多くの女性が男性に尽くしたいという願望が潜在的にあるように感じます。
ただ、男性にとっては尽くす女というのは少々つまらない女性に映りがちなんですね。
女性からしたら、好きな相手には合わせたい、相手を喜ばせたい、という気持ちがあると思うんですが
男性は常に冒険とチャレンジを求めるものです。
そもそもが恋愛に求めるものが違うので、尽くす女はどうしても飽きられてしまうものなのです。
女性は女性目線でしか「相手が心地いいと思うこと」を想像できません。
今回は尽くす女がどうして男性に振られるのか、
男性と女性の考え方の違いについて言及しながら書いていきたいと思います。
男は相談に結論を求める
彼氏から何かを相談された時に、尽くす女というのはいつも彼のことを肯定しがちです。
しかし男性というのは誰かに何かを相談する時はそこに「結論」を求めています。男性は肯定だけを求めているわけではありません。
つまり相談する前と相談した後で「何かを得る」ことを目的としているのです。
対して女性の場合は、相談をする時は「同調」を求めます。
相談した相手が「うん、わかる!」と言ってくれることを求めていて、
自分と同じように感じる人がいることに安堵し、相談することに意義を見つけるんですね。仲間を見つけるような感覚と似ていますね。
「私と同じように考えてくれる人がいるんだ」という安心感を得たいのです。
しかし男性の場合は新しい提案や、自分の考えを否定されることを求めている場合が実は多いのです。
この場合、否定というのは悪い意味ではありません。
そういう考え方もあるのか、という発見です。新しい発見や物理的な意見を求めているのです。感情ではなく、論理的な回答を求めているのです。
つまり男性の場合は相談する前と相談した後で、何かが変わることを求めているんですね。
それが得られない場合は「その人にはもう相談するのはやめよう」と思うものなのです。
男性の方が合理主義なんですね。女性からすると、少しだけドライに映るのかもしれません。
だからこそ、尽くす女は最初は彼からいろんなことを相談されていても
のちのちはいつも「わかるよ」という言葉が返ってくるので、そのうち相談することすらしなくなり、
彼女のことを「新しいアイデアが生まれない人」という風に認識してしまうようになるのです。
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決断することの方が疲れる
尽くす女というのは基本的に相手の言ったことに頷くタイプの女性です。子犬のように、頷くだけです。
それはつまり、提案することを放棄していること、ということでもあります。
デートに行く場所や、今夜どこのお店で何を食べるか、
そういった小さなことも、尽くす女の場合は全て彼に決断を委ねる傾向があるんですね。
「何でもいいよ」というスタンスが多かったりするのも、実は尽くす女性だったりします。
一見逆らわずになんでも合わせることができる尽くす女というのはいい人に見えるかもしれません。
しかしそれは「何も考えていない」ということと同義です。考えること自体を放棄してしまっています。
そして、決断をする、ということはとても人を疲れさせる行為でもあるんですね。
さらに言えば、誰かと一緒に何かをするための決断をする、ということは
相手を満足させられないかもしれないというリスクを伴うものでもありますから、決断にさらにプレッシャーがかかります。
それを毎回男性に委ねていると、やはり男性としては疲れてしまうものなのです。
男性は彼女からの提案や新しい選択を常に求めているんです。女性は男性に対して常にリーダーシップを求めがちです。しかし、男性側も女性に対して多少なりとも決断や判断を求めているのだと思います。
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わがままを言われたいのが男
実は男性というのは女性からわがままを言われたいと思われているものです。何も言わない、何のわがままも言わない女性だけを好きになるわけではありません。
女性からするとわがままを言う女、というのは聞き分けがない女であり、男性から嫌われてしまう、と思われているでしょう。
しかし適度にわがままを言うことは大切です。
思い通りになる女性よりも思い通りにならない女性の方が、男性は飽きずに長く一緒にいることができるんですね。
思い通りになってしまう女性のことはどうしてもいろんなことが当たり前だと感じてしまうのです。
また、女性がわがままを言う、というのは男性に甘える行為でもあると思います。
相手がそれを許容してくれるだろう、という信頼関係から「甘える」という行動が生まれるはずなんですね。
つまり、「嫌われるのが怖い」という風に思っていたら相手に甘えることができないのです。
甘える、という行動は「相手が自分を好いてくれている」という信頼関係の元に生まれるものなのです。
だからこそ、甘えられる男性はそこに喜びを感じます。
全てを相手に任せて、相手に合わせ、自分は何のわがままも言わない。これでは、相手にとってあなたは無味無臭で無機質な人間になってしまいます。
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「YES」はつまらない
男性は常に新しいものに挑戦したいという冒険心があるものです。
保守的なものは好みません。草食系男子という言葉がありますが、男性の方が本質的には非保守的です。
なのでいつでも「YES」と言ってしまう尽くす女性にはすぐに飽きてしまうんですね。
なので「NO」を言う回数を増やしてみましょう。
そしてそれがどうして「NO」なのか。考えてみましょう。
新しい何かを提案することができる女性になれたら、男性にとってそれはきっと刺激的で面白い女性になるでしょう。
味のない女性になってしまうのは簡単なことですが、そうすると、どんな相手ともうまくいかなくなってしまいます。
尽くす能力だけが女性の魅力ではありません。
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尽くす女から脱する
尽くす女がなぜ男性から振られてしまうのか、ということについて書いてみました。
相手のことをいつも思って行動している尽くす女性というのはとても愛情深い人だと思います。
同性からすると、相手のことをいつも思って行動している女性は人気だったりしますよね。
でもほんの少し自分本位に生きてみることもまた相手を喜ばせる秘訣なんです。
ぜひ少しだけわがままになってみてください。個性のない人間には魅力がない、と判断されてしまうのは仕方がないことです。
女性だって、実は個性を持っていると思います。でも、それを出してしまうと、男性からの評価が下がってしまう。
そう判断して、尽くす女性になってしまっている人もいると思うのです。でも、少しくらいわがままに生きてみた方が人間臭くて魅力的ではないですか?
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では今日はこのあたりで。