コラム

ストレスで逆流性食道炎になった

心と体は繋がっています。憂鬱な気分な上になんだか体の調子もあんまりよくないなぁ〜、みたいなの、ありませんか?

心のダメージと体のダメージは必ず繋がっています。

 

自分の前向きさに自信のある人、特に気をつけてください。

経験者なんです。
私もそうだった。

真面目な人や、いつも明るい人ほど、自分で気づけない自分のストレスにとても弱いです。

体はサインを出しているから。ちゃんと気づいてあげてください。

 

実体験をもとに話しますね。

 

逆流性食道炎になった、その症状が辛い

 

逆流性食道炎。

私がストレスが原因でなった病気です。

 

知らないうちにストレスがかかっていて、とんでもなく悪化していました。

 

救急車にも何回かお世話になってしまいました。

 

もうお腹がキリキリ痛くてどうにもその場から動けなくなってしまって、唾を何度も飲み込んで、それでも痛くて脂汗もどんどん出てくる。

 

逆流性食道炎は通常は胃の中で消化のために分泌される胃酸が、食道の方へ逆流する病気です。

 

食道は胃酸を防御する壁がないのでただれて炎症を起こします。

 

それによって胸焼けや呑酸(どんさん:酸っぱい苦い汁が口のなかに広がる症状)が生じたり、

喉に違和感を感じたり、食べ物が食べにくくなったり、声がかすれたりするようになります。

 

ストレスと相まって私は大きな声が出なくなりました。特に喉に異常があったわけではないのですが。

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逆流性食道炎で救急車を呼んでもいい!

 

救急車呼ぶまでも、「別に死ぬような病気じゃないし」と思って結構我慢しちゃったりしました。

 

運ばれたうちの一回が、親友とおしゃれなカフェでご飯してる時だったんですよね。

こんな空間に救急車呼びつけてはいけない!」とか思って。

 

でもこれ間違いです。

救急車呼ぶ?って頭をかすめたら迷わずすぐ呼んじゃいましょ。

 

強がっても意味ないです。

体の中身なんて視えないんだから、そこで我慢して大変な病気だったりする可能性もありますからね。

 

「こんな小さなことで救急車呼んじゃいけないんじゃないか」なんて思わなくて大丈夫です。

 

その迷いの上救急車を呼ぶかどうかで、その後の結果が変わってくることもあります。

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逆流性食道炎を調べるために胃カメラ

 

運ばれて胃カメラして、初めて逆流性食道炎だったことがわかりました。その時確か18歳くらいだったんですが、


「これ10代の食道じゃない。ただれてぶよぶよ。」ってお医者さんに笑われたのは忘れられません。

胃カメラって怖いですよね。人間ドックで経験したことがある人ならわかると思いますが、どうしても「オエッ!」という感じがあります。

でも、胃カメラをしなければ、きちんと食道の状態や胃の状態を調べることができないのです。

慢性胃炎を併発している人もいますから、胃カメラをして、生検をする。これが大事じゃないかな、と思います。

逆流性食道炎に関しては、放っておくと、バレット食道炎というさらに上の段階まで進行してしまう可能性もありますから。

気をつける必要があります。

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無意識に感じているストレス

 

日本には我慢を美徳とする文化があったり、単純にふんばり時だったりでストレスをこんなのストレスじゃないって自分を無理やり納得させちゃってる人がいっぱいいます。私もそうでした…。

「こんな小さなことはストレスなんかじゃない」
「こんなことでくよくよしてられない」
「今頑張りどきだから」


そんな風に思って、ストレスをストレスだと受け止めずに流してしまおうとするんです。

でも体は違うんですね。ちゃんとストレスを素直に受けてます。騙しきれないのです。

 

だから、頑張らないでください。

 

体が参っちゃうまえに、ストレスを改善しましょう。まずストレスをちゃんと感じてください。

体も参って心も参ってしまうと綺麗なデッドスパイラルに突入します。

が憂鬱で体の調子が悪くなって、うまく体が動かないともっと憂鬱になってしまって、またお腹が痛くなってくる。

どんどん抜け出せなくなっていく仕組みになってます。

 

どうしても頑張らなきゃいけない時はストレスをきちんと感じた上で、今ストレスを受けているから体にダメージがきてもしょうがないと思ってください。

それはあなたが悪いことをしたからではありません。外部から悪さされているのです。

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胃腸の調子が悪い時の対処法

 

胃腸薬

 

病院に行けば必ず症状に合わせたお薬がもらえます。

もしその暇がなかったら薬局で売っているものでもいいので胃酸をブロックするお薬を飲んで。

H2ブロッカーと呼ばれるものですね。ガスター10が代表的な薬かな。

空腹の時間を長時間作らない

 

胃酸は溶かすものがないと自分の胃を傷つけてしまいます。

こまめに食べ物を食べるようにしてください。

 

私はクッキーとかチョコレートをいつも持ち歩いていました。ただ、チョコート等は胃酸の分泌を促進させる作用があったかと思います。

なので、できるだけ負担の少ないものが良いですね。こまめに食事を取ったりとか。

 

食べた後にすぐ寝ない

 

食事をしたあとすぐに横になってしまうと

姿勢が変わって胃酸の流れも逆流しやすくなるのでとてもよくないです。

 

寝る2~3時間前には食事を済ませてください。特に夜は危険です。夜は軽めの食事にして、胃を休ませる時間にしましょう。

 

胃の壁を守る

 

牛乳やお水をこまめに飲むこと。

胃酸に傷つけられるのをブロックできます。

 

刺激物である辛いものやコーヒーなどはあまり摂取しないように気をつけた方がいいです。私はカフェイン系のものはできるだけ飲まないようにしていました。

紅茶等も同じですね。

 

うつ伏せで寝ない

 

うつ伏せで寝ることによって、本来の位置とは異なる位置に胃がきてしまうので

態勢によっては胃酸が逆流しやすくなります。

うつ伏せや身体の右側を下にして寝ると逆流しやすいので、逆流性食道炎の人は気をつけてください。

枕も普段使っているものよりも高いものを選んでください。高さがね。

 

ストレスで逆流性食道炎になるまで頑張らなくて良い

 

何をやるにしても健康が第一です。

 

結局、自分っていう存在ありきでで何かができるわけですから。

自分の心身の健康が一番大切です。

 

心が病んでも、体が病んでも、やりたいことはうまくいきません。

いいアイデアも浮かばないってものです。

 

自分が逆流性食道炎になってみてはじめて気づいたことでした。

 

どうか気負いすぎないで。

意識的に自分を休ませてあげる時間を作ってあげてください。

 

あと睡眠も本当に大事だと思います。

短すぎる睡眠はホルモンバランスを崩すので。

 

長すぎず短すぎない自分にあった睡眠時間を見つけてください。人間の身体的には7時間30分が良いんですよね。

それを毎日しっかりとること。たったそれだけで気持ちがもっと安定しやすくなったりします。

 

すると自然と物事もうまくいくようになります。

 

今回は実体験をもとにお話してみました。

自分が結構しんどかったからこんな思いあんまりしてほしくないです。

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ABOUT ME
佐藤まんぼう
職業:稼ぐニート(♀)。ごく小さなストレスでも与えてはいけない。ストレスに弱すぎて会社もバイトも辞めて稼げるニートになりました。