人間関係に疲れて、仕事が楽しくなくなり、仕事を退職しました。
多分人と一緒に働いていくことはこの先もずっと私にはできないだろう、と思って個人事業主として働き始めることにしました。
そこで始めたのがこのブログで、ブログを始めた頃は本当に全然稼げていなかったらから
クラウドワークスとかでライターなどの仕事もしていました。
さすがに仕事を辞めて全く収入がないところに、全然収益の上がっていかないブログだけでは心細かったので
前の仕事で貯めていた貯金を切り崩しつつ、空き時間にリフレッシュ的な意味も込めてクラウドワークスでライターしながら
残りの時間は全力でブログに注ぐ、って感じの働き方を1年くらいしていたんです。
その時はもう、本当に貧乏でした。
お金がないのは不幸せだな、と感じた
よく「お金がなくても愛情があれば幸せだ!」なんてロマンチックな言葉を目にすることがありますが
これには半分頷ける自分がいるものの、もう半分の自分が全力で首を横に振ります。
貯金を切り崩しながら生活をしていた頃、やっぱり惨めに感じたことがたくさんありました。
それまでおしゃれも大好きだったのに、洋服に頓着する暇もなくて、よれよれの服を毎日着ていたし
毎日の飲み物を買うのも「毎日120円のジュースを買っていたら一月で3600円…たっか!」ってなっていたんですよね。
どんだけお金ないんだ笑
気軽に自販機のジュースを選ぶことすらできない毎日はやっぱり我慢が多かったと思います。
「欲しい!」と思ったものがあっても「いや、これは今最優先ではない」と思ってしまうことが多かったですから。
飲食店に入っても、とにかく最初に見るのは値段。
なるべく一番安いものを選ぼう、と思っていました。
なるべく安いものを…
なるべくお金がかからないように…
と生活をするのはやっぱり不幸せなのだと思います。
そこに自分の選択権がありませんからね。
高いものも買える資金力はあるけど、高いものよりも安いものの方が自分の好みに合っているから、敢えて安い方を選ぶ、というのと
安いものしか選べない、というのは全く違うことなのだ、とこの時感じたのです。
誰かを幸せにするためにお金が必要だ
もちろん自分を幸せにするためにもお金が必要だ、とは思うんですけど
私は他人を幸せにするためにお金って必要だな、って思ったんです。
お金がなかった時に、ものすごく周りの人に助けてもらいました。
家族も「お金ないんだからいいよ」と言って、一緒に行動している時は交通費としてチャージ代を恵んでくれたり
付き合っている彼氏はうちにジュースをダンボールで注文して送ってくれたり笑
まだまだ稼げていないけど、それでも頑張って新しい仕事を伸ばしていこうとしている私に、手を差し伸べてくれる人がたくさん周りにいました。
その度にお金がない自分には何もできないな、と不甲斐ない気持ちになりました。
収入なんて不確かなものだから、もしかしたら家族がこの先突然職を失うことがあるかもしれない。
事業に大失敗してでっかい借金を背負うことがあるかもしれない。
そんな状況に大切な人が置かれたとしても、今の自分ではそれを助けてあげることができないな、と思ったのがとても歯がゆかったのです。
こんなにも私がお金がない生活をしている時に助けてもらっているのに…
そう思った時、「自分にとって大切な人のことを幸せにするためにお金が必要だ!」と強く感じたんです。
大切な人の誕生日とかさ、ちゃんと良い贈り物をしたいじゃないですか。
母の日とかにちゃんとお母さんにお花とかお菓子とか贈ってあげたいじゃないですか。
そしてそれを受け取ってくれた大切な人が幸せな気持ちになってくれたら、自分もまた幸せになると思うんですよね。
お金がなくても愛情をもらえたことで私は確かにメンタル的にめっちゃ救われたけど
お金がない時に手を差し伸べてもらったからこそ、お金の大切さをより強く意識することができるようになったのです。
イースタリンの幸福のパラドックスが示すように、お金が上がっていけば幸せになれるわけではありません。でも、ある一定レベルのお金は必要なんですよ。
お金は人を幸せにする力を持っているのです。
これからも稼ぐぞ!
そんな私は、今ブログと自分の事業でなんとか生計が立つようになりました。
いつもブログを読んでくださっている方には感謝ばかりです。
だって無駄な人間関係に悩まされずに働くことができているのはブログを読んでくれてるみなさんのおかげだからね!やったぜ!
今はちょっとずつ口座のお金も貯まるようになってきた。
お金がない時期を経験することによって、「自分が生活していくために必要な最低ラインの収入」もわかるようになったので
無駄遣いもしなくなりましたね。
お金がないことで誰もが不幸になるとは思わないけど
お金があるってやっぱり幸せだと思います。
お金があるだけじゃ幸せにはなれないんだけどね。
大切にしたい、何かをしてあげたいと思える優しい人に囲まれているからこそ、私にはお金が必要なのでしょう。
お金だけあっても幸せにしてあげたい人がいなかったら意味がないですからね。
そう気づくことができた、という意味でも、貧乏時代には意味があったと思います。
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では今日はこのあたりで。