起業と経営

なぜ数十年経った会社は潰れるのか?

今現在、会社に所属している人の多くは「会社が潰れるなんてありえない」と思っていると思うんですよね。

 

「いや、そんな事ないよ。」という人だっているかと思いますが、会社が存続しないという事を想定しているのであれば、

 

35年ローンなんて組まないと思うんですよね。今後会社が潰れるという事を想定していないからこそ、資産価値を考えずに、

 

家を買うために借金をする事が出来るのです。しかし、会社って潰れるものなんですよね。起業した会社のほとんどが3年以内になくなってしまうと言いますが、

これって当たっていると思うんですよね。

 

本当はなくなってしまうものなのです。しかし、数十年やっている会社でも安心する事は出来ないわけなんですよね。

 

ある程度の期間成功をおさめてきた企業でも失敗してしまう企業なんていくらでもあるんですよね。なぜでしょうか?

 

 

上の世代が最新の情報に疎い

 

 

これはある事だと思うんですよね。

 

時代は変わっていくものです。昔はなかったインターネットというものが出てきて、コミュニケーションの形態もだんだんとIT化されてきましたよね。

 

 

最近では、instagramやtwitter等のSNSだって流行ってきているわけなんですよね。しかし、こういったものの運用の仕方や、新しい広告方法、技術について、

上の世代が知らないという状況になってしまうのが、数十年後だと思っているのです。だからこそ、会社は潰れるわけなんですよね。

 

会社だって個人と同じようにこれからは発信して行く必要性があるんですよね。昔みたいに、ホームページさえ作っていれば、

 

それだけ人が来るような時代ではないのです。

 

だからこそ、本当は最新の情報を仕入れて、最新のものを取り入れ、何が良いのか?という事を会社として判断していく必要性があるのです。

 

しかし、上の世代の人たちってこういった事をしないわけなんですよね。よくあるのが、

 

「IT関連の事には無知だからわからない」という人。

 

 

これっておかしいと思うんですよね。会社に所属している以上は、きちんと最新の情報を仕入れて、どういった戦略をとるべきなのか?

 

という事を学んでいかなければいけないのです。そういった事が出来ないと、結果的に会社って潰れるんですよね。

 

また、決定するのは、そういった新しい事に敏感な世代である20代ではないわけなんですよね。

 

そうなってくると、「わからないからやらない」という上の人たちの意向に沿って、話は進んでいってしまうわけなんですよ。

 

これってどうなのかな?と思うんですよね。若い世代の事はわからないとか、最新のものはわからないとい事って、

 

言い訳なのかな?と思ってしまう部分があるんですよね。これをもちろん分業というのであれば良いのでしょうが、

 

何かそういったものとも性質が違うような気がするんですよね。そもそも、会社に所属するという事自体に、疑問を持っている私からすると、

 

「自分で経営してみればわかる」という事なのですが、そうじゃないと、中々わからない事なんですかね。

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若手との間の深まる溝

 

 

こういったところから結局、会社って不協和音が出てきてしまうのかな?と思うんですよね。若手の話がわからないとかってよく言うじゃないですか?

 

そうやって、だんだんと若手・ベテランの間の溝は深まっていくばかりなのですが、

 

 

それでも、こういった状況って中々直らないわけなんですよね。こういった溝が深まって行くと、だんだんと車内の雰囲気だって悪くなってしまうわけです。

 

情報の共有や連携といったものだってなくなってきてしまいますからね。例えば、上司とカラオケに行った時とかに思うんですよね。

 

「今の世代の曲を全く知らない」と。

 

 

これって昔の曲が良かったから聞かないのではなく、「なんとなく面倒だから聞かない」という堕落でもあるように感じてしまうのです。

 

若い世代の曲だって最新のものを覚えたら、それだけで営業の際にも使う事が出来ますし、メリットしかないと思うんですよね。

 

そうやって、仕事を取っているという人だっているんですよね。実際、私の友人のトップ営業マンとかだと、カラオケにおいて相手が若い人であろうと、ベテランの人であろうと、

 

対応出来るように世代毎の歌を知っていたんですよね。それくらい大切なものだと思っているのです。

 

 

若手との間に深い溝が出来てしまうと、会社として成り立たなくなってしまい、それが結果的には会社が潰れるという事になってしまうわけなんですよね。

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時代はどんどん変わって行く

 

 

これもありますよね。時代というものはだんだんと変わって行くものなんですよね。起業してから数十年は業績が良かったとしても、

それから先もずっと良いとは限らないわけなんですよね。

 

 

先日も、知り合いのところで前時代的な事業をやっていた会社の工場が海外から撤退していたりしました。

 

それくらい、変わっていってしまうものなんですよね。だからこそ、時間が経てば会社が潰れる可能性が高くなる可能性自体は高くなっていってしまうわけなんですよね。

 

 

数十年経つと、その時に必要とされるサービスやモノって変わってきてしまうわけなんですよね。そのため、本来的には昔からある企業って生き残るのが非常に難しいのです。

 

ただ、たくさんの会社が潰れる中で、残って行く会社というものも存在するわけなんですよね。若手とベテランの垣根がなく、

 

誰もが努力をし続けるような会社であれば、存続し続ける事が出来るのです。

 

 

という事で、今回はなぜ数十年経った会社は潰れるのか?という事について書いてみました。

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まりも
まりもだよ(o'ー'o)ワーキングホリデービザでウィーン在住(2022年〜)の29歳。中高6年間男子校で生活。海外をふらふらしながらなんだかんだ生きています。応援は「アマゾン欲しいものリスト」からお願いします。