仕事にはそれぞれのスピードというものがあると思うんですよね。仕事が遅い人もいれば、仕事が早いと言う人だっているんですよね。
しかし、中にはそのどちらでもなく、上司が仕事をしないというパターンだってあるんですよね。
仕事が早いとか、遅いとかって場合であれば、改善の余地があるのですが、上司が仕事をしないという事であれば、これってただの怠惰なんですよね。
ただ、こういう上司が仕事をしないという事ってどこの会社でもあるんですよね。
どうしようもない……。でも、いるものなんですよ。テトリスやっている上司とか、ツイッター見ている上司とか、生活残業をしている上司とか……。
若い頃に頑張ったからという甘え
上司が仕事をしないという場合でも、その上司は最初から仕事しない上司だったわけではないんですよね。
最初は出来ないながらも仕事をしていた可愛い新卒だったかもしれませんし、もしかしたら仕事が出来る人だったかもしれないのです。
しかし、年次が上がってくると、「昔は頑張ったから、これからは若者の時代だ」と思うようになってしまうのですよ。
いやあ、これ本当にありますから……。50代、60代のおじさま方がね……。
もちろん、「若い時に頑張ったんだから、次はお前が頑張れ」みたいな考え方だってわかりますよ。
若い頃に頑張ったのであれば、次の後輩に頑張って欲しい、部下に頑張って欲しいと思う事だってあるんですよね。
私も言われたもんね。「私が君を教育するのは私が楽をするためなんだよ」と。サラリーマンとして働いていた私ですが、同時に自分の会社も持っていました。なので、「いや、違うから」と心の中で思ったよね。
上司が仕事しない理由として納得は出来ないと思うんですよね。なぜ上司が仕事をしないのか?という原因には、
もちろん、「過去に頑張った事がある」という事実が根拠にはなっていると思うのですが、
過去に頑張ったから上司は仕事をしないで良い、という事ではないはずです。上司は確かに過去に頑張った事があるのかもしれない。
でも、上司が仕事をしないようになると、部下が部下だけで仕事しなければいけなくなってしまうわけなんですよね。
最悪ですよ、これ。そもそも上司は株主でも何でもない労働契約を結んだ労働者なのですから。若い人に頑張ってもらって、自分は休みたいというのも変な話だと思いません?
上司が仕事をしない分を部下が補填しなければいけなくなってしまうんですよね。これって、部下からすると、非常に腹立たしい事だと思うんですよね。
「なんでこんなに頑張っているのに、あの上司は仕事をしないのか?」と疑問に思ってしまう事ってあると思うんですよね。
給料だって、頑張っている自分よりも怠惰な上司の方が高かったら、それは大きな不満に発展してしまう事だってありますよ。
年功序列が基本だしな……。
上司が仕事をしない心理として、若い頃に頑張ったという事実はあると思うのですが、会社組織としては、
間違った行為なのです。
部下がイライラするだけです……。うちの会社でも気をつけないとなあ……。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という言葉を上司の座右の銘にしてやろう。という記事でも書いたけど、上司になればなるほど、謙虚に仕事しないとね。
関連記事:飲み会で説教をする上司の心理
仕事に魅力を感じなくなっている
これも上司が仕事をしない原因になっていると思うんですよね。
入社して何年かは、やっている仕事に魅力を感じる事ってあるのですが、これも上司としての立場が確立されるような時期になってくると、
だんだんと変わってきてしまうわけなんですよね。仕事がマンネリ化してしまい、仕事に対する魅力というものを感じる事が出来なくなってしまう時ってあるわけですよ。ええ。
毎日、同じことをする。これって実は難しいことなんですよね。毎日毎日同じ工場で同じ作業をしていたら、
飽きるのは当然のことでしょう?毎日同じ取引先に行って、決まりきった仕事をすれば飽きるでしょう?
そういうものなんです。
だからこそ、上司が仕事をしないという状態になってしまうわけなんですよね。
人間は、同じような事をやっていると、疲れてきてしまうもの。そもそも人間って単純な労働に向いていないと思いますし、
同じような事を40年間もやる事って難しいと思うんですよね。65歳までせっせと同じことをするのはきついよ。
だからこそ、上司が仕事をしないという状態になるのは、普通の事なんですよ。人生100年時代なわけだしさ、これからの社会は複業を前提にしないと厳しいような気もするね。
理解したくないかもしれないけど……。
最初から「この仕事を天職にする」と思えるようなものを仕事にしない限りはどうしても上司は仕事をしない状態になってしまうわけなんですよね。
だからこそ、最初から「本当に好きなものだ」言えるような仕事をした方が良いと思っているんですよね。上司が仕事をしないという自体にならないためには、
最初の時点で選択を誤っている可能性があるわけなのです。
辞めようと思っている
上司が仕事をしない原因の1つとして、実は考えなければいけないのは、「実は辞めるつもりで働いている」という時なんですよね。
部下からしたらわからないかもしれないけど、中には辞めようと思っている人もいるだろうし、
既に転職活動を始めている上司だっていますから……。
こっそりと転職活動をしている上司だってそりゃいますよ。
上司でも、転職をしようとしていたり、起業をしようとしている事だってあるんですよね。
そういった上司だと、仕事をしない状態になってしまうわけなんですよね。
だって関係ないからね。辞める会社のことなんて「どうでも良い」と思うのが人間の性ですよ……。
もちろん、それは悪い事ではあるのですが、誰でもそうなってしまうものなんですよね。上司が仕事をしないという姿を見ると、
「あいつは何なんだ?会社でやっていく気があるのか?」と思っているかもしれませんが、会社を去ろうとしている人は、
どうしてもやる気がなくなってしまう傾向があるんですよ。だからこそ、これは部下としては放っておくしかない場合もあるんですよね。
辞めようと思っている人にいくら注意してもよくなる事なんてないんですよね。
みなさんが辞める時にも、きっと同じような状態になる人が多いんじゃないかな……。
「辞める直前まで全力で働く」なんて人がいたら尊敬するけど、そんな人は少ないものなんですよ。
上司が仕事をしない理由になってしまっていることがあるのです。
上司が仕事をしないとモチベーションが下がるのよね
上司が仕事をしない事って実際ありますよね。
しかも、「上司が仕事をしない」という事実が自分のモチベーションの低下にも繋がるわけなんですよ。だからこそ、本当に嫌なのであれば、別に辞めてしまっても良いと思うんですよ。
ちなみにサラリーマン生活を辞めたあの日。では私がサラリーマンを辞めた時の実体験も書いているのでぜひ。
まあさ、実際にはそういった上司が仕事をしないような人が多いような会社だって存在するんですよね。
働きアリと同じで、まあ2割程度は働かない上司がいるわけだけど、その割合が多い会社もあるんです……。
全ての会社が完璧なわけではないわけで、中にはとんでもない会社だってあるんですよ。私も、一人称「アタイ」の人に出会った時には震えました。
「アタイはね!」みたいな感じで話すんですよ。あれは人材系の会社でしたかね。こわいこわい。変な人が上司だったり、仕事をしない人が上司だったりすると、
自分のモチベーションが下がってしまう……。だから避けた方が良いんですよね。
上司だって全員がまともなわけではない。会社にもよるけど、仕事をしないで遊んでばかりの上司はいるものなのです。
それでいて給料が高い上司だっているものなんですよ。1000万円を超える賃金の上司だっているんですよ。
おそろしい……。
だからこそ、まあ上司が仕事をしない事が気になるのであれば、自分のモチベーションを維持したいのであれば、転職すれば良いのです。
転職後の年収が気になるのであれば、MIIDAS(ミーダス) を使えば良いですし、リクルートエージェント
等のエージェント転職も出来るんですよね。

自分に向いている仕事がわからないのであれば、リクナビネクストのグッドポイント診断を使って転職をすれば良いんですよね。
上司が仕事をしない事にイライラしているのであれば、転職という選択肢を選んでも良いのです。