでしょうか?
不動産投資をしていて、適切に売却をしていない方の場合、どこかでデッドラインがきてしまい、そこで初めて節税について考えるわけなんですよね。
しかし、そこからでも遅くはないと思いますし、適切に節税していく事によって、抑える事が出来るものってたくさんあるのです。
税金は払うべきものですが、余計に払う必要はないのです。
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