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転勤族が子供に与える悪影響

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転勤の多い仕事に就いている人、いわゆる転勤族の人は、やはり心配になるのは転勤を繰り返すことによる子供への悪影響だと思います。

転勤族の子供は不安定になることも多く、親が転勤族であるがために子供の人格に大きな影響が出てしまうことが多々あります。

子供が大きくなった時には転勤族ではなく、どちらかが単身赴任をするような家庭もありますよね。

今回は転勤族の家庭の子供がどれほど悪影響を受けてしまうのか、ということについてお話してみたいと思います。

転校が多い子供の辛さ

転勤族の場合、それについていく子供は転校を繰り返すことになります。

まず、転校生、というだけで子供にはとても辛いことなんですね。

子供は残酷なもので、「異端」であることがすぐにいじめにつながってしまいます。

特に何も悪いことをしていないのに、転校生というだけでいじめに合ってしまうんです。

そもそもすでに人間関係が構築されていたコミュニティの中に一人で入っていかなくてはいけない、というその状況だけで子供には多大なストレスになるんです。

そして転校も頻度が高くなると子供も学習し始めてだんだんと深い関係の友達を作らないようになります。

どうせ転校してしまうからです。

だから転勤族の子供は浅く広くしか人と付き合えないような子供になってしまうんですね。

どうせ離れなくてはいけないなら最初から仲良くなっても意味がない、と思うようになってしまうんです。

環境適応能力はつきますが、自分の中で本当に辛い気持ちを相談できるような友達を作ることはできなくなってしまいます。

つまり子供が日常的にストレスを抱え込んでしまいやすい性格になってしまう、ということなんですね。

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環境が不安定な子供

転勤族の子供は常に環境が安定せず、不安定な生活の中で過ごしていかなくてはいけません。

子供は特に変化に弱いです。

環境が目まぐるしく変わることによって必ずストレスを感じてしまいます。

大人で言えばそれは仕事が高頻度で変わる、くらいのストレスです。

環境が変わることによって人間関係もかわりますし、毎日の生活スタイルも当然ながら変わります。

そんな中に子供のうちからさらされ続けると逆に環境に順応する努力をすることに疲れてしまって登校拒否になったり引きこもりになってしまったりする子供もいます。

長期間ストレスにさらされ続けてうつ病を発症してしまう子供もいるんですね。うつ病になるのは大人だけじゃないんです。

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子供の変化に気づきにくくなる

転勤族は子供に多大なストレスを与えるのに子供のストレスの溜まり具合に気づけなくなってしまっている人がとても多いです。

というのも、環境の変化が多いので子供は環境に順応しようとなんでもそつなくこなすようになっていってしまいます。

友達も多いように見えます。

しかしよく見てみると親友がいなかったり、一人で過ごしていることもたくさんあるんですね。

でも転勤族の場合はお父さんもお母さんも転勤で忙しくなってしまうので、それを邪魔しないように、と子供はどんどん自分の負の感情を押し殺すようになっていってしまうんです。

最近は夫婦共に高収入の「パワーカップル」なんて言葉が話題になっていますが、子供にとってはあまり嬉しい状況ではないんですよね。

そうすると余計に、親は子供の変化に気づけなくなってしまいます。

ストレス過多になると、子供が突然暴力的になってしまったりすることもあります。

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自分自身も不安定になる

転勤族は子供が環境の変化についていけずにうまく過ごせないと、そのせいで自分自身も不安定になってしまいます。

ただでさえ引っ越しに仕事が変わったり、と自分自身のストレスも多いのに、子供のことも心配が絶えないでしょう。

そうすると子供のストレスと自分自身のストレスとで悪循環が生まれてしまうんですね。デフレスパイラルのように。

転勤族であることが原因で家族が崩壊してしまう、ということだってありえます。

そんな事になったら悲しいよね。

特に転勤族の妻はどうしても旦那さんの転勤に付き合って振り回されることも多いでしょう。

なかなか転勤族だと仕事も続けられませんから、外で働くにしても選択肢が限られてしまうようなところもあると思います。

ただ、慣れない環境変化がある時こそ気分をリフレッシュするためにも仕事をした方がいいです。

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転勤のない仕事をしよう

転勤族の子供がどんな悪影響を受けるのか、というお話をしました。

子供に与える悪影響のことを考えると、家族のためには転勤のない仕事を選んだ方がいいと思います。

その方が自分の精神的にも楽でしょう。

例えばITやWEB業界の仕事だと、仕事自体がネット上で完結するので、転勤がほとんどない仕事だといえます。

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リクルートエージェント等であれば、様々な転職相談に乗ってくれるので、こういったところでエージェントに相談をするのもありですよね。

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今後は会社によっては自宅で仕事ができるようになっていくでしょう。

小さな子供がいる家庭なら、仕事が自宅でできるようになったらとてもいいと思うんです。

やはり子供は親とどれだけ一緒に時間を過ごせるか、というところでかなり変わってきますから。

転勤族で子供への悪影響を心配するなら、そもそも仕事を変えてしまう方が早いと思います。

親の収入が高いとか、親の地位が高いとか、そんなことは子供には関係ないんですよね。

子供は「お母さん、お父さんと一緒にいたい」という純粋な気持ちを持っているだけだったりするんですよ。

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佐藤まんぼう
職業:稼ぐニート(♀)。ごく小さなストレスでも与えてはいけない。ストレスに弱すぎて会社もバイトも辞めて稼げるニートになりました。