人工知能というキーワードが最近、取り上げられる事が多くなってきたと思うんですよね。人工知能により、今ある仕事がなくなってしまうとか、
人工知能により、人間が高速で出来なかったものが出来るようになるなど、言われていると思うのですが、
実際、人工知能が変える未来とは何だろうか?と考察している人って実は少ないのではないか?と思うのです。
そこで、今回は人工知能が変える未来について書いていきたいと思います。
難しい処理ほど、得意な人工知能
人工知能というと、何でも出来ると思ってしまいがちですが、実は人工知能が出来る事って複雑な難しい処理であり、
簡単すぎる問題には不適だったりする場合も実際には多いんですよね。今回は主に機械学習を中心に話していくので、
またちょっと領域を考えると微妙なのですが、
とても簡単な作業、例えば「小籠包の焼く前のものを手で作る」という作業に関しては別に人工知能を使わなくても、
機械でプログラムを組めば出来る事なんですよね。こういったものは単純なロボットに任せてしまえば良いと思うのです。
先日も台湾に行ったのですが、台湾では人間が手で小籠包を包んでいるんですよね。これってロボットでも出来る仕事だったりするんですよね。
実際、こういった事が人工知能が普及している未来では変わっているのではないか?と思っているのです。
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何となくの感覚でやっていたものが人工知能により変わる
これはあると思うんですよね。人工知能が描く未来として、何となくの感覚でやっていた事を機械学習によって変えていく事って出来るわけなんですよね。
例えば、トンネルを掘る時には、「その地質がどんなものなのか?どの程度の硬さなのか?」という事を人の目で判断していたんですよね。
そういった技術って確かに熟練の技術者が必要なものですし、それはそれで凄い事ではあると思うのですが、
これって、人工知能で解決出来るものだったりするんですよね。地質や硬さを調べ、そこから適切な火薬の量を決める事が出来るようになるのです。
つまり、こういった職人的な感覚や技術ってこれからの時代は人工知能が代替するのではないか?そういった未来がくるのではないか?と思っているのです。

引用:http://www.ad-hzm.co.jp/info/2016/pre/20160920.html
こんな感じですよね。掘削技術というものも熟練の職人がいなければいけなかった時代からは変わってきてると思うんですよね。
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不動産の審査の形も変わってくる
これもあると思うんですよね。私が不動産関係にも携わっている関係上、どうしても考えるのが、不動産業界が人工知能が存在する未来ではどうなるのか?という事なんですよね。
私は、「人工知能の普及により、入居者の審査が正確に出来る」と思うんですよね。
もちろん、逮捕歴があったりとか、金融事故等を起こしていると、入居する事が難しいという事は皆さんもご存知かと思いますが、
それ以外にもよくあるのが、「この人は入居したら問題を起こしそうだからやめとく」といったものなんですよね。
今までは、こういったものって人が自分の感覚で選択してきたと思うんですよね。しかし、人工知能が普及する未来では、
言動や顔を機械学習させれば、「この人は入居したら危険、騒音にうるさい」といった事がわかるようになってくると思うんですよね。
皆さんも犯罪者によくある顔と、浮気をする人によくある顔をみた事がある人もいるのではないでしょうか?
精度が高くなってくるのはこれからだと思いますが、こういった事も不動産業界では起こるのではないか?と思っているのです。
人間の仕事はなくなっていくけど
人工知能が描く未来は、人間からすると、「仕事がなくて辛い未来」になってしまうかもしれませんが、結局、
人工知能が普及しても、それを開発する企業や人材って必要になってくるので、IT系の会社に多くの人がシフトしていくのではないか?
と思っているところもあるんですよね。
資産運用に関してもそうですよね。今はウェルスナビ に代表されるように、人工知能による資産運用が出てきているので、
これからはこういったお金のデザインに関しても、人間の力が不必要になってくるのです。
ただ、それでもやはりエンジニアというものは必要になってくると思うんですよね。人工知能が描く未来にもエンジニアというものは必要なのです。
だからこそ、私はテックアカデミー 等のオンラインでも良いので、プログラミングを学習する事をおすすめしているんですよね。
プログラミングを学習すれば、リクルートエージェントを使って未経験業界への転職も出来ますしね。

人工知能の未来において、どのようなポジションをとるのか?という事が大切になってくるのです。
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