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会社が社員旅行を行う目的とは?

会社勤めの人が頭を悩まされているものの中に社員旅行というものがあると思います。

 

昔は終身雇用が一般的で、

会社に勤めたらその会社で定年を迎えるまで働く、というのが普通のサラリーマンのワークスタイルでした。

 

しかし今は、会社と個人はかなりドライな関係になってきています。

 

職場の人とは仕事以外では会いたくない、と思っている人も多いでしょう。

 

それでも社員旅行ってなくならないですよね。

 

職場の人間関係が円滑で、そのコミュニティを好きな社員にとっては楽しいものだと思いますが、

社員旅行を楽しみにできていない社員も、断るに断れず参加することもあるでしょう。

 

では社員旅行はどうしてなくならないのでしょうか?

そして何の目的でやっているのでしょうか?

 

今回は会社経営側の目線で、社員旅行をやる目的について書いていきたいと思います。

 

節税対策

 

実は社員旅行をやる一番の目的は節税なんです。

 

  • 社員旅行の日程が4泊5日以内であること
  • 会社負担額が社員一人当たり10万円以下であること
  • 全従業員の50パーセント以上が参加していること

この条件が満たされていれば、

社員旅行で会社が負担するお金を社員の福利厚生と見なし、会社経費として計上することができるのです。

 

経費というのは単純に会社から出るお金、ということではなく

会社支出の中でも経費として計上することができるお金が多いと

会社の売り上げにかかってくる税金を節税することができる、ということです。

 

なぜかサラリーマンの人は「経費」と聞くと「イコール会社のお金」と思っているようですが

経費はそういうものではありません。

 

通常税金というのは「所得から経費を引いたお金」にかかってくるものなのです。

 

だからこそ、経費をたくさん使っておいた方が、

結果的には会社が払うお金が安くなるよね、という状態を作ることができる、ということです。

 

これが会社が社員旅行を行う一番の目的です。

 

もちろん社員側からしたら、行きたくもない社員旅行を会社が負担してくれて

強制参加にさせられるならありがた迷惑なんですけれどね。

関連記事:今時、社員旅行を強制するなんておかしいと思う理由。

 

社員の一体感を強める

 

これが一般的に多くの人が思っている社員旅行の目的ではないでしょうか。

 

もちろん社員同士のコミュニケーションを円滑にするため、というのもまた

社員旅行を行う目的の一つです。

 

ただ、これはあくまでもともと仲がよければ楽しいものであって、

もともと仲が良くない者同士での社員旅行だった場合は最悪ですよね。

 

会社で上の世代の人たちは、自分も嫌々ではあっても社員旅行に参加してきたという経緯があるので

若い世代にも同じ苦しみを味わわせたいという気持ちがあるのは確かだと思います。

 

だからこそ「行ってみたら楽しいだろうし、こういう交流の機会も大切だ」というようなことを言ってくると思うんですね。

 

しかし本当に嫌いな人や苦手な人が職場にいた場合、

その人と寝食を共にするなんてありえない話ですよね。

 

会社の社員旅行費用の負担も全額ではないところも今は多いですから

こうなってくると、「なぜ好きでもない人と一緒に旅行に行かなくてはいけなくて、さらにお金まで払わなくてはいけないのか」という気持ちになると思います。

 

今は転職理由の上位に「職場の人間関係が合わない」という理由がランクインしています。

 

そう考えると、職場で人間関係が円滑なところの方が珍しいでしょうから

社員旅行を楽しみにできる人なんてなかなかいないのではないでしょうか。

関連記事:職場の人間関係が最悪?早く辞めましょう。

 

人材育成

 

社員旅行の時は、部屋割りや班などが、実際の仕事のチームで組まれていることもよくあることです。

 

こうして仕事のチームで実際に生活も回してみて、

チームで動く、という感覚を社員に学んで欲しい、というのが社員旅行の目的の一つだったりします。

 

つまり社員旅行も立派な洗脳の一つ、ということですね。

 

チームで動けば、まとめる側の人間には責任感が、

また人の下で働いている社員にはより上司を尊重する心が芽生えるでしょう。

 

本心ではそんな気持ちがなくても、行動を共にする、ということはそういうことです。

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離職率の低下

 

社員旅行というのは思い出作りです。

 

社員同士でアクティビティをこなすことによって

仕事以外でのコミュニケーションを計り、それを思い出にすることができるんですね。

 

思い出に人は弱くて、

一緒に過ごす時間が長くなれば長くなるほど人はその環境に愛着が湧いてしまうものです。

 

するとなかなか会社を辞める、ということができなくなってしまうんです。

 

これが社員旅行をする目的です。

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社員旅行は会社都合のもの

 

ということで今回は社員旅行を会社が行う目的について話してみました。

 

社員旅行は実はきちんと目的があって行われているものなので

通例になっている会社ではなくなることはないでしょう。

 

しかし全て会社都合であって、それは社員のためではないのです。

 

社員の50パーセント以上が参加しないと経費として認められませんから、

もし周りに行きたくない人がたくさんいるのなら集団ストライキすれば旅行がなくなりますよ。

 

それくらい嫌な会社なら早く辞めてしまった方が良いと思いますが。

社員旅行なんて行きたくないなら行かなければ良い。断る事ができない、断り辛いのかもしれないけど、嫌なら逃げれば良い。

当たり前の事じゃないですか。

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では今日はこのあたりで。

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