「俺ってサラリーマンに向いてないな……」なんて思うことありません?
会社に所属して働き、会社から給料をもらって、そのお金で生活をするという事が当たり前だと思っている人ってほとんどだと思うんですよね。
しかし、中にはサラリーマンに向いてないという人だっていると思うんですよね。皆さんの中にもサラリーマンをやりながらも、
「もしかしてサラリーマンは向いてないのでは?」と思っている人も多いのではないでしょうか?
私も同じです。サラリーマンに向いてなかった。
いや、向いてない、なんてものじゃない。拒否反応がでるくらい、無理だったんです。サラリーマンアレルギーだった。
でも、サラリーマンに向いてないのであれば、辞めてしまっても良いのです。
サラリーマンに向いてない人の特徴
サラリーマンに向いてないかも?と思う事ってあると思うんですけど、実際に自分が本当にサラリーマンに向いてないのか?
と考えると、わからなかったりすると思うんですよね。そこで、まずはサラリーマンに向いてない人の特徴を考えていきたいと思います。
これね、実は私のことでもあるんです……。だって、向いてないから辞めたんだもん。
朝早く出社したくない
サラリーマンとして働いていると、どうしても朝早くに出社しなくてはいけないような会社が多いわけなんですよね。
早い人であれば、朝の7時から遅い人でも10時には出社する必要があるところが多いと思うんですよね。フレックス制度等があっても、実際にはコアタイムというものがあるので、結果的には早めに出社しなくてはいけない状況になってしまうんですよね。
そして、これはサラリーマンに向いている人は当たり前にやっている事だと思うのです。しかし、こういった朝早くの出社が苦手だという人だっていると思うんですよね。
前日に飲んでいたりすると、次の日は遅めに行きたいですよね。風邪を引いている時には翌日は遅くに出社したいものなんですよね。
だって、人間だし、動物だから……。
しかし、これはサラリーマンには出来ない事なんですよ。だからこそ、朝早く出社したくないという人は、サラリーマンには向いてないわけなんですよね。
私も早起きをしている過程で、どんどん病んでいきましたから。目の前の景色がなぜか緑色に見えたもんね。
新人の時なんか最悪よね。事務所の鍵を開けるために1番早く行く必要がありましたから。出社するべき時間は9時でも、8時くらいから行かなければいけない、みたいな感じでしたよ。
自分の思った通りに仕事を進めたい
これもサラリーマンに向いてない人の特徴だと思いますね。サラリーマンをやっていると、集団の意見に自分が合わせなければいけないのは当然の事ですよね。
ベンチャー企業やスタートアップであれば、この限りではありませんが、基本的にはサラリーマンをやっていると集団の意見に自分が合わせる形で仕事を進めていかなければいけません。
個の意見よりも、団体としての意見。
自分で起業して、自分の会社を持っているのであれば、自分の好きなようにお金を使ってやりたい事をやっていく事が出来ますし、
あらゆる事を実現していく事が出来ると思うのです。だからこそ、自分の意見が強くて、自分の思った通りに事を進めたいという人はサラリーマンに向いてないと思うのです。
別にこういった特徴を持っているから悪いという事でもありませんし、むしろ良いところでもあると思うんですけどね。
私は自分の野心があったし、個性も強かったので、全然無理でした。「なんでこうしないんですか?」と提案しても、面倒だからなのか何も変えてくれない上司がただただ嫌だった。
「サラリーマンとして毎月固定の給料もらう」ということだけで満足しているあの頃の職場の人たちが嫌いで仕方がなかったのです。
1日8時間労働という縛りが嫌い
これもありますよね。1日に働く時間ってだいだいの会社が8時間労働だと思うんですよね。しかし、これが苦手だという人だっていると思うんですよね。
私も苦手でした。めちゃくちゃ嫌いでした……。会社の時計が液体窒素で凍っていたような気がしましたもん。
「え!?まだあれから1時間しか経過してないの?」と思ったものです。会社の時計ってさ、妖精かなんかが来て絶対いたずらしているよね……。それくらい動かないのよ。
サラリーマンに向いてない人は、8時間という労働区分が嫌いな場合もあるのです。確かに、これって考えるべき事だと思うんですよね。
本来は仕事が終われば、何をするでもなく帰ってしまえば良いと思うんですよ、仕事の実行速度でそれぞれ退社時間は違いますからね。
だからこそ、本当は時間で区切らなくても良いんですよね。もちろん、会社からすると、社員を管理するために時間制を取り入れる事が1番効率が良いですからね。
仕方のない事なのですが、こういった面でサラリーマンに向いてないと思う人もいると思うので、決まった時間働くという形が苦手という特徴を持っている人はサラリーマンに向いてないという事なんですよね。
年功序列制度への疑問
これもサラリーマンに向いてない人の特徴だと思いますね。
今の日本って結局は今もなお年功序列制度のもとに成り立っているわけなんですよね。勤続年数が長い人が偉いという概念を持ち、
実際も年齢や勤続年数が長い人が社内で上の立場という事が多いわけなんですよね。もちろん、これはこれで統治の仕組みとしては楽だと思います。
ただ、こういった事に疑問を持つ人だっているんですよね。サラリーマンに向いてない人だと「なんで年功序列で全てが決まるの?」と疑問に思ってしまう事だってあるわけなのです。
私も年功序列制度に関しては全然理解することができませんでした。20歳でも50歳でも仕事ができる人であれば、仕事ができる人であれば高い報酬をもらえば良いんですよ。
仕事をすればするだけ高い給料がもらえる。そう思えば、やる気だって出てくるしね。
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なぜサラリーマンに向いてないのに辞めないのか?
ここまで、サラリーマンに向いてない人の特徴というものについて書いてみましたが、それでもサラリーマンを辞めない人っているわけなんですよね。
いくら嫌だと思っていて、毎日毎日「なんでこんな事やらなきゃいけないんだ」といっていても、
実際に辞める人って少ないわけなんですよね。では、なぜ辞めないのか?というね。そんなところを書いてみるよ。
周りの目線が怖いから
サラリーマンに向いてないと思って、独立を考えたものの実際に独立するとなると反対する人が多いわけなんですよね。
「今の会社で十分でしょう?なぜ無理をするの?」と言ってくる人だっているわけなんですよね。だからこそ、周りの目線が怖くなってしまい、
サラリーマンに向いてないとわかっていながらも、独立する事が出来ないのです。私たちは周りの目線というものを気にしてしまう生物ではあります。
しかし、そんな事を気にしてもしょうがない。周りからの目線を気にして自分のやりたい事をやらないなんておかしいと思うのです、と私は思いました。
周りの目線よりも、自分の気持ち。これね、シンプルだけど、大切なことなんです。
起業をするのはそれはそれで怖い
サラリーマンに向いてないと思っている人はたくさんいると思いますが、実際にそういった人たちが全員起業するのか?というと、
決してそういうわけではないと思うんですよね。私の友人にも「俺はサラリーマンに向いてない」と言っている人ってたくさんいるのですが、
その人たちが起業するのか?というと、そういうわけではありません。多くの人はそのまま働き続ける事の方が多いのです。
サラリーマンに向いてないと思っていても、実際にはサラリーマンを辞めて起業するだけの覚悟を持つ事が難しい場合だってあるのです。
家族がいるから
これもサラリーマンに向いてないと思いながらも辞めない理由だと思うんですよね。家族がいると、家族を守るためにサラリーマンに向いてないと思いながらも、
仕事を続ける人が多いわけなんですよね。
家族のために働くという文化が日本は非常に強いと思うんですよね。特に地方に行けば行くほど、男が稼ぐという概念を持っている人が多い場合があると思います。
そうなってくると、サラリーマンに向いてないと思っても、嫁ブロックが入る事もあり、中々独立する事が出来ないわけなんですよね。
転職でも独立でもそうですが、パートナーというものは基本的に自分の環境の変化というものを拒んでしまう傾向があるんですよね。
今まで通りの生活をして、そのまま生きていきたいという気持ちを持っている事が多いのです。ただ、これもどうなのかな?と思うんですよね。
サラリーマンに向いてないと思いながらも、家族のために頑張るという事は確かにカッコイイ事ではあると思うんですよね。
ただ、それで精神的に辛くなってしまっては本末転倒だと思うわけです。
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辞める事が出来るのも大切な事だと思う
サラリーマンに向いてないと思うのであれば、辞めてしまって独立してみるという選択肢を選ぶのもありだと思うんですよね。
まあでも、「3年後に会社を辞めて独立する」ってほとんど詐欺だと思う。でも書いたけど、ほとんどの人は勇気が出なくて辞めないんですけどね。
サラリーマンは安定していると思っているかもしれませんが、今は大企業でも普通にリストラがあるような時代なんですよね。
だからこそ、結果的にはサラリーマンに向いてないと思ったら辞める事ができる事だって大切な事だと思っているのです。
これからは様々な仕事を1人でやっていったり、チームでやっていくような時代になってくると思うんですよね。
だからこそ、辞める事だって大切な事だと思うのです。また、サラリーマンに向いてないと思うのであれば、リクナビネクストが運営しているグッドポイント診断とかを使って、
自分の性格を診断してみるのもありだと思うんですよね。
そこから、「本当にサラリーマンに向いてないのか?」という事を考えみるのも1つの選択肢です。
サラリーマンに向いてないな、と思うなら、別に無理をする必要はないんですよ。私は「超」がつくほどに向いていませんでしたから……。
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