ある程度大きな会社だと、どんな会社にも仕事をきちんとしない人というのがいるような気がします。
一緒に働くだけで気が削がれるような気持ちになるような人、
もしくは経営者の場合は「この人仕事辞めて欲しいな」くらいに思ってしまう人、いますよね。
そんな「仕事をしない人の共通点」が実はあるんです。
「忙しい」が口癖
「忙しい」という言葉が口癖の人は仕事をしない人です。
というのも、本当に忙しいだろう人というのは「忙しい」という言葉はあまり口にしないんですよねえ。
本当に忙しい人は時間を捻出することも上手。
そして忙しいアピールをすること自体が無駄だ、と思っている人が多いんですね。
つまり忙しいという言葉が口癖な人は忙しいアピールをして他人に仕事を任されないようにしている人であり、
忙しいことが何か偉いことであるかのように履き違えているように感じます。
実はそういう人ほど、まだまだ削れる時間もあるし余力のある人で
忙しいと感じているのは「時間を作ることが下手」だからなんですね。
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家に仕事を持ち帰る人
本当に仕事のできる人というのは「仕事の時間配分」や「スケジューリング」をするのもとても上手です。
そして決められた時間の中で目標の仕事を終わらせることができる人なんですね。
対して仕事をしない人というのは仕事場で仕事を終わらせることができず、仕事を家に持ち帰る人が多いです。
そういう人ほど「時間外労働」がどうのだとか、「残業手当」がどうのと文句を言う人なんです。
実際仕事場でする仕事を家に持ち帰ってもなかなか効率よく仕事をすることはできません。
ストイックな方でも、やはり家で仕事をするのは難しい、と言っている方が多いです。
本当に家の中で仕事のために使うだけの部屋や場所があれば話はまた変わってきますが,
基本的には仕事場でできなかった仕事というのは家ではもっとできないものです。
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電話が多い人
仕事で電話をすることが必須、という人もいるかと思いますが
やたら頻繁に電話をかけてくる人というのは実は仕事をしない人です。
というのも、電話の会話の中には「せっかく電話したんだからこういう話もしておこう」的な無駄な会話が絶対にあるんです。
- その時に聞いて欲しい話
- 儀礼的なもの
- 近況報告
などなど内容は様々ですが、「チャットやLINEだったら絶対に話さなかった内容」というのが必ず含まれているはずです。
チャットというのは文字起こしをするという労力がある程度かかりますから、一度思ったことを文章にするのに思考が要るんですね。
しかし、電話の場合は頭の中に浮かんだことをそのまま喋ることができる。
そうやって気がついたら当初の目的とはまったく異なる内容を電話で話していた、なんてこともよくあることで
電話をする、という行為自体相手の行動を束縛するものでもあり、実はとても非効率なことなんです。
だから電話をたくさんする人、というのは実質的に仕事をしない人なんです。
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打ち合わせが好きな人
固定の時間で打ち合わせをしたがる人は仕事をしない人です。
打ち合わせって終わってみると何も決まってない、なんてことがよくあるんですね。
その打ち合わせをするために場所や時間をとってある程度の労力を割いているのに、結果的に何も決まらない、ということもあるわけです。
それはその打ち合わせが状態化してしまっているから。
会社でもよく何も決まらない会議、みたいなものがありますよね。
多くの社員が船を漕いでいるような会議も見受けられます。
あれはかなり人件費の無駄遣いだと思います。
実は打ち合わせや会議、という名目がつくことによって何かしら仕事をしたような気になってしまうんですよね。
その時間こそ、何か仕事ができるはずなのに、実質的には仕事をしてないのと等しい、みたいな時間になってしまうわけです。
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サポートが好きな人
何を始めるにしてもサポートが付いているものを選びがちな人がいます。
少し高くても、いつでもサポートしてもらえた方がいい、と考える人ですね。
こういう人は仕事をしない、というより仕事ができない人である場合が多いです。
わからないことはサポートに聞けばいい、という甘えが最初からあるからです。
でもサポートを使うのって案外自分で解決するよりも時間がかかったりすることがあるんですよね。
今はわからないことはなんだってインターネットで調べることができる時代なのですから、
問題があったら自分で調べる、くらいの気概がないと仕事はやっていけません。
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仕事しない人とは関わらない方がいい
仕事をしない人の特徴についてまとめてみましたがいかがだったでしょうか?
仕事をしない人が近くにいるとどうしても一緒に仕事をしている人が辛い気持ちになることが多いと思います。私も仕事をしない人とは一緒にいたくないしね。
できれば距離を置いて、なるべく関わらないようにした方が良いでしょう。
どうしても仕事をしない人と仕事をしなくてはいけなくて辛い、というなら転職をしてしまう、というのも手だと思います。
転職すれば、必ず良い人と巡り会える、とは限らない。だからそこが難しい。難しい事は確かなのだけれど、仕事をしない人と一緒にいるよりは次の可能性にかけた方が良いんじゃない?と思うわけ。
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では今日はこのあたりで。