人生に悩む君へ PR

幸せじゃなくてもいいじゃないか。

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

私たちは本当に幸せなのだろうか?そう問いかけるとほとんどひとが「まあ幸せなほうだと思う」と答えると思う。

でもそれは本当に幸せなのだろうか?私は疑問に思う。幸せじゃなくてはいけないようなそんな感覚がわれわれ日本人にはあるのではないだろうか?

幸せという悪魔に騙されていないだろうか。幸せを追い続けて、幸せに縛られて、いつか死ぬ時に、「ああ、あれはとんだ悪夢だった」と思わないのだろうか。

高い家や車に多くの時間を費やしてはいないだろうか?

 

私たちは生まれて来た瞬間から生きていくためのお金というものが必要になってくる。生まれた瞬間からお金が必要だから、こんなに面倒な存在はいないよね。

私もあなたも生きるためにお金を必要としているのです。昔であれば、物々交換の社会だから、米とか牛とかね。

そして私たちが必要とするお金は自分が社会に出て大人になったらより大きくなってくるのです。

会社に入って最初は20万円くらいの給料をもらって働き、20代後半で家をローンで買い、35年程度で支払っていく。

 

それが当たり前であり、家を持ち、車を持ち、良い会社にはいることが一番の幸せなことであると私たちは教えられてきた。

 

誰もそれを疑わなかった。幸せというものはそこに見えていたし、疑いようのない典型的な幸福が落ちていた。かのように見えた。

しかし、そのようなことを求めるために、私たちは何にも変えることのできない時間というものを投資してはいないだろうか?

例えば会社にはいって月々のローンを払う。つまり、これは家を買うために35年というあまりに多くの時間を使っている。

 

確かに、良い家に住んで土曜日はお洒落なレストランにいき、子供を良い大学にいれるということはある意味では幸福なことであるかもしれない。

SNSにでもその様子を投稿すれば、羨ましがる人はたくさんいるでしょうね。

しかし、私たちは有限の存在だということを忘れてはいないだろうか?

私たちはいつかは死んでしまうということを本当に理解しているのでしょうか?いつか死ぬから「人生という名の祭り」で踊り狂う。でも書いたけど、人間はいつか死ぬのよね。

関連記事:「自分は何者か?」を問い続けてきた人生だった。

 

時間が一番大切なもの

 

一日と言えば大したことのないようなもののように思ってしまう。しかし、もし今日がその最後の一日だったらどうだろうか?

どうしようもなく大切な一日だと考えるようにはなりませんか?少なくとも私は一日がとてもとても愛おしいです。

どんな高級車よりも時間が愛おしい。誰にも邪魔されない自分で使える自由な時間が好きです。

本来は家だってなんだって自分が幸せになるために買うものです。でも、その幸せを買うために私たちは多くの時間を使ってしまっているのです。

時間を消費して、幸せを買っている。違うかな?

そもそも、幸せってなんだろう?って考えるととても難しいと思います。実は幸せに中身なんてないからです。

お金みたいに掴めるものでも、ステーキみたいに食べられるものでもない。

毎日寝ることが幸せなひともいれば、アイスクリームを食べることが幸せだというひともいる。

しかし、私たちはひとつの強迫観念にとらわれていることに気がついているだろうか?

 

 

それは「周りと同じ幸せ」

 

周りが高い家を買っていればうらやましいと思い、周りが美味しいものを食べていたら妬ましく思う。

 

でもそんなことには本当は意味がないんですよ。

 

私は大学生の頃に父を亡くしました。突然死ですよ!

ある日突然大切なひとがいなくなってしまうってことはあるんです。それまで私は父のおかげでたくさんの美味しいものと快適な家に住むことが出来ていました。

 

しかし、そこからは結構大変でしたよ笑 父は自営業だったので銀行から借りているお金を毎日毎日働いて返していくような日常でした(その当時、私は大学生ですよ?

 

授業のある日は終わったら会社にいって働き、授業のない日はずっと会社で働いていました。サークルなんて全然いく暇ありませんでしたし、授業も取引先からの要望があれば退室していました。

 

そんな生活をずっとしていて思ったんですよ。結局は時間が大切だということを。

 

頑張ればお金って意外と返済出来るものです。私もたったひとりで2000万円ほど返してきました。

でもどうやっても命ってかえってこないんですよね。どんだけ頑張っても父が戻ってくることはありませんでした。つまり時間はかえってはこないということなんです。

 

たくさんのお金を返済したからこそ思ったのです。お金なんて紙切れでしかない、と。

 

あの時、もっと話せばよかったなとかって結局最後の瞬間に思うわけです。有限な時間を前に、人間が欲するものって実はあまり多くはありません。

 

多くのひとは「愛情」「友情」でしょう。

 

35年ローンを組んで買った家や高級な車なんて本当はなんの意味もないと思うのです。大切なひとと過ごした時間、誰かを幸せした時間、そういう根本的なものだけが最後に残るのです。

 

その他の対して大切ではない二次的なものなんてなんの意味もきっと持たないんですよ。

 

世間一般でいう幸せというものを追い求める必要なんてないのです。自分は自分の幸せを追い求めればいいのですよ。

 

私はいま、自分の時間を自分がやりたいことだけに費やしています。だから、毎日が怖いくらいに楽しいんですよ。

大切ではないもののためにあなたの大切な時間を使わないように、そして大切なモノや人を大切に出来るように願っています。

 

今回はとても真面目な記事になってしまいましたね!笑

 

ABOUT ME
まりも
まりもだよ(o'ー'o)ワーキングホリデービザでウィーン在住(2022年〜)の29歳。中高6年間男子校で生活。海外をふらふらしながらなんだかんだ生きています。応援は「アマゾン欲しいものリスト」からお願いします。