個人がポートフォリオ構築で考えるべき事。

法人だけではなく、個人でも自分のポートフォリオを構築して、資産を増やしたいと考えている人は多いのではないでしょうか?

「人生100年時代」が到来する将来において、考えなければいけないのは第一に「資産運用」です。しかしながら、個人でポートフォリオを組む場合には、

適切なポートフォリオを組む事が難しく、結果的に資産が減少してしまう場合もあるのです。

では、個人がポートフォリオを構築する時には何を考えるべきなのでしょうか?

 

今回は「個人のポートフォリオ」について書いていこうと思います。

 

金融ショックを想定してポートフォリオを作っていく

 

個人がポートフォリオを構築する場合においても、多くのヘッジファンドと同じように、リスクを最小限に抑える必要があります。

しかし、人間は市場が好調な時には、自分の資産をよりリスクの高い資産に変えてしまい、結果的に安全性が乏しいポートフォリオを構築するようになってしまう場合があるのです。

 

安全性に欠けるポートフォリオだったとしても、景気が良く、地政学的リスクがない状態が続けばそれでも良いでしょう。

しかし、もしも2008年のリーマンショックのような「金融ショック」が起きてしまった場合、これまで増やしてきた資産が大幅に減少する危険性があるのです。

 

リーマンショックの時の「みずほ銀行」を見てみると、みずほ銀行は2006年には1株あたり1000円程度だったのですが、

2010年には100円台になっています。それくらい金融ショックというものは大きな影響力を持つものなのです。

個人のポートフォリオを作る際には、誰もが知っている「銀行株」を買う人が非常に多い。これは私の周りでもそうですね。

もちろん、銀行株は景気上昇局面においては大幅な利益をもたらしてくれます。しかし、景気後退時にも過剰に反応し、資産を減少させてしまう可能性が高いのです。

大きく資産を増やしたいという気持ちはわかりますが、個人がポートフォリオを構築するにあたって最も大切な事は、

資産を増やす事ではなく、「資産を減らさない事」なのです。資産の安全性を保った上で、適切な利回りで運用していく事が大切だと思うのです。

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私の場合は「AGG」の割合を増やしていこうと思っている

 

私は法人として投資を行なっている投資会社を経営しております。ポートフォリオの構成としては現在のところ、「不動産」の割合が非常に多いような状態です。

 

だからこそ、今後は債券ETFの割合を増やしていこうかな、なんて思っています。不動産を個人のポートフォリオにいれると、

減価償却等を計上する事が出来るので、税金対策的にはおすすめする事が出来るものなのですが、不動産は流動性にかけると同時に、

今の利回りはバブル期程度まで上昇しており、今が「売り時」だと思っているのです。日銀の金融緩和により、多額の投資マネーが不動産に流れ込んできたからこそ、

 

現在の価格になっていると思うのですが、これも長くは続かないのです。個人のポートフォリオ構築の最適解は存在しませんし、

「このポートフォリオなら個人でも大丈夫だよ」なんて言えませんが、個人的にはベータ値の小さいAGGを増やしていこうと思っているのです。

債券のETFは年齢が高い人ほど活用した方が良い。でも紹介しているAGGですが、AGGは資産保全性に優れており、流動性の高いETFなので、

 

ある程度資産が増えた人にとっては有効な資産防衛手段だと思っているんですよね。ブラックロックやバンガードのものであれば、良いETFも多いので、

他のETFをオススメしている人もいるかと思いますが、個人のポートフォリオ構築を考えるのであれば、個人的には「AGG・BND」の比率を増やしていくのが良いんじゃないかな。

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自分の年齢を考慮する

 

個人のポートフォリオを構築する際には、自分の年齢を考える事も大切だと思います。若い時には、よりリスクの高い金融商品を選んだ方が良いと思いますが、

年齢が高くなってくると、リスクの方が大きくなってしまう事もあるため、安定した収入が入ってきて、元本割れリスクが出来る限り少ないポートフォリオにした方が良いのですよ。

 

私の場合はまだ若いので、私個人のポートフォリオを作る際には、リスクを取ってきました。だいたい5年間で2倍くらいにはなりましたね。

 

ただ、これから年を重ねていくにあたって、「少し運用方法を考え直した方が良いかもしれない」と思ったのです。投資マネーの蛇口がしまり、

 

暴落が今後10年の間に起こると思っているからです。今の価格はあまりにも高いし、個人の所得とかけ離れています。

投機筋主導の相場はどこかで崩れるものなのです。

ただ、そういう時に限って、市場参加者は楽観的です。「まだ大丈夫だろう」とか「これから先はもっと上がるはずだ」と思ってしまうものなんですよ。

怖いものです。

 

年齢や将来的な収益を考えた上で個人はポートフォリオを構築していくべきなのです。

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個人のポートフォリオ

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小さな会社の経営者・エンジニア。生きにくい今の世の中で、孤独を感じている人たちを繋ぐ居場所が作れたら良いな、と思って奮闘中。優しい社会を作ります。