最近、アントレプレナーシップの重要性について世間では叫ばれていると思うんですよね。アントレプレナーシップという言葉を知らないという人もいると思うので、
簡単に説明すると、
アントレプレナーシップ=起業して新しい事に挑戦していく精神
なんですよね。こういった精神性ってこれまではそこまで重視される事はなかったと思うのです。しかしながら、
これからの時代はアントレプレナーシップというものが重要になってくると思うんですよね。
アントレプレナーシップを育まない教育
今の日本を全体的に否定するつもりはありませんが、アントレプレナーシップのある人たちがあまり出てこない理由として、
そもそもの教育面があると思うんですよね。私たちは、初等教育から大学教育まで、周りと同じようにする事が正しいとされる教育をされてきたんですよね。
皆さんも、運動会とかで「とまれ〜!1、2!!!」という合図で行進した事があるという人が多いのではないでしょうか?
しかし、これって実は軍事教育の名残でもあると思うんですよね。そして、同調的な人間性を育む教育だったと思うのです。
もちろん、規律というものは組織においてはある程度必要なので、学校という組織、クラスというよりミクロな集団を掌握するためには、
楽な方法だったかもしれませんが、アントレプレナーシップを育む教育にはなっていなかったように思うのです。
周りと同じように同じような事をやっている事で良い成績がもらえたと思いますし、そこから逸脱すれば、
「おたくの息子さんは多少落ち着きのないところがあります。」という評価を先生が下してしまう事が多かったと思うんですよね。
しかし、アントレプレナーシップを持って、挑戦していくためには「他人と違う道でも信じて進む」という事が大切になってくると思うんですよね。
周りがどうこうという事とは関係なく、自分の意志によって動く事が大切なのです。そういった意味でいうと、
日本の学校教育はアントレプレナーシップを育むものにはなっていないと思うんですよね。そもそも、学校という組織に所属しなければいけない、
というところから問題はあるのですが、それでも学校が出来る事って実はあると思うんですよね。
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変化の時代に生まれた私たち
私たちはインターネットによって、あらゆる産業が変わる時代に生まれたと思っているのです。求人のあり方だって変わりましたし、
タクシーのあり方もuberによって変わりましたよね。これからの時代はより様々なものが変わって行く時代なのです。
だからこそ、そこでアントレプレナーシップが重要になってくると思うんですよね。既存の枠にとらわれる事なく、
熱意を持って、自分が「次はこんな時代にしていきたい」というビジョンを実現していく事が大切になってくるような時代だと思うのです。
皆さんの中にも、きっと小さなアントレプレナーシップってあると思うんですよね。「もしも自分に能力があれば、こんな事をしたい」というものが小さくてもあるのです。
そして、これからの時代はよりアントレプレナーシップを持って誰もが行動していく必要性があると思うんですよね。
大企業に入る事が出来れば安心・安全という時代は終わり、これからは大企業でもどんどん潰れて行くような時代に突入しているんですよね。
アントレプレナーシップを持った人がたくさんいれば、国際競争においても優位に立つ事ができますし、今後はそういった人が増えてくるのではないか?と思っていますが、
それでもまだまだ実際に挑戦する人って少ないと思うんですよね。アントレプレナーシップを持ち、努力をし、
そして時代を変えて行くという事がこれからは大切なのです。変化の時代に生まれたからこそ、旧態依然としているのではなく、
次の時代は自分が変えるのだという認識を持ち、行動する事によって変わってくると思うんですよね。
挑戦してみてダメなら辞めれば良い
これは思う事なんですよね。アントレプレナーシップがある人って基本的には失敗してもしょうがないと思っていると思うんですよね。
日本だと、失敗したら終わりだと思っている人が非常に多いと思いますし、
それを心配しているがあまり、挑戦する事ができない人もいると思うのですが、アントレプレナーシップを持って挑戦していく事で見えてくるものってたくさんあると思うんですよね。
失敗したらしたで、失敗から学ぶ事ってたくさんあると思いますし、どんな成功者でも失敗は経験しているものなんですよね。
世間やメディアが注目する事って成功したその内容だけなのですが、それまでには様々な変遷があるのです。
成功しなかった経験や失敗した経験ってジョブズにもゲイツにもあるんですよね。だからこそ、失敗を怖れずに、
アントレプレナーシップを持って努力していく事が大切だと思っているのです。
という事で、今回はアントレプレナーシップについて書いてみました。
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